2024年1月10日 21:00
ベボベ×グランジ遠山のトークコーナーも 『新春ベースボールちゃん祭り』オフィシャルレポート
堀之内は『龍が如く』シリーズにおける春日一番。『キル・ビル』のユマ・サーマンよろしく黄色のジャンプスーツに身を包んだ関根と、『七人のおたく』の内村光良を意識したカンフー風のセットアップを着用した小出は、“龍”というテーマが分岐してこうなったらしい。
この日のライブは遠山を交えたトークコーナーと、3人のメンバーがそれぞれ個人的に今演奏したい曲をセットリストに組んだライブコーナーが交互に行われるという趣向。普段からMCもライブの重要な要素を担っているバンドゆえに早速進行が押し気味になっていくなか、遠山に「そろそろやろう!」と促され、満を持してライブコーナーへ。セクション1は関根プロデュースの3曲が披露された。
「1曲目レアな曲で、エリート(コアファン)が喜ぶと思う。2曲目は1曲目を踏まえて、みんな、『うんうん』と喜んでくれるはず。3曲目はマネージャーにこれにすると言ったときに『お見事!』と言われた曲です(笑)」
2010年9月リリースの3.5枚目のアルバム『DETECTIVE BOYS』から1曲目の「BOYFRIEN℃」が始まると、イントロからオーディエンスが歓声を上げる。
間違いなくリリース当時とは比較にならないほどレベルアップしている盤石の演奏力、そのスリーピースバンドとしての背骨の太さを提示するようなアンサンブルが響く。