くらし情報『『仙厓ワールド』展、永青文庫で開幕 猫か虎か、当ててみろ!?  ゆるカワな禅画の世界をレポート 』

2022年5月30日 18:00

『仙厓ワールド』展、永青文庫で開幕 猫か虎か、当ててみろ!?  ゆるカワな禅画の世界をレポート 

40歳で福岡県福岡市の聖福寺の住職となる。住職を引退した62歳ころから本格的に書画に取り組み、その作風は大人気に。88歳でなくなるまで、筆を止めなかったという。
ゆるやかに、やさしく教えを説く仙厓の世界は、現代の私たちの目から見ても自由で奔放だ。

『仙厓ワールド』展、永青文庫で開幕 猫か虎か、当ててみろ!?  ゆるカワな禅画の世界をレポート 

左:仙厓義梵《猪頭和尚図》文政2年(1819)※展示期間:5/21~6/19中:仙厓義梵 《蜆子和尚図》 江戸時代後期(19世紀)※展示期間:5/21~6/19右:仙厓義梵 《百丈野鴨子図》江戸時代後期(19世紀)※展示期間:5/21~6/19いずれも永青文庫蔵
猪を捕まえて得意顔になっている《猪頭和尚図》や、エビや蜆を取ってうれしそうな《蜆子和尚図》など、シンプルな描き方ながら、印象に残る表情を描き出している。


『仙厓ワールド』展、永青文庫で開幕 猫か虎か、当ててみろ!?  ゆるカワな禅画の世界をレポート 

仙厓義梵 《猪頭和尚図》文政2年(1819)部分永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19
『仙厓ワールド』展、永青文庫で開幕 猫か虎か、当ててみろ!?  ゆるカワな禅画の世界をレポート 
仙厓義梵 《蜆子和尚図》 部分江戸時代後期(19世紀)永青文庫蔵※展示期間:5/21~6/19
だれもが恐ろしく、迫力ある構図とタッチを選択する《龍虎図》も、仙厓の手にかかればゆるキャラのようなたたずまいに。龍や虎は対峙する構図で描かれることが多いが、仙厓の描いた虎や龍は「我関せず」

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