くらし情報『『犬王』、「アヌシー国際アニメーション映画祭 2022」で大熱狂の上映 湯浅政明監督登壇イベントほか現地の様子をレポート』

2022年6月20日 14:15

『犬王』、「アヌシー国際アニメーション映画祭 2022」で大熱狂の上映 湯浅政明監督登壇イベントほか現地の様子をレポート

さらに湯浅監督は、映画業界を代表する監督が、若手アニメーターや学生向けに行う「MIFAキャンパスマスタークラス」の講義を担当するゴッドファーザーとして登場。湯浅監督がアニメーションを志したきっかけに始まり、『マインド・ゲーム』、『ピンポン』、『夜明け告げるルーのうた』、『犬王』などの作品で使われている手法について、実際の映像を見せながら解説した。

学生から「監督、脚本、絵コンテなどさまざまな領域を手掛けているが、一番得意なのは?」と問われると、監督は「それぞれの行程はそれぞれに楽しいので難しいが……。全体を切り盛りする調整が得意なのかもしれない。たとえば脚本で『こうしたい』と言ったことがさまざまな理由で実現できない場合、後の工程でどうそれを実現するか。脚本を書いている人、絵を描いている人、各パートに『何でこうなるんだ』と思う部分がある。それをどうにかする。ピンチを逆手にとって、寧ろより良い作品に繋げていくのがディレクターの仕事だと思っています」と回答。
「今日は優秀な学生が集まっているが、国際的なコラボなどの可能性はあるか?」と聞かれたのに対し、「言葉がそんなにできないハードルはあるが、できるだけいろんな人と仕事がしたい、力のある人と仕事がしたいと思っています」

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