『ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024』が開幕! 初日の高校生企画に、手塚眞監督、小田香監督が登壇
と語り、「80年代の学生監督たちが、プロの映画監督になって活躍できたのは、彼らが過去の作品を真似できたから。そこにオマージュを捧げて、自分なりに昇華していくということが、すごく大事なこと」と続けた。
小田監督は「独学でやってきた人の方が、基本的には長生きで、いまも映画をつくり続けている気がします。映画館で観る映画しかなかった時代の情報と熱に対して、さまざまなメディアで映像やイメージが溢れている今、映画だけをやろうと志している人の方が珍しいのではないか」と話す一方、今年のPFFに入選した監督にも、あまり映画を観ずに映画をつくる、新たな世代の監督が出現しており、「自分もマラソン的な鑑賞教育も受けてますが、でもそれだけが糸口じゃないとも感じます」と新たな可能性にも言及した。
『ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024』は、11月17日(日) まで開催中。最終日までに、全24名のゲストが来場予定。また、今回の映画祭では、18歳以下は全プログラム無料で鑑賞することができる。公式noteの 応募フォーム(https://note.com/piafilmfestival/n/n87fb2d9ace41)