くらし情報『約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかける『モダン・タイムス・イン・パリ 1925ー機械時代のアートとデザイン』12月16日より開催』

2023年11月27日 11:30

約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかける『モダン・タイムス・イン・パリ 1925ー機械時代のアートとデザイン』12月16日より開催

フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》 1920年、ポーラ美術館


ポーラ美術館では、2023年12月16日(土)より、『モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン』が開催される。「アール・デコ」が流行した1920-30年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間の関係をめぐる様相を紹介する展覧会だ。
1925年にパリで開催された「パリ現代産業装飾芸術国際博覧会」の名称に由来する「アール・デコ」とは、1920年代を代表する装飾スタイル。一世代前に流行った曲線を多用する「アール・ヌーヴォー」に対して、幾何学的な造形を特徴とした。この様式が生まれる背景には、工業化が進み航空機や自動車が普及するなかで、機械を新時代の象徴とした、第一次世界大戦後の機械時代(マシン・エイジ)の到来があげられる。その機能性が装飾と結びついて、フランスにアール・デコ様式をもたらした。
同展では、多面的なアール・デコの中でも特に「モダン」(現代的)な側面に注目。産業技術や都市の発達という視点から、装飾と機械が融合したさまざまなデザインや、そのアンチテーゼとして生み出された「ダダ」や「シュルレアリスム」の作品も紹介する。

また1923年(大正12)

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