くらし情報『李相日監督「思いのすべてを注ぎ込んだ」 長編デビュー飾ったPFFスカラシップ作品『BORDER LINE』を振り返る』

2022年7月18日 14:30

李相日監督「思いのすべてを注ぎ込んだ」 長編デビュー飾ったPFFスカラシップ作品『BORDER LINE』を振り返る

李相日監督「思いのすべてを注ぎ込んだ」 長編デビュー飾ったPFFスカラシップ作品『BORDER LINE』を振り返る


ぴあフィルムフェスティバルの映画製作プロジェクト「PFFスカラシップ」の新作2本『猫と塩、または砂糖』、『裸足で鳴らしてみせろ』の連続公開を記念し、これまでのPFFスカラシップ作品を振り返る特集上映「 35mmフィルムで蘇る! PFFスカラシップ傑作選」が渋谷・ユーロスペースで開催中。7月17日には、李相日監督が来場し、自身が手掛けた『BORDER LINE』(2002年/第12回PFFスカラシップ作品)について語るトークイベントを行った。

大学卒業後、日本映画学校の卒業制作として監督した『青~chong~』がPFFアワード2000で、グランプリを含む4賞を獲得した李監督。長編映画デビューを飾った『BORDER LINE』は実際に起きた事件をモチーフに、やる気のないタクシー運転手、事件の容疑者として自転車で逃走中の高校生、幹部に追われるチンピラ、夫のリストラや息子のいじめ問題に頭を悩ませる主婦らを通して、家族のあり方を問いかけるヒューマンドラマだ。

「自分の映画としてやりたいこと、考えていること、思いのすべてを注ぎ込んだ。非常に不器用で不格好な映画だなと思ったりしますけど、表現したいことの原点が詰まっていて、技術的に及ばない中で、思いの丈だけがはみ出ている」

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