永瀬廉オフィシャルインタビューが到着。『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は「不思議と前向きになれる映画」
ことあるごとに現場で僕らのところまで駆け寄ってきてくださって、「ここ、こうできる?」とか意見交換をさせてもらっていました。三木組のスタッフさんも誰もピリピリしていなかったですし、Netflixさんへのリスペクトも感じました。お互いがお互いを尊敬し合ってる感じが僕らにも伝わって来て、“チーム一丸”感が強かったです。みんなが「いい作品にしよう!」という空気でした。
──完成作をご覧になって、ご自身が出演されているにも関わらずかなり没入して観られたとおっしゃっていましたね。
大体どの作品も自分への反省点が気になってしまうのですが、この作品は珍しく素直に観られた気がします。もちろん反省点はありつつですが、気付いたら秋人と春奈に感情移入していました。ふたりのほっこりするシーンは、自然と頬がゆるんでいたりして。
「いいなぁ、こういう時期……」みたいな(笑)。物語全体として難しい考察とかはせず、素直にふたりの感情のままに観られる作品なので、視聴者にも届きやすいものなのかなと思います。
──ただ後半には驚きの仕掛けもあり、結末にも新鮮さがありました。
確かに僕も最初に脚本を読ませてもらった時は、「そっちなんだ!」