ソン・ジュンギ「ひと晩中チゲを食べ続けた」。『このろくでもない世界で』物語のカギとなる本編映像公開
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公開中の映画『このろくでもない世界で』より、本編映像が公開された。
裏社会で生きる男チゴンと、暴力が蔓延る町で貧困に喘ぐ18歳の少年ヨンギュが交錯したことで、運命が思わぬ方向へと走り出す様を描いた本作。裏社会の男・チゴンを『ヴィンチェンツォ』『ロ・ギワン』のソン・ジュンギ、18歳の少年・ヨンギュを映画初主演のホン・サビンが演じる。監督・脚本は、本作が初の長編となるキム・チャンフンが務めた。
公開されたのは、犯罪組織のリーダー・チゴンがヨンギュに手料理を振る舞い裏社会での生き方を教えていくシーン。映像は、普段は人を傷つけているであろうナイフを用い、手慣れた手つきで魚を捌くチゴンのシーンから始まる。手持ち無沙汰なヨンギュは、飲み物を用意しようと冷蔵庫から水を取り出すも思いとどまり、酒の瓶を手にする。その瓶のぶつかり合う音を聞いたチゴンから、「俺は飲まない。
奴らの酒だ。飲んでもいいぞ」と言われると、ヨンギュはそっと酒を元に戻す。
チゴンが作ってくれていたのは、メウンタンという韓国ではポピュラーな魚のチゲだった。