くらし情報『【ライブレポート】Anonymouz、初のホールライブ開催「皆さんからもらう以上の力を歌と音楽を通して届けていきたい……。」』

2022年2月1日 12:30

【ライブレポート】Anonymouz、初のホールライブ開催「皆さんからもらう以上の力を歌と音楽を通して届けていきたい……。」

【ライブレポート】Anonymouz、初のホールライブ開催「皆さんからもらう以上の力を歌と音楽を通して届けていきたい……。」


ここで、ステージの最前に置かれた椅子に座った彼女が、観客に向けて「たまにタメ口でしゃべっていいですか?」と問いかけると、了承の意味を表す大きな拍手が上がった。「普段、顔を隠しているし、投稿頻度も高くないので、もっともっと皆さんと近づきたいなと思ったので聞きました」と明かした後、ファンの呼び名のアンケートも実施。「バンドでもよくいう<ムーザー>、AからZから始まる世界中の皆さんが虜になる<AZ>、名前をつけるという意味での<ネーマー>」の中から、観客の拍手で<AZ(アズ)>に決定した。

中盤には彼女の知名度をあげるきっかけとなったイングリッシュカバーのメドレーも設けられた。ピアノとボーカルによる「水平線」(back number)、アコギのリフと観客のクラップが重なった「カタオモイ」(Aimer)、ピアノとボーカルにチェロが加わった「ドライフラワー」(優里)、サビで繰り返される英語歌詞が印象的な「もうええわ」(藤井風)、ピアノのパワフルなタッチとコンガがジャズサンバのビートを奏でる「夜に駆ける」(YOASOBI)。ミニマムからアンサンブルまで、さまざまなスタイルで演奏されたが、誰もが知るヒット曲だからこそ、彼女の翻訳の独自性と、日本語を歌う時のピュアで伸びやかな歌声とは違う、滑らかで張りと膨らみのある歌声の特性が際立つ時間だったように思う。

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