世界が燃え尽きるまで、笑え。衝撃作『ジョーカー』新予告が解禁
そんなある日、アーサーは大好きなトーク番組の司会者マーレイ(ロバート・デ・二—ロ)が番組で自分を紹介してくれる瞬間に立ち会い、満面の笑みを浮かべる。しかし、その笑顔はわずか一瞬。結果として彼はさらに追いつめられ、ピエロのメイクを施して“ジョーカー”に変化していく。
映像の後半には、アーサー=ジョーカーだけでなく、ピエロのマスクをして暴徒化した市民が街を破壊し、火をつける衝撃的な場面も登場。これまでもジョーカーは単独で行動するだけでなく、彼を支持する暴徒を時に味方につけて悪事を働いてきたが、新作でも彼が人々を動かし、街を混乱に陥れる場面が描かれるようだ。
予測不可能で、底知れぬ悪意を持ち、しかし誰もが惹かれてしまうカリスマ=ジョーカーは俳優にとって魅力的だが、演じるのは極めて難しい役どころ。しかし、ホアキン・フェニックスは見事にジョーカーを演じきっているようで、本作が世界初上映されるヴェネツィア国際映画祭のキャメロン・ベイリーは「ホアキン・フェニックスによるキャリア史上最高の演技」とその演技を絶賛。この秋、多くの観客が恐ろしいのに惹かれてしまう、衝撃的なのに心に“深く刺さる”体験をすることになりそうだ。
『ジョーカー』
10月4日(金) 全国ロードショー