くらし情報『彩風咲奈が関わるものみな善人に変える主人公に 雪組が3年ぶりに挑む日本物の時代劇、東京公演が開幕』

2022年5月11日 07:00

彩風咲奈が関わるものみな善人に変える主人公に 雪組が3年ぶりに挑む日本物の時代劇、東京公演が開幕

宝塚歌劇団雪組 大江戸スクランブル 『夢介千両みやげ』ポスター


宝塚歌劇団雪組の『夢介千両みやげ』と『Sensational!』の東京公演が、5月11日(水)、有楽町の東京宝塚劇場で幕を開ける。5月7日開幕予定だったが、公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたため開幕が延期されていた公演だ。

前半の芝居、大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』は、「桃太郎侍」などで知られる山手樹一郎の同名小説を舞台化したもので、脚本・演出は、『壬生義士伝』以来3年ぶりに雪組の作品を担当する石田昌也。観客の涙を誘った前作とはガラッと変わり、江戸の明るい人情ドラマになっている。

雪組トップスター彩風咲奈が演じる主人公の夢介は、小田原の裕福な庄屋の息子で、“通人”となるため、父親から千両を渡されて江戸に道楽修行に出かけるという、なんとも羨ましい、まさに夢のような話だが、優しく人の好い夢介と係わった人物は、彼に影響されてみんな善人になっていく。誰もが不安を抱えるこんな時代だからこそ、逆に楽しめる物語かもしれない。

夢介を巡る人々には、まずトップ娘役の朝月希和が演じるスリの“オランダお銀。夢介に一目惚れして、押しかけ女房になる。
そして、夢介に遊びを教える飛脚問屋伊勢屋の放蕩息子総太郎に朝美絢、お銀の弟分のようなスリの少年三太は、宙組から組替えしてきた和希そら、チンピラの船頭悪七には、この公演で退団が決まっている綾凰華、夢介の人柄に惚れ込む遊び人の金の字に縣千、夢介を心配して上京する爺やの嘉平に、専科のベテラン汝鳥伶など。

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