2021年7月26日 12:00
伝説のアルバム「宇宙船地球号」完全再現配信ライブを開催
あの頃は本当にアナログな時代で。樋口さんがカウントを入れて、みんなで音を出すっていうスタイルで全ての曲がレコーディングされました」(影山)
影山の言葉を中心に3人は“5人で力を合わせて作った手作りのアルバムだった”と、当時を振り返った。そして、この『宇宙船地球号』が、これからも自分達のターニングポイントであることは間違いないと語ったのだった。その言葉は、当時から彼らを支えて来たファン達にとっても、ここでこのアルバムに出逢うことになった新たなリスナーにとっても、心に深く刻まれる一言になったであろうと感じた。
「今日の様な機会を持てたことを嬉しく思います。そして、この企画を作ってくれたタッカン(高崎)に感謝します」(影山)
41年。残念ながら樋口と田中の姿はそこには無く、当時のままでは無いが、影山、高崎、井上と、当時を知るファン達が、未来を向いて集まれている今という奇跡を、改めて嬉しく思った。
そんなMC明けに届けられたのは、「僕らの国でも」。
“当時このアルバムを作っていたとき、ヨーロッパで戦争が起こっていた時でもあって、たくさんの人たちが亡くなったり苦しんでいる状況を目の当たりにして、自分たちなりに世の中に対して思う事を書いて曲を作ったというのは大きかった”(井上)