くらし情報『テーマは「ドローイングとは何か?」 鈴木ヒラク×村山悟郎×やんツーによる展覧会「Drawings - Plurality」1月21日より開催』

2022年1月6日 15:45

テーマは「ドローイングとは何か?」 鈴木ヒラク×村山悟郎×やんツーによる展覧会「Drawings - Plurality」1月21日より開催

「Drawings – Plurality」


展覧会「Drawings - Plurality」が1月21日(金)から、PARCO MUSEUM TOKYOにおいて開催される。

本展示は「ドローイングとは何か?」という根源的な問いがテーマ。Draw(引っ張る)という動詞は、Lines(線)について探求する社会人類学者ティム・インゴルドが指摘したように、もともと「糸の操作」と「軌跡の刻印」といった手の行為を指す。

先史時代の洞窟壁画から現代のアートに至るまで、人類にとって新たに線を生成したり、線の軌跡を見いだすというドローイング行為は、普遍的かつ多様なものとして連綿と続いてきた。

また、特に2000年代以降の西欧ではドローイングの再定義・再評価が進み、今や単に下描きや紙への素描という意味を超え、それ自体がコンテンポラリー・ドローイングというアートのジャンルとして成熟しつつある。

アメリカのThe Drawing CenterやイギリスのDrawing Roomといった専門の美術館の活動が活発化し、各地で展覧会の開催や様々な書籍の刊行、そしてドローイングに特化したアートフェアも数多い。だが、その一方で日本のシーンは、未だそうした欧米の動向との連続性が乏しいとも言えよう。

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