早稲田大の2年連続V17か? 天理大の初の日本一か? ラグビー大学選手権決勝キックオフ!
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ペナルティゴール(PG)で3点を刻もうとする帝京大に対し、早稲田は6・24分とラインアウトからドライビングモールで立て続けにトライを奪う。33分にはラインアウトからフルバック(FB)河瀬諒介が抜けインゴールへ。前半終了間際には帝京大にスクラムで押され、認定トライを許すも、21-13の早稲田大リードで折り返す。
後半も早稲田大が仕掛ける。47分、ラインアウトからスタンドオフ(SO)吉村紘がパスダミーからセンター(CTB)伊藤大祐へロングパス、伊藤は防御網を突破し、河瀬へ。河瀬からウイング(WTB)古賀由教へつなぎ、大外を30m駆け抜けてトライを奪ったのだ。53分に帝京大CTBニコラス・マクカランにトライされるも、62分にはハーフウェイラインから河瀬が抜け出し独走トライ。33-20として、2年連続決勝進出に大きく前進した。
その後、帝京大の粘りに1トライ1ゴールを返されるも、勝負どころを抑えた早稲田大が33-27で勝利したのだった。
早稲田会見(写真左より)丸尾崇真主将(早稲田大)、相良南海夫監督(同)(c)JRFU
試合後、相良南海夫監督が「フィジカルの非常に強い帝京さんに、どれだけウチが身体を張れるかが勝負を分けると思っていたが、選手がよく身体を張り続けて粘り強くディフェンスしてくれた。