早稲田大の2年連続V17か? 天理大の初の日本一か? ラグビー大学選手権決勝キックオフ!
24分に明治大に同点とされるも、天理大は28分にラックからHO佐藤康が近場を攻めてトライ。36分にはスクラムハーフ(SH)藤原忍の早いリスタートにLOアシペリ・モアラが反応し、そのままインゴールへ。天理は19-5とリードし、前半を終える。
後半に入っても天理大の勢いは止まらない。CTBシオサイア・フィフィタが距離を稼いだ後に連続攻撃から松永がグラバーキックは放つ。ボールは相手に当たり跳ね返るも、松永は自ら拾いトライ。50分にはラインアウトモールからフォワード(FW)がピック&ゴーを繰り返し、最後は佐藤がこの日ふたつ目となるトライをねじ込んだ。
その後、明治大も意地を見せ2トライを奪うが、終わってみれば41-15。
天理大が見事に2年前のリベンジを果たしたのだった。
天理会見(写真左より)松岡大和主将(天理大)、小松節夫監督(同)(c)JRFUU
試合後、小松節夫監督が「強い明治大学さんに対して、『どれだけチャレンジできるか』『ディフェンスでどれだけプレッシャーをかけられるか』『セットプレーでどれだけできるか』を考えて準備してきた。明治さんの強いアタックを止めることができたのが今日の勝因だと思う。