ピナ・バウシュ版『春の祭典』18年ぶりの日本上演が決定 日本初演2作品の同時上演も
Photo by Maarten-Vanden-Abeele (C)Pina Bausch Foundation
『PARCO presents ピナ・バウシュ「春の祭典」 / 「PHILIPS 836 887 DSY」、ジェルメーヌ・アコニー「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」来日公演』が、2024年9月11日(水) から15日(日) に東京・東京国際フォーラム ホールCで上演される。
本公演では、ダンスと演劇の境界を取り払うことで生まれた舞踊演劇(ダンスシアター)の巨星、ピナ・バウシュの『春の祭典』を上演。ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団のメンバーがリハーサルを指導し、ピナ・バウシュ・ファンデーション(ドイツ)、エコール・デ・サーブル(セネガル)、サドラーズ・ウェルズ・シアター(イギリス)が共同製作した本作は、これまで世界各国の著名劇場で上演を重ね、最高度の評価を獲得してきた。
複雑なリズムや不協和音を多用したその革新性から20世紀近代音楽の代表曲に数えられ、中でも豊穣を願うための生贄に選ばれた女性が踊り続ける様を鮮烈に描き出すピナ・バウシュ版は、最高傑作のひとつとして知られている。