爆風スランプインタビュー「“IKIGAI”があれば楽しく生きていけるよって、希望を持ってもらえるんじゃないかなと感じました」
何しろ40周年だし、さっきも言いましたけどコロナ明けで、ここでちゃんと動いておかないと何があるか分からないからやれる時にやっておこうと。
パッパラー河合(以下、河合)あと、50周年になると、集まれる可能性が著しく低下するから(笑)。
末吉確かに、今のうちっていうのはあるね(笑)。和佐田さんが大病したのって何年前だったっけ?
バーベQ和佐田(以下、和佐田)7年前。
末吉もう7年前になるんだ!いつ大きな病気になるかも分からないから、集まれるうちに集まっておこうっていうのは正直なところありましたよね。
河合やっぱロウソクは消える前の一瞬、輝きを増すんでね(笑)。
――新曲「IKIGAI」の曲作りはどういうふうに進めて行ったんですか?
中野去年の暮れくらいだったかな、まず私の方からテーマを示したんですよ。「IKIGAI」っていうテーマを。
それで、そのテーマに基づいて曲を作ろうっていうことになったんですけど、なかなか曲ができてこなくて。じゃあ俺も作ろうということで、ウクレレを持って、レゲエ調のメロディに歌詞をつけたものを出したんですよ。そしたら末吉が詞だけ生かしてくれて、今の原型をすぐに返してくれたんです。