『キングダム』佐藤信介監督、初のNetflix現場は「自由な気持ち」
と強い手応えを示していた。
最新の4Kカメラで撮影が行われ、「劇場以上のクオリティで、CGの細やかさも(劇場の)2Kよりさらに繊細。音響は劇場と同じ5.1chなので、まさに新しい規格に向けて作った」。全世界同時配信については「映画祭や海外配給とは違い、各家庭に直結し選んで見られるのが大きい」と語った。代表作の1つである『BLEACH』が、海外ではNetflixオリジナルとして190ヶ国に独占配信されており、「アメリカでタクシーの運転者さんが、娘さんが作品の大ファンだと話してくれた」と実体験も明かしていた。
オンライン記者説明会には、坂本和隆氏(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)が同席し、Netflixの国内有料メンバー数が、500万人を突破(2020年8月末時点)したことを報告。「これは通過点」と背筋を伸ばした。現在、全世界で50作品以上の日本発オリジナル作品(実写とアニメ含む)が配信されているが、「(日本発のオリジナル)実写は第2ステップ。
見たことないものを届けるため、スタジオとして自由な作品づくり追求している」とし、2022年までに、さらにオリジナル実写15作品の配信を予定していることも発表した。
取材・文=内田涼
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