くらし情報『船越英一郎、63歳にして初舞台に挑戦 『赤ひげ』は「ライフワークにしたい」』

2023年9月29日 17:00

船越英一郎、63歳にして初舞台に挑戦 『赤ひげ』は「ライフワークにしたい」

これでどんどん本番の足音が近づいてくるとね、どうなりますことやらという感じですが」と武者震いした。

会見には船越をはじめ、共演する新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹、高橋健介、河相我聞、菅井友香、山村紅葉が出席。船越とは数々のドラマで共演してきた山村は、「舞台の最初の顔寄せで、『僕は初舞台なので、皆さまの力を借りて』とか、すごく謙虚におっしゃって、2時間ドラマの帝王と呼ばれているお方なのにとも思いましたが(笑)、考えてみるとドラマの現場でも、主役だとか全然偉そうな感じはなく謙虚な方なので。いつもの船越さんで、だからすごく稽古場は楽しいです」と“座長”船越に期待を寄せていた。

また、新木、崎山らフレッシュな顔ぶれとの共演について、船越は「みんなが赤ひげと触れ合う、向き合うことによって少しずつ自身の殻を破り、成長を遂げていかなければならない。僕は青春ドラマだと思っています」と語り、「稽古場では厳しく若い連中をしごき(笑)、その方たちの向かってくるエネルギーを私は吸い取っています」と大いに刺激を受け取っている様子だった。

最後に船越は「どうしても『赤ひげ』というと、憂鬱な暗いイメージを抱きがちな方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん原作の持つテーマはきちんと描きつつも、どなたも楽しんでいただけるような、笑って泣いて、そして最後は心を揺さぶって、観劇後はちょっと皆さんの視線が上を向いているんじゃないかというような一大エンターテインメントを目指して、今猛稽古中でございます」

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