2023年5月6日 09:30
『平和の砦』として世界平和を 東アジア文化都市2023静岡県「春の式典」開催
今年は積極的に東アジア文化都市間の文化交流を図っていきたいと思います」と語った。続いて、韓国の金仁泰は「全州市は韓国の古き良き伝統を今に伝える都市として発展していますが、今回の『東アジア文化都市』によって、日本と中国と我々の文化の理解がより深まり、さらに近しい関係になると思います」と挨拶をした。
その後、全州市のハプグッマウルによる『全州旗接遊び』が披露された。韓国の伝統衣装を纏った男女が、彼らの伝統的なサーカスを見せ、民族音楽を奏で、観客の目と耳を圧倒した。そしてフィナーレでは、静岡県舞台芸術センター(SPAC)の所属俳優である武石守正の朗読と、2018年に文部科学大臣賞を受賞し、静岡県の磐田市を拠点に活動している佐藤典子舞踊団による美しい踊りが披露され、盛大のうちに「春の式典」は幕を閉じた。
最後に、SPACの特別公演として『天守物語』が駿府城公園で上演され、この日に招待された中国・韓国・日本の観客は共に盛り上がりを見せ、さらに絆を深めた。静岡にとっては、今年1年、「演劇の都市」として日本の舞台芸術の中心を担おうとする強い意志を感じさせる素晴らしいイベントだった。
取材・文=竹下力
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