小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが多田淳之介原案の『再生』を上演
二人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽が、舞台芸術作品の創作を行うコレクティブとして2012年に設立した小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが、ヨコハマダンスコレクション2024ダンスクロス、マグカルシアター2024に登場。2024年12月2日(月)・3日(火) に横浜にぎわい座 のげシャーレ、また12月12日(木)~14日(土) には神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIにて、多田淳之介主宰の東京デスロックが2006年にアトリエ春風者で初演した『再生』を上演する。
2006年初演時の原案が保有する「集団自殺」のモチーフを、2024年現在に再解釈し、目に見えない孤独や孤立から生じる希死念慮と死生観を「個人」のものとして舞台に複数配置する。舞台芸術の創造における多様な独自の仕組み(メカニズム)を研究開発してきた小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが、「30分の物語を3回繰り返す」という原案の構造を「継承」の観点から多元的に解釈しながら、さらなる新しい構造を発見するための『再生』として創造する。
また、神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIの公演期間中には、出演者が参加者とともに、実際の上演で行う 「30分の物語」