くらし情報『“自分が正しいと思うこと”のための戦い。 映画『ペトルーニャに祝福を』監督が語る』

2021年5月27日 12:00

“自分が正しいと思うこと”のための戦い。 映画『ペトルーニャに祝福を』監督が語る

『ペトルーニャに祝福を』 (C)Pyramide International

(C)Pyramide International



北マケドニアを舞台に主人公が自身の想いを貫こうと戦う姿を描いた映画『ペトルーニャに祝福を』が公開されている。第69回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門でエキュメニカル審査員賞に輝いた本作は、先の読めないストーリー、魅力的なキャラクターで観客を魅了し、その結末が深く心に突き刺さる一作だ。本作を手がけたテオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督は「この映画は男性や女性に限らず、日本であってもマケドニアであっても多くの方に共感していただけると思っています」と語る。

本作の主人公ペトルーニャは大学で歴史を学んだのに、希望する仕事が見つからず、面接に行ってもロクなことがない鬱々とした日々を送っている女性だ。彼女はある日、ヒドい仕打ちをうけた面接の帰り道に、キリストの受洗(洗礼を受けること)を祝う祭りに出くわす。この祝祭では司祭が十字架を川に投げ込み、それを最初に発見した男性はその一年、幸福に暮らせるという。十字架は川へと投げ込まれ、なぜかペトルーニャの前に流れてきた。彼女は思わず十字架手に取る。


十字架を男性ではなく女性のペトルーニャが手にしたことで周囲は騒然。

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