くらし情報『『しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京』日比谷図書文化館で しりあがり寿が千代田区の風景を描いた浮世絵パロディの新作を発表』

2024年4月18日 17:00

『しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京』日比谷図書文化館で しりあがり寿が千代田区の風景を描いた浮世絵パロディの新作を発表

『しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京』


葛飾北斎の『冨嶽三十六景』をパロディにした『ちょっと可笑しなほぼ三十六景』など、漫画家・アーティストのしりあがり寿がこれまでに発表した北斎のパロディ作品と新作を合わせて紹介する『しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京』が4月26日(金) より千代田区立日比谷図書文化館で開催される。

パッケージデザインや広告宣伝などを担当する傍ら、マンガ家としてデビューし、白土三平作品のパロディやギャグマンガ、不条理マンガなど様々なジャンルの作品を制作してきたしりあがり寿。2018年と2021年にはすみだ北斎美術館で北斎の『冨嶽三十六景』を独自に解釈したパロディ作品『ちょっと可笑しなほぼ三十六景』を発表し、大きな反響を集めた。

同展ではこれまでに発表した北斎のパロディ作品を展示するほか、日比谷図書文化館特別研究室所蔵の歌川広重筆『名所江戸百景』(1856年)などを基に千代田区の風景を描いた4点の新作を発表する。江戸城、国会議事堂、警視庁、電気街など、エリア毎に個性あふれる千代田の風景は、江戸の町並みに現代の文物と人が描きこまれたりと“タイムトラブル”が発生。未来の人たちが見たら混乱してしまうかも?

しりあがり流の愉快なパロディ作品で、江戸・東京のタイムトラベルを楽しめる展覧会となりそうだ。

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