2022年5月19日 07:00
駒田一×伊礼彼方×東山義久 エンジニア役鼎談【『ミス・サイゴン』連続インタビュー第2弾】
人を傷つけてでも自分は生き延びてみせる、という心境になっても仕方ない状況だったのだと思います。正直、肌感として感じることはできないですけど、色んな映像や先輩方の姿から想像を膨らませていきたいなと。
東山映像を観た時、演出家の方が「当時の匂いや温度を感じてほしい」とおっしゃっていて。実際、観たことで歌詞などから想像していた以上に、エンジニアが自分の中で色づいていくのが分かりました。ただ僕は、一度最後のシーンまで行って自分の“出口”を見つけてから、だったらここを通って行こう、というふうに作っていくタイプ。だから今の時点でキャラクター像を具体的にイメージすることは難しいんですが、お二方がおっしゃったことに加えて、夢を持ってるところがエンジニアのすごさだと思います。そのバイタリティは、大事にしたいですね。
どの場面も“エンタテインメント”として成り立っている
――三者三様のエンジニア、楽しみにしています。
最後に、皆さんが思うこの作品の魅力や観るべき理由、オススメの楽しみ方などをお聞かせください。
東山まずは今回、30周年というタイミングでこういう大役をやらせていただけること、本当に光栄に思っています。