Noism Company Niigata設立20周年記念公演「Amomentof」。金森穣による2作品で踏み出す新たな一歩
そのひとつ『Amomentof』で用いられる楽曲は、マーラーの交響曲第3番第6楽章「愛が私に語りかけるもの」。演出ノートで彼は、「舞踊が私に語りかけるもの」という表現を用い、自身にとって「愛と舞踊は不可分なもの」と舞踊への愛を打ち明ける。出演は金森、井関と、地域活動部門芸術監督の山田勇気らによるプロフェッショナル選抜カンパニーNoism0と、メインカンパニーのNoism1、研修生カンパニーのNoism2。金森がNoismの辿った道を思い、舞踊への愛を告白するかのように取り組む作品に、未来を担う若手舞踊手たちが携わる。古くからのファンにも、これから彼らに注目していく者にも、感慨深い作品となるのではないか。
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黒部シアター2023春『セレネ、あるいはマレビトの歌』より(提供:黒部舞台芸術鑑賞会実行委員会)
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黒部シアター2024春『セレネ、あるいは黄昏の歌』より(提供:黒部舞台芸術鑑賞会実行委員会)
いっぽうNoism0とNoism1が出演する『セレネ、あるいは黄昏の歌』は、5月に開催された「黒部シアター2024春」の野外ステージで上演するために構想された作品だ。昨年の「黒部シアター」で発表した『セレネ、あるいはマレビトの歌』に続く、セレネ・シリーズの第2弾となる。