2021年11月22日 12:00
ナイロン100℃、3年ぶり新作公演『イモンドの勝負』開幕! 大倉孝二「相変わらずナイロン100℃は大変だな、という感じです」
撮影:引地信彦
11月20日、東京・下北沢 本多劇場にて、ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』が開幕。ナイロン100℃主宰、作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチと主演を務める大倉孝二の初日開幕コメントと舞台写真が到着した。
ナイロン100℃の本公演は3年ぶり。本来ならば昨年末にも新作公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け中止となり、2018年の『睾丸』以来の公演となる。大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、峯村リエ、三宅弘城他、多方面で活躍中の劇団員が出演し、さらに赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえという重量級の実力を持つ客演陣が参加。ナイロン100℃のホームグラウンドと言える本多劇場での公演とあり、上演前から演劇ファンの期待値が高い公演だ。
大倉孝二演ずる主人公“タモツ”を取り巻く不可思議な出来事、まとわりつく不条理を体験してゆくうちに、観客は迷路のような異空間へと誘われていく。ねじれたりはずれたりする会話のやりとりに笑ったかと思えば、足元が揺らぐような世界観の跳躍に戸惑う。
その先にはどんな光景があるのだろうか。“今まで見たこともない芝居”を体験するに違いない。