くらし情報『役所広司「地上波では100%企画は通らない」 原発事故描いた『THE DAYS』の意義を強調』

2023年7月6日 10:35

役所広司「地上波では100%企画は通らない」 原発事故描いた『THE DAYS』の意義を強調

左から)役所広司、増本淳プロデューサー


俳優の役所広司が7月5日(水) 、東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた記者会見に出席し、福島第一原発事故を題材にしたNetflixシリーズ『THE DAYS』について語った。入念なリサーチに基づき、「あの日、あの場所で何があったのか」を、政府、会社組織、原発所内で事故に対峙する者たちという、異なる3つの視点から克明にとらえた全8話。主演の役所は、福島第一原発の吉田昌郎所長を演じている。

役所は「生々しい記憶が残る中、ドラマ化して大丈夫だろうか不安もあったが、現場では『演じ過ぎない、エンターテインメントし過ぎない』ということを、みんなで心がけていた」と振り返り、「世界が混乱する中で、エネルギーは国民が結論を出さないといけない問題。ドラマを通して、もう1回考えてもらえれば」と作品の意義を強調した。


役所広司「地上波では100%企画は通らない」 原発事故描いた『THE DAYS』の意義を強調


また、Netflixでの世界配信については、「内容的に、地上波では100%企画は通らないと思います」と断言し、「このドラマを伝えるのは、配信が一番自由度は高いし、思ったものを表現できると思う。表現の場は、非常に広がった」とその可能性にさらなる期待を寄せた。

会見に同席した増本淳プロデューサーは、「事故から12年が経ち、忘れかけている人や、当時は幼くて、はっきりと記憶がない若い世代も増えている。

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