2021年11月8日 21:30
神宮寺勇太、三島作品で舞台単独初主演!難役も「役を食べちゃえ」の言葉に奮起
夜も眠れなかったです」とも。「家じゃないと集中できないので、ひたすら台本を声に出して読んだ」と振り返り、「岸(優太)くんは『神宮寺ならできる』と言ってくれた。心強かった」と感謝の言葉。「メンバーみんな、絶対に見に来ると思います」と期待していた。
共演する中山に対して「たくさん助けられた。頼もしい方です」と感謝すると、中山は「そんなことないです」と恐縮し、「驚くほど素直で、直観力が働いている。(指示などを)自分の中でスマートに変換する姿に刺激を受けました」と回想。2016年の「魔術」以来5年ぶりの舞台出演となり「稽古中は神宮寺さんとお話するというよりは、お芝居を通して『どう来るかな?ああこう来たか』という形でコミュニケーションをとった」と話していた。
これまでトークイベントやリーディング形式の上演で「近代能楽集」の作品を紐解いてきた宮田は、主演の神宮寺について「とにかく吸収が良くて、底なしのポテンシャルを持っている」と惚れ惚れ。「難しい戯曲ですが、知的に論理的にアプローチしつつ、いざ演じるとすごく動物的勘も鋭くて、毎日が楽しかった。いろんな顔を隠し持っていて、掘れば掘るほど、いろんなものが出てきます」