くらし情報『團十郎、ぼたん、新之助の親子共演の新春公演の副題に「麻央」の名』

2023年11月20日 12:30

團十郎、ぼたん、新之助の親子共演の新春公演の副題に「麻央」の名

『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平 -SANEMORI PARTII-』取材会より、市川團十郎(中央)、市川ぼたん(右)、市川新之助(左)


市川團十郎と市川ぼたん、市川新之助の親子が11月18日、新初春歌舞伎公演として新橋演舞場で1月に上演される『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平 -SANEMORI PARTII-』の取材会に出席した。

「俊寛」として知られる近松門左衛門による古典「平家女護島」に新たな解釈を加え、團十郎が俊寛、常盤御前、実盛の3役を、ぼたんは実盛の娘・ひな鶴、新之助は常盤御前の息子・牛若丸(のちの源義経)を演じる。

副題「恩愛麻絲央源平(おやこのきずななかもげんぺい)」には、團十郎の亡き妻でぼたんと新之助の母である「麻央」の名前が入っているが、これは演出・補綴を務める石川耕士のアイディアによるもの。團十郎は「ひな鶴の父・実盛、牛若丸の母・常盤御前という、別々の“親”を演じ分けるということで、(テーマが)親子の絆という中で、石川さんが麻央のことを意識して脚本を書いてくださって、その文字(=麻央)を入れたいというお話をいただいて、いくつかの案をくださった中から選んで、妻の名前が入った副題にさせていただきました」と説明。物語自体は「あくまでも源氏と平家の中での親子の情愛の話」と断りつつ「ご覧になった方が、堀越家のことを想像されるかどうかはまた別の話」

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