WOWOW「劇場の灯を消すな!」第4弾はPARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦「僕の演劇人としての原点」
いつか未来が今を振り返る時、強い勇気を渡すことができるように。
渋谷の街、最先端の商業施設の8階。華々しく落とされたばかりのこけらがまだ乾いていないパルコ劇場。
これは、エンターテインメントとジャーナリズムが並走する、パルコ劇場の広告でもある。
【PARCO劇場】
2020年3月30日の公演を最後に二度と幕を開けることができなかった『ビサロ』。PARCO劇場は完全に誰もいない劇場になった。沈黙の劇場。そして、今、少しずつ、少しずつ劇場の息吹が吹き返そうとしている。
7月1日の「大地」の初日開幕を目指して・・・。そんな3ヶ月の間、PARCO劇場はただひたすら、待ち続けていました。人々の声が響くのを。人生が行き交うのを。ただただここで私たちを待ち続けていました。そんなPARCO劇場が主役の物語を私たちは創作しようと思います。
「過去」「動いている時間」そして「未来」へ。「劇場」という人が集うはずの場所で、今、どんなドラマが日々生まれているのか、とある「人物」の視点から紡いでいきたいと思います。
その「視点」とは。それは役者なのか、劇場支配人なのか、それとも掃除係、あるいはモギリのアルバイトなのか・・・。