くらし情報『石原さとみの実体験エピソード、夫役の青木崇高が涙ぐむ『ミッシング』公開記念舞台挨拶』

2024年5月18日 19:00

石原さとみの実体験エピソード、夫役の青木崇高が涙ぐむ『ミッシング』公開記念舞台挨拶

左より)吉田恵輔監督、中村倫也、石原さとみ、青木崇高撮影:内田涼


映画『ミッシング』の公開記念舞台挨拶が5月18日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の石原さとみ、共演する中村倫也、青木崇高、吉田恵輔監督(『空白』『ヒメアノ~ル』)が出席した。

愛する娘の失踪により、次第に心を失くしていく母親・沙織里を演じた石原は、「言葉にするのは難しいと思いますが、このざわざわした気持ちについて語ってもらい、少しでも、優しさが広がる世の中になればいい」としみじみ。また、先日、家族と公園に出かけた際、迷子になった男の子を必死に探す母親の姿を目の当たりにしたといい「お母さんの鬼気迫る声と表情に胸を締め付けられた。無事に見つかったと聞き、私の中に沙織里の気持ちが住み続けているんだと実感した」と神妙な表情で語った。


石原さとみの実体験エピソード、夫役の青木崇高が涙ぐむ『ミッシング』公開記念舞台挨拶


石原から語られた実体験エピソードに触れ、沙織里の夫・豊を演じた青木が、客席に背を向け、涙ぐむ場面も。封切り日にあたる昨日には、同業者の女性から「泣けた。いい作品に出たね」とメールが届いたそうで、「優しい気持ちで劇場をあとにしてもらえればと思っていたが、早速そういう気持ちが広がり始めていて、すごくうれしい」と喜びを語っていた。

石原さとみの実体験エピソード、夫役の青木崇高が涙ぐむ『ミッシング』公開記念舞台挨拶


劇中の印象的なシーンについては、石原が、捜索願のポスターに印刷された娘の目に、画びょうが刺さっているという衝撃的なシーンを挙げ、「本当に苦しくなって、涙が止まらなくて。

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