『ピピロッティ・リスト』展、京都国立近代美術館で開催 スイスを拠点に活躍する現代アーティストの全貌を紹介
は、リスト自身が付けたものだ。英語で読むと、反復する「アイ」が韻を踏んでいる。これには彼女の創作活動において重要なテーマである「眼」と、日本を意味する「島」が含まれている。
美術館の展示室には、自宅のリビングルームのように靴を脱いで、身体を解放しながら作品を体験できる大規模なインスタレーション空間も出現。五感を刺激する心地よい音楽と、鮮やかに彩られた世界をユーモアたっぷりに切り取った映像にひたることができるだろう。
【開催情報】
「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island ーあなたの眼はわたしの島ー」
2021年4月6日(火)~6月13日(日)、京都国立近代美術館にて開催
【関連リンク】
京都国立近代美術館
https://www.momak.go.jp/
《わたしの草地に分け入って》 2000年シングルチャンネル・ヴィデオ・インスタレーション(9分52秒)(C) Pipilotti Rist, All images courtesy the artist, Hauser & Wirth and Luhring Augustine
《永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に》 1997年2チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション(4分9秒、8分25秒)