くらし情報『菅田将暉、念願だった山田洋次監督との現場で「マジかと思った」出来事とは?』

2021年6月28日 18:10

菅田将暉、念願だった山田洋次監督との現場で「マジかと思った」出来事とは?

もちろん、すごく残念なことなんですけど、確実にいろんなものが残っていて、ほかにない映画になっているなと思っています。俳優として財産になった」と誇らしげに語った。

山田組への参加は「何よりうれしかった」といい、「山田組は翌日にリテイクがあると噂は聞いていたが(実際にそうで)、マジかと思った(笑)。でも、僕らとしては『こんなに求めてもらえる、見てくれている、考えてくれる』と思うと、うれしいこと」と振り返ると、山田監督が慌てて「(リテイクするのは)良くない、良くない!」に苦笑いを見せる場面もあった。

その山田監督は「クランクインして1年半、ようやく完成披露試写会ができる。こんなこと、初めての体験だった。コロナがこれ以上に進まず、8月7日は客席50%じゃなくて、100%いっぱいの劇場で封切られれば」とひとまず安どの表情を浮かべ、映画の船出に祈りの言葉。志村さんが亡くなった際には「呆然とした」と明かし、「沢田研二さんにピンチヒッターに立ってもらい、そのことで、まったく違うゴウ像を作り上げてくれた。
ぜひ、亡き志村けんのことも思い出してください」と訴えかけた。

取材・文・写真=内田涼

『キネマの神様』
8月6日(金)公開

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