くらし情報『夜の無人島「猿島」でスマホを封印しアート体験を 『Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022』開催中』

2022年11月16日 18:00

夜の無人島「猿島」でスマホを封印しアート体験を 『Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022』開催中

森田友希《裏庭》 ©️ naomi circus


携帯電話を封印して、通常は入れない夜の島を巡る。島に点在するアート作品を体験し、眠っていた感覚を呼び覚ます。そんな東京湾最大の無人島、横須賀の猿島を舞台にした芸術祭『Sense Island -感覚の島-暗闇の美術島 2022』(以下、『Sense Island』)が開催中だ。

横須賀中央駅徒歩15分の「三笠ターミナル・猿島ビジターセンター」からフェリーで約10分。島の名は、「日蓮上人が安房国から鎌倉へ戻る際に嵐に遭い、白猿によって島に導かれた」という伝説に由来する。幕末から明治時代、さらに第二次世界大戦時には東京湾の軍事要塞だった歴史遺産であり、現在も煉瓦造りの兵舎や弾薬庫、隧道(トンネル)、発電所などの史跡を残す。はるか遡れば、縄文・弥生時代の遺物も出土しており、折り重なる時間の層を想像させる。


夜の無人島「猿島」でスマホを封印しアート体験を 『Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022』開催中

日中の猿島。島の周囲は約1.7キロメートル。
2019年にスタートした『Sense Island』は、テクノロジーや時間の概念を取り払い、猿島の自然や自身と向き合うアート体験を通じて、もともと持っていた感覚を取り戻すことをコンセプトとしてきた。初回からプロデューサーを務める齋藤精一(パノラマティクス主宰)

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