海路主宰劇団papercraft、新作『昨日の月』＆昨年中止となった番外公演『ミタココロ』再演版、2カ月連続上演決定

今若手最注目の脚本家・演出家の海路（みろ）が主宰を務める劇団papercraftによる新作本公演『昨日の月』が、2025年1月16日(木) から1月19日(日) にかけて埼玉・彩の国さいたま芸術劇場小ホールにて上演されることが決定した。

圧倒的フィクションを徹底的にリアルに落とし込み、現実と虚構の境目を曖昧にする現代口語不条理演劇を得意とする劇団papercraftだが、本作で描かれるのは、「昨日か明日を売ってしまう高校生」の物語。特に生活が苦しかった訳でも不自由な訳でもなかった高校生が、出来心から「時間の売買」に手を染め、大きく人生を狂わせていく。

主人公の高校生役を務めるのは、モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』（作・演出：蓬莱竜太）やタカハ劇団『ヒトラーを画家にする話』（作・演出：高羽彩）などで主演を務めた他、最近では連続テレビ小説『虎に翼』の小橋浩之役で注目を集める名村辰。また、その主人公に時間を売ることを薦めてしまう同級生役を、日本テレビ『女王の教室』や連続テレビ小説『スカーレット』など数々の名作ドラマや映画に出演している福田麻由子が務める。

さらに、『ウルトラマンX』で主演を務めた他、近年ではミュージカル『刀剣乱舞』などに出演している高橋健介、野田地図など舞台経験豊富な加藤貴子、次期連続テレビ小説『おむすび』へ出演する谷藤海咲、劇団papercraft3度目の出演となる井上向日葵、猫のホテルの村上航、そして第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した第8回公演『檸檬』で主演を務めた伊藤歌歩らが、キャストに名を連ねた。