2023年8月18日 18:30
待望の『常磐線舞台芸術祭 2023』 14日間の開催期間を経て、閉幕
撮影:鈴木竜一朗
舞台芸術の祭典「常磐線舞台芸術祭 2023」が、7月31日(月)から8月13日(日)までの14日間に渡り開催され、初回開催にも関わらず延べ来場・参加者数約 5,547人を記録する盛り上がりの末、閉幕した。
福島県を中心とした常磐線沿線の各地を舞台に繰り広げられたこの祭典では、上演、ワークショップ、地域を知るツアー、色の企画、コラボレーション企画など多彩な23プログラムが展開された。
オープニングイベント「KEYNOTESPEECH」より撮影:冨田了平
クロージングイベントより、伊藤キム撮影:冨田了平
「常磐線舞台芸術祭」は、東日本大震災によって被災し、物理的な被害をはじめ、未だその爪痕が残る地域で、本来の地域の美しさや魅力を再発見し、体感してもらうことを目的とした芸術祭。震災直後に福島へと活動の拠点を移した作家の柳美里が発起人となり、2018年に計画をスタート。2020年に実施を目指すもコロナ禍での中止を経て、5年越しで開催が実現した。
青森中央高校演劇部×福島県の高校生たち『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』撮影:冨田了平
青年団『銀河鉄道の夜』撮影:金子愛帆
渡辺源四郎商店『空に菜の花、地に鉞』撮影:須藤崇規
参加者は青森中央高校演劇部、福島県の高校生たち、青春五月党、青年団、津村禮次郎、山本卓卓、渡辺源四郎商店、堀川炎(世田谷シルク)