白濱亜嵐、主演作のワールドプレミアに感無量「当たり前が少しずつ…」
と感無量の面持ち。「初恋の相手がALSだったら、僕、白濱亜嵐だったらどうするんだろうと…。自分自身に置き換えながら、役作りをした」と話していた。
難役に挑んだ平は「私も自分自身に置き換え、想像を膨らませ、ALSの知識も深めながら演じた」と振り返り、「少女漫画が原作ではあるんですけど、ただのキラキラではなく、人間味にあふれた作品」だとアピール。劇中では、運動会のシーンで転んでしまう演技もあり「普通に足を擦りむいたのに、気にもせず撮影を続けていた。根性があるんだなと」(白濱)、「白濱さんに支えられた」(平)。そんな2人のやりとりを受けて、三木監督は「いい男過ぎて、イラっとした。ダメなところがまるでない」と白濱の印象を明かしていた。
その三木監督は「ALSがテーマになっているので、そのあたりはしっかり演じてもらいたかった。現場で細かくやり取りもしたが、その甲斐があったし、2人が頑張ってくれた映画」と白濱、平のダブル主演に感謝の意。「辛いこと、苦しいことは思ってもみないときにボーンとやって来るし、今の状況(コロナ禍)も突然こうして現れた。若い2人が経験もない困難に立ち向かっていく姿に、皆さんも何か感じてもらえれば」と話していた。
取材・文・写真=内田涼
『10万分の1』
11月27日(金)全国公開
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