日本フィル首席指揮者インキネン、バイロイトへ! ワーグナーの超大作『ニーベルングの指環』を指揮
14時30分
指揮ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
ピアノアレクセイ・ヴォロディン
ベートーヴェン:交響曲第1番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルジャーク:交響曲第8番
●ピエタリ・インキネン
(C)吉田タカユキ
インキネンは、そのキャリアを通じて、ワーグナーの音楽と深く特別な関係にある。
2013年に、オペラ・オーストラリアの初の『指環』チクルス(ニール・アームフィールド演出)を指揮して好評を博し、ヘルプマン賞(2014)の「ベスト・ミュージック・ディレクション」に選出された。2016年にはメルボルンを再訪し、同作の再演を指揮して、グリーン・ルーム賞の「オペラにおけるベスト・コンダクター」に選ばれている。2018年には同歌劇場で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(カスパー・ホルテン演出)を指揮した。過去には、『ワルキューレ』と『ラインの黄金』をパレルモのマッシモ歌劇場でグラハム・ヴィック演出版を指揮し、イタリアの国立音楽批評家協会のフランコ・アッビアーティ賞の「ベスト・ショー」部門を、『ラインの黄金』で受賞。
また、多くのコンサートでもワーグナーのオペラ作品を指揮しており、2020年には、彼にとって初となる『トリスタンとイゾルデ』をオペラ・クイーンズランドで指揮する。