くらし情報『「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催』

2021年10月11日 10:00

「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催

に先駆け、百貨店という身近な場所で始められた「国際デザインコミッティー」によるグッドデザイン運動は、広く人々の間に定着し、「日本デザインコミッティー」と改称された今もなお多彩な活動を展開している。

同展では、「デザインコミッティー」の活動と創立メンバーらの交流に焦点を当てるとともに、そこから生まれたコラボレーションにも注目。柳宗理の《バタフライスツール》や森正洋の《G型しょうゆさし》といった時代を代表するプロダクト、そして旧東京都庁舎(1957年)、香川県庁舎(1958年)、世界デザイン会議(1960年)、東京オリンピック(1964年)などで、メンバーたちが協同した仕事も紹介。デザイン・建築・美術といった領域を越えて、活発に交流しながら新しいデザインを生み出していった、戦後日本のデザイン運動を紐解いていく。

「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催

1955年当時の松屋「グッドデザインセクション」売場風景 写真提供:日本デザインコミッティー
「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催
柳宗理 《バタフライスツール》(初期型) 1956 年、柳工業デザイン研究会蔵
「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催

丹下健三計画研究室(制作:神谷宏治+日大川岸研究室)《香川県庁舎(1958 年)模型》 2013 年、香川県立ミュージアム蔵
「デザインコミッティー」の活動の軌跡をたどる『戦後デザイン運動の原点』展開催

岡本太郎《坐ることを拒否する椅子》1963 年、 川崎市岡本太郎美術館蔵
【開催概要】
『戦後デザイン運動の原点─デザインコミッティーの人々とその軌跡』展
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
会期:2021年10月23日(土)

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