2022年2月27日 07:00
古代エジプト神話を模した猟奇殺人の裏側には何が!? 加速する『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』の物語
2015年に放送された『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』を皮切りに、警視庁捜査一課十一係の活躍を描く本格クライムサスペンスとして人気を集めてきた「殺人分析班」シリーズ。その最新章として注目を集める『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』が、全10話のドラマシリーズとして放送&配信中だ。
物語の主人公は、主要登場人物として「殺人分析班」シリーズを支えてきた警視庁の敏腕刑事・鷹野秀昭(青木崇高)。これまでは警視庁捜査一課の一員として手腕を発揮してきた鷹野が、シリーズ前作にあたる『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』のラストで公安部へ異動。そこには、亡き相棒の殉職事件に関わっているらしき公安部の実態に迫るという大きな目的があった……。
『連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班』の幕開けとして発生したのは、与党大物議員の殺害事件。遺体からは臓器が抜かれ、そばには心臓と羽根を載せた天秤、さらにはヒエログリフの刻まれた石板が残されていた。その異様な光景から、鷹野たちは犯人が古代エジプト神話を引用しているのではないかと疑い、情報収集を進めていく。
事件と宗教団体・世界新生教のつながりを公安がつかみ、教団の内部にまで捜査の手を忍ばせていったのが第2話までの流れ。