『生誕150年 池上秀畝―高精細画人―』3月16日から 「旧派」と呼ばれた日本画家を新たな視点で紹介
タイトルに「高精細画人」とあるように、秀畝の作品は、緻密な写生を礎に描かれている。その上で、画面の大きさと絢爛さが特徴だ。同展では、縦横2mを超える大型の屏風作品を多数紹介。その一部は、ガラス越しではなく、畳に座って間近に鑑賞できる展示が行われるので、ぜひ本来の屏風の姿を味わいたい。
さらに、彼が生涯を通じて描きためた、写生帖や画帳の公開も興味深い。完成作では見られないような人物スケッチや西洋画の模写などから、秀畝画の懐の広さや、彼自身の人となりを知ることができるだろう。
同展ではゲストスライドトークや美術講座などのイベントが多数予定されている。詳細や申し込み方法は美術館ホームページにて確認を。
<開催概要>
『生誕150年 池上秀畝―高精細画人―』
会期:2024年3月16日(土)~4月21日(日) ※一部展示替えあり
会場:練馬区立美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館:月曜
料金:一般1,000円、大高・65~74歳800円
公式サイト:https://www.neribun.or.jp/museum.html公式サイト:
https://www.neribun.or.jp/museum.html