くらし情報『舞台『キングダム』開幕 帝劇113年目の歴史に爪痕を残す“挑戦作”にふさわしい豪華な舞台に』

2023年2月8日 19:00

舞台『キングダム』開幕 帝劇113年目の歴史に爪痕を残す“挑戦作”にふさわしい豪華な舞台に

豪華キャスト陣によるアクション、会話劇に引き込まれる

これらの豪華スタッフ陣の力を最大限に活かしているのが、俳優陣の芝居だ。冒頭から、大迫力の殺陣、アクションが続いていく。ダイナミックに剣を振る信と漂、華麗な佇まいを見せる嬴政、荒々しく舞台上を駆け巡る山の民など、様々なアクションで楽しませてくれる。キャラクターごとの戦い方も見どころのひとつだ。

舞台『キングダム』開幕 帝劇113年目の歴史に爪痕を残す“挑戦作”にふさわしい豪華な舞台に

左から)牧島 輝、高野洸
物語のはじまりとなる信と漂のやりとりから、会話劇が多彩なのもこの作品の特徴。特に嬴政はセリフ量も多く、「大きな夢を語り、皆を導く」という立場の説得力を身につけるために、嬴政役の牧島 輝は相当な稽古をしたのではないかと想像にかたくない。「粗暴だけれど、真っ直ぐでとにかく強い」主人公である信は大声を張り上げるシーンも多く、高野洸の存在感が見事に信を作り上げていた。


舞台『キングダム』開幕 帝劇113年目の歴史に爪痕を残す“挑戦作”にふさわしい豪華な舞台に

左から)高野洸、牧島 輝
また、秦国六大将軍のひとりにして“怪鳥”の異名を持つ将軍・王騎を演じる山口祐一郎、秦の文官で嬴政の一番の側近・昌文君を演じる小西遼生などベテランの俳優陣が物語に厚みを見せてくれる。嬴政の曽祖父にあたり“戦神”と呼ばれた昭王を壤晴彦が演じているが、山口祐一郎と壤晴彦の共演は約35年ぶりという。

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