2021年6月21日 07:00
映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』で再共演。岡田准一、堤真一インタビュー
原作の画をちらっと見て「俺とは雰囲気が違うんじゃないかな」とも思いましたが、まあ(主演が)岡田くんだし、そういう意味では初めてこういう役にチャレンジするには(岡田に)甘えられるなと。多少僕がダメでも、岡田くんがアクションで持っていってくれるだろうから、僕がヘタこいてもいいかなって感じでお受けしたんです(笑)。
――岡田さんを信頼して引き受けたわけですね?
堤:いま、岡田くんのアクションのすごさは圧倒的で、海外でもハリウッドでも通じる人だと思いますし、お芝居もいろんな役をやってきているから。主役がドンっとしてれば、(自分の演技は)関係ねぇかな、僕は隣でコソコソっとやってればいいやって(笑)。
――今回、約5年ぶりに共演されていかがでした?
岡田:『ダディ』の時、堤さんはおいくつでした?
堤:撮ったのは2004年くらい? 40でしたね。
岡田:いまの僕の歳くらいですね。
堤:あの時でさえつらかったもん、身体。肉離れやったじゃん?
岡田:やりましたね、走るシーンで。
堤:夜中の撮影でね。日が沈む前にリハーサルをやって…。まあ、ただ走るだけなんですけど、最初、カメラテストで助監督さんが走って、本番前に僕が走るようにしてたんだけど、夕方ごろはちゃんとウォーミングアップして、柔軟もやってたんだけど、夜中の3時くらいになると、待ち時間もあるから一度、寝ちゃうんですよ。