2023年4月14日 19:00
【対談企画③】never young beach×くるり「安部くんと話すと、いつもカウンセリングみたいになるな(笑)」
とか全然言ってなかったんですよ。ひそかに「いいな」と思って聴いていたんだけど、音楽業界じゃない仲のいい知り合いがネバヤンの追っかけをしてると聞いて、「おー、知ってるよ」って鼻高々に(笑)。
──その後、「京都音博」に声を掛けられたわけですが、オファーの決め手になったのは?
岸田「音博」はフェスというよりも催し物で、世界中の古今東西問わず、いわゆるフォークロアというんですかね、そういう土着性を持った人たちに出てもらっているんです。ネバヤンの曲を初めて聴いたとき“歌謡性”が高いというか、凄く日本っぽい土着性を感じたんですよね。演奏がカッコよかったり、今っぽいお洒落なサウンドプロダクションの若いバンドはたくさんいたんですけど、土着性のあるメロディを安部くんが、あの歌声で歌っているのがいいなと思って。ステージで演奏してるイメージがすぐに思い浮かんだんです。あと、人気バンドだから若いお客さんをたくさん集めてくれるかなと思って。非常に助かりました(笑)。
安部こちらこそありがとうございました。
──安部くんは、「京都音博」のオファーが来ていかがでしたか?
安部すごくうれしかったです。ただ、尊敬している年上のミュージシャンの方々と同じステージに立つというのは、やっぱり好きだからこそ、なんともいえない怖さというか緊張感がありました。