くらし情報『シルビア・グラブ、鈴木瑛美子ら6名がひとりの女性をリレー形式で演じる 新国立劇場『東京ローズ』12月上演』

2023年9月28日 18:00

シルビア・グラブ、鈴木瑛美子ら6名がひとりの女性をリレー形式で演じる 新国立劇場『東京ローズ』12月上演

その中から飯野めぐみ、シルビア・グラブ、鈴木瑛美子、原田真絢、森加織、山本咲希の6名がキャストとして選ばれた。

翻訳は新国立劇場 演劇芸術監督の小川絵梨子が手がけ、演出は新国立劇場では『東京ゴッドファーザーズ』で緻密な物語の世界観を丁寧に描き出した藤田俊太郎が担う。今回の藤田による演出では、主人公アイバを6人がリレー式に演じる。

上演にあたり、小川は「国家同士の戦争によって自らの存在を否定され、激しい人種的偏見によって二つの国で尊厳を奪われた個人の物語。この『東京ローズ』は決して過去のものではなく、今の時代の物語でもあると思っております」。藤田は「歌唱映像で参加してくださった936名の歌声には魂、唯一無二の魅力がありました。全員とお会いすることは叶いませんでしたが、対面での選考を共にした女優の演技者としての実力に心が熱くなりました」とオーディションを振り返り、「(選ばれた)6人がリレー式にアイバを演じ、全員でテーマを背負います。男性と女性、アメリカ人と日本人、差別する側とされる側、終戦後のアメリカでの裁判で、裁く側と不当にも裁かれる側を演じ分けます。
台本、音楽、身体、テーマにカンパニー皆でとことん向き合いたいと考えます。

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