くらし情報『「月影番外地」4度目のタッグ 木野花×福原充則初対談「木野さんは、勝手に自家発電して爆発している」』

2023年1月10日 17:00

「月影番外地」4度目のタッグ 木野花×福原充則初対談「木野さんは、勝手に自家発電して爆発している」

「完成度は高いけど少し物足りない……」と思うこともあって。でも本気度みたいなもので作品を計るとしたら、木野さんの場合、「参りました」みたいな気分になるというか……(笑)。

木野なにそれ?(笑)

福原いやつまり、台本に書いてある熱量よりも、芝居の方が熱を帯びている。作家としてそれはやっぱり楽しいというか、ワクワクしますよね。

「月影番外地」4度目のタッグ 木野花×福原充則初対談「木野さんは、勝手に自家発電して爆発している」

“五十路の逆噴火物語”と題された本作は、同じアパートに住む能見(高田聖子)と庄司(松村武)、アパートの大家・逆巻(宍戸美和公)という50代の3人と、森戸宏明、田村健太郎、信川清順演じる周辺の人々との物語。
――演出家としては、福原戯曲を立ち上げる難しさをどんなところに感じていますか?

木野笑いですね。福原さんのホンって面白いから、ついそっちに引っ張られちゃうことも多いと思うんです。コント仕立てでやろうと思えばやれちゃうし、そういうのが得意な役者さんがいたらなおさら。
でも逆に言えば、掘ろうと思えば掘り起こせる台詞もたくさんあって、私はそれを素通りすることが出来ない。とことん深堀して、観客にバシッと刺したい、届けたいっていうのが私のこだわりかな。で、なおかつ笑いもちゃんと拾って、取りこぼさないように欲張っていきたい。

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