くらし情報『古川雄大「言葉の熱い闘いを繰り広げたい」 主演舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』開幕へ』

古川雄大「言葉の熱い闘いを繰り広げたい」 主演舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』開幕へ

まだまだ気を引き締めて、千秋楽まで頑張っていきたい」と決意を語っていた。

古川雄大「言葉の熱い闘いを繰り広げたい」 主演舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』開幕へ

舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』ゲネプロより
これまでの稽古の様子を問われると、古川は「谷さんの作り出す柔らかい空気、温かさ、ときに鋭さを感じた。大変ではあったが、おかげで前を向いて稽古できた。谷さんのプランを聞くのが常に楽しみだったし、しっかりついていきたいなという思いだった」。それに対して谷は「豊かな言葉は、不安や緊張があると生まれない。瞬間的には、追い詰めれば出るのかもしれないが、ちゃんと言葉を耕して発酵するには、安心してトライできることだと思う。俳優たちが心と体が解れるようにしたいなという気持ちでいた」。

ヒロインのロクサーヌを演じる馬場ふみかは「何回も何回も本読みをした。
こんなにたくさん本読みをした稽古場は初めて」と語り、「この作品は言葉を大切にしている。言葉の一つひとつの意味をみんなで理解しながら稽古したので、新鮮だったし、有意義だった」。若き兵士のクリスチャンを演じる浜中文一は、自身がコロナに感染して稽古を一定期間休んだことに触れて「復帰後も変な感じになることなく、温かく迎えてくださった。ありがたかったし、楽しい稽古場だった」。

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