中川晃教、加藤和樹、小林亮太、島太星がパワフルな歌声を披露! 5年ぶり再演『フランケンシュタイン』製作発表会見
と闘志を燃やす。加藤と同じく、本作については「かなり冷たい部分というか、絶望だったり、人が落ちていく姿が描かれている」とダークな側面を指摘しつつ、「ふたり(ビクターとアンリ)の間に芽生える光に救われた気持ちになる」と魅力を語った。すでに受け取った楽譜を毎日カバンに入れ、持ち歩いているそうで「もう、表紙がビリビリです(笑)」と気合十分だ。
アンリ・デュプレ/怪物役に初挑戦する島太星(右)と日本初演時より同役を務める加藤和樹
島も「今の僕が生きる動機は『フランケンシュタイン』なんですよ!」と思いは格別。「すごく鼓動が鳴り響いています。命がけで臨ませていただけたらなって思っておりますし、本当に生きるか死ぬかでチャレンジさせていただいてもよろしいでしょうか?」と不退転の覚悟を示した。
今回新たにシーンを書き足したと語る板垣恭一
製作発表会見には、演出の板垣恭一が同席。再々演では「ビクターとアンリがなぜ惹かれ合い、身を捧げてまで(危険な実験に踏み込むのか)という流れの台本を、許可を得て、書き足しました」と明かし、「ビクターがなぜ人間を生み出そうと思い詰めたのか、もう一度台詞を微調整し、演出も少し変えようと思っています」