くらし情報『『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史』

『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史

若き高橋は合田佐和子や草間彌生などに強く影響を受けていたという。

『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史

第2章展示風景より左:山口晃作品、右:会田誠作品
『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史

第2章西尾康之《Crash セイラ・マス》2008年
第2章「戦後の終わりとはじまり」では、高橋が本格的にコレクションを開始した90年代半ばの作品を、続く3章「新しい人類たち」では高橋のコレクションの主要テーマである「人間」を表現した作品を取り上げる。村上隆や会田誠、奈良美智に加藤泉など、現在、国際的にも評価の高いアーティストの代表作も数多く展示されており、高橋の先見の明に驚くばかりだ。

『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史

第3章展示風景より左:奈良美智《Untitled》(1999)右:加藤泉《無題》2006年、《無題》2004年
『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』レポート 個人コレクターの「私観」でたどる日本の現代美術史
第3章展示風景より塩田千春《ZUSTAND DES SEINS(存在の状態)―ウェディングドレス》2008年
そして2011年となり、東日本大震災、そして福島第一原発の事故が起こる。この出来事は高橋の感覚を大きく変化させ、コレクションにも影響を与えることとなる。第4章「崩壊と再生」ではChim↑Pom From Smappa!Groupや竹川宣影など原発事故に反応した作家たちや、被災地との関わりのなかで作品を生みだした作家、震災後の空気のなかで作品を制作していた作家作品を紹介する。

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