工藤静香「干し芋、です。干し芋ってだいたい、パックから開けたら全部くっついちゃって(取り出す時に)手がベトベトになったりするんですけどーー」工藤静香がいつも持ち歩くという、バッグの中身からおもむろに取り出したのはジッパーパック、いわゆる『ジップロック』に入っていたのは小分けされた干し芋。しかし、干し芋よりもジップロックそのものが“らしい”と話題になっているーー。5月11日に更新された『VOGUE JAPAN』のYouTubeチャンネルにて、【工藤静香がバッグの中身を披露! お茶や懐紙etc.、役立つアイディアがたっぷり。】という動画が公開された。「In The Bag」という企画名から、アーティストの私物拝見なのだろう。この日、登場したのは工藤静香。愛用するブラウンの『エルメス』のバーキンからは化粧ポーチ、除菌機能付きだというポータブルタイプの空気清浄機、そして次に「食べ物が入っています」と取り出したのが巾着タイプの『ディオール』の袋だった。まず出てきたのはマヌカキャンディー、そして「バッグに入っていないと落ち着かないというか、絶やしたことがないですね」という必需品の干し芋。干し芋といえば、保存食としてだけでなく筋トレやダイエットにも適した、近年注目されている“スーパーフード”。今年で52歳とは思えない美スタイルをキープできている秘訣として、干し芋は手放せないアイテムというわけか。しかし、それ以上に驚かされたのは、ラップで小分けされた干し芋を入れていたジップロック。どこかで見覚えのある特徴的な赤いロゴ……、何と『Supreme』だ。「さすがに格が違うわ」の声スケートボードをはじめとしたストリート系ファッションを好む若者に広く支持される、アメリカ生まれのブランド『Supreme』。近年は、さまざまなブランドやアイテムとコラボするなど手広い展開を見せている。そんなSupremeとはいえ、まさかのジップロックとのコラボ?動画を視聴したネットユーザーからは、《supremeのジップロックがあるんだね》《スターはちげーな てかsupremeってジップロックあるのか》《わたしも干しいもジップロックしてるけど、Supremeとはさすがに格が違うわ》やはり見慣れないジップロックに衝撃を受けている模様。さらには《Supremeのジップロックに干し芋入れてる静香、ミラクルひかるがいつマネするか問題》と、静香のモノマネで話題のものまねタレント・ミラクルひかるに期待する声も散見される始末。このSupremeのジップロックは本物?それならばいくら? ブランド公式ページを辿ると確かに同アイテムを発見するも、1箱30枚入りは確認できるが肝心の価格情報はない。おそらく海外輸入品なのだろう。輸入アイテムを取り扱う雑貨店をのぞいてみると…あった!確かに売られている。普通のジップロックより30倍以上店舗によって価格はさまざまだが、平均して相場は5000円といったところか。30枚入りで5000円、つまりは1枚で166円。片や、旭化成が「お出かけや小物の整理に」と推奨する、干し芋を保管できそうな『ジップロックお手軽バッグ』はAmazonでの最安は1枚5円ほど。Supremeは30倍以上のセレブ価格。確かにブランド志向の高そうな静香だけに“らしい”といえばらしいのだが、わざわざジップロックまで……。ファッションライターに聞いてみると、「Supremeといえば木村拓哉さんのお気に入りで、インスタグラムでも珍しいコラボアイテムを身につけたファッションを披露しています。娘のCocomiさんやKoki,さんが“ダッドにもらった”とお披露目したロンTも、よく見ればSupreme。静香さんも帽子などのファッションに取り入れることも多いですし、ジップロックも夫婦で選んだこだわりアイテムなのでしょう。とはいえ、Supremeなら何でもカッコいい、何でもオシャレと思っているのなら、それはちょっと……(苦笑)」とりあえず、ミラクルひかるの新作を待ちたい。
2022年05月13日(左から)14歳7か月でデビューした香取慎吾、15歳10か月の長瀬智也、14歳11か月の岡田准一、15歳6か月の中山優馬、11歳7か月のマリウス葉4月に突如として芸能界引退報道が流れた、Sexy Zoneのマリウス葉。昨年末に体調不良による芸能活動休止を発表し、現在もその状態のまま新たな動向は公式にはアナウンスされていない。2000年生まれのマリウスは、11年にSexy Zoneのメンバーとしてデビュー。デビュー時の年齢は11歳7か月で、ジャニーズ事務所内史上最年少デビュー記録を更新、その後も破られていない。「11歳というまだ小学生の年齢でのデビューはすごいですが、かつてはローティーンでのデビューは珍しいものではありませんでした」と、ジャニーズに詳しいあるテレビ誌記者は言う。声変わりする前の貴重な美声過去の低年齢デビューを飾った主なジャニーズタレントを振り返ってみるとーー元SMAPの香取慎吾は結成時はマリウスと同じ11歳で、14歳7か月のときにCDデビューを飾っている。元TOKIO長瀬智也が15歳10か月、V6岡田准一が14歳11か月でそれぞれデビュー。NEWSとしてデビューした手越祐也、草野博紀、森内貴寛は15歳だった。そして2007年11月にデビューしたHey! Say! JUMPはというと、低年齢組のHey! Say! 7のメンバーは5人全員ローティーンデビューで、岡本圭人は14歳7か月、山田涼介が14歳6か月で中島裕翔が14歳3か月、知念侑李が13歳11か月、森本龍太郎が12歳7か月。ちなみに年長メンバーの薮宏太で17歳9か月という、驚きの若さだ。さらに、中山優馬が15歳6か月でデビュー、Sexy Zoneもマリウスのほかにも佐藤勝利が15歳ちょうど、松島聡が14歳ちょうどという若さでデビューしている。低年齢でデビューすることの背景を、前出のテレビ誌記者は語る。「亡くなったジャニー(喜多川)さんは逸材を見つけると、一刻も早く世間に届けたくなる一面があったように思います。というのも、当時8歳だったマイケル・ジャクソン(『ジャクソン5』時代)の歌声のように、Hey! Say! JUMPの知念くんやSexy Zoneの松島くんが声変わりする前に、作品として残したいという気持ちがあったのかもしれません。声変わり前の歌声は、少年が成長とともに失ってしまう期間限定の美声ですからね。さらにジャニーさんは、記録を作ることが大好きでしたから、最年少記録をどんどん更新していきたいという思いもあったのではないでしょうか」正式デビューではない期間限定ユニットだが、SixTONESのメンバー森本慎太郎を中心に、7 MEN 侍の中村嶺亜、HiHi Jetsの橋本涼、井上瑞稀らが所属し、シングルリリースや紅白へのコーナー出演を果たした『スノープリンス合唱団』は、8歳から13歳までの11人で結成された、ジャニーズ史上最年少ユニットだ。16年に結成され、アニメ『忍たま乱太郎』のテーマ曲『勇気100%』をファミリーマート限定でリリースした『ジュニアBoys』も、現Snow Manのラウールや現在少年忍者のメンバーとして活躍する内村颯太、元木湧、安嶋秀生、黒田光輝らが所属したフレッシュなユニットだった。若くしてデビューする子もいれば、ジャニーズJr.として長年活動するも、なかなかCDデビューというチャンスに恵まれない子たちもいる。また20歳を超えた“高年齢”でデビューできた人たちも。「元V6の坂本(昌行)さんが24歳でデビューしたこともよくネタにされていましたが、キスマイの北山(宏光)さんが2011年に25歳10か月デビューでそれを更新、翌年にはA.B.C-Zの五関晃一さんが26歳7か月でデビューしさらに記録を更新しました」(同前)ここ5年間でデビューしたグループを見てみると、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子の中では、ラウールが16歳という年齢でデビューしているが、キンプリもなにわ男子も最年少メンバーで19歳。Snow Manは五関の記録を更新する27歳デビューが3人存在する。握手会で小学生のマリウスはフラフラだったなぜ近年は“高年齢”でのデビューが増えたのだろうか。前出の記者は、デビューの“渋滞”が起こったことで3つの要因を挙げて分析する。「人気や実力のあるJr.でもCDデビューまでの時間がかかるようになった。デビューしなくても大規模なコンサートやイベントを成功させることができるようになった。さらに最晩年のジャニーさんは、CDデビューにこだわらなくてもいいのではないかという考え方をしていたということなどが、デビューが遅れるようになった原因にあげられるのではないでしょうか」かつてのように、経験値が少なくても低年齢でデビューできたはずだが、なかなかそうはいかない事情もある。マリウスが所属するSexy Zoneは、デビューシングル発売時に握手会を開催し、多くのファンが列をなしたことがある。前出の芸能ジャーナリストは言う。「握手会は夜遅くまで続き、まだ小学生だったマリウスは終盤フラフラになっていたという証言がありました。松島くんも活動中に一時お休みを取りましたし、元Hey! Say! JUMPの森本くんもストーカー被害に悩まされていたといいます。低年齢デビューは心身にかかる負荷が大きいという判断がされるようになってきた。そして学業との両立も重視される時代の流れもあると思います」リスクを負ってまで低年齢にこだわる必要はない、ということだ。さらにこんな理由も考えられるという。「ジャニーズは30〜40代になっても若々しいので、親子で同じタレントを応援するファンも多い。フレッシュでギラギラする少年よりも、安心感のある大人のほうが応援しやすい流れはあるのではないでしょうか」とはいえ、ジャニーズ事務所は昨年1月「ジャニーズJr.22歳活動終了制度」を導入したと発表しているため、“高齢デビュー”もなくなる可能性が高い。ファンは年齢よりも、アイドル自体の魅力に惹きつけられている。事務所の先見の明に期待したい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年05月11日香取慎吾撮影/廣瀬靖士いつも新しい挑戦を続けている香取慎吾。ショーをやったりTikTokをはじめたり、ロゴを描いたり!そんな慎吾ちゃんの仕事&プライベート話を聞きました。生バンドの音を聴いただけでシビれちゃうよね――アルバム『東京SNG』を引っさげての明治座公演は、楽しいショーになりましたね。「幕が開いたら全編ビッグバンドだからすごく楽しいし、自分も客席でそのショーを見たいぐらい(笑)。リハーサルが始まった最初のころに、バンドのみなさんのところに顔を出したときから、もう音を聴くだけでシビれていました。“うわ〜、生バンドだ〜!”みたいな。ラスベガスとかニューヨークとかで生バンドを見たときのカッコいいなっていう高揚感とか、音が耳から離れなくなる感じは何回か経験があるんだけど、今回の明治座と京都劇場でも、みなさんにそれを感じてもらえればうれしいです」――新たに始めたTikTokのほうはいかがですか?「YouTubeと比べたら短いから、もうすっごい楽だし、おもしろい。そのための三脚とかも買っちゃったし(笑)。TikTokerのみなさんって、何度も撮り直すって聞くけど、僕が上げてるのはほぼ一発撮りだから、下手したら1回で15本、20本ぐらい、いろいろ撮ってて。でも、そういうのをいっぱい上げてたら、TikTokをやってる人たちに、そんなバンバン出すもんじゃないみたいなことを聞いて(笑)。1日1本でもいいぐらいですって言われて“えー、もっと上げたい!マジで我慢できない!”みたいな(笑)」――先日は『サタデーウオッチ9』にもゲスト出演されましたね。「『ワルイコあつまれ』の番宣でってことで行ったら、思いのほか、がっつりニュースでビックリしました(笑)。でも、土曜の夜の生放送の感じとかはすごく懐かしかったな。あと、放送を見てくれたみなさんのコメントで“髪伸びたね!”っていうのを見かけたんだけど、実はその前の日に切ったんだよね。今日もこの後、明治座に向けて、アルバムのジャケ写ぐらいに、少し短く切ろうかと思ってます」香取慎吾【こぼれ話】バスケットボールのラックを買いました「僕、有名ブランドが出してるスポーツコレクションが好きみたいで、バスケットボールを6個とか、スポーツしないのにどうして? ってぐらい買ってて。それが家に転がってるのがずっと気になってたんです。そしたらネットでボール用のラックを見つけて、ついに買いました。子どもが遊ぶボールを置くためのラックみたいで、自分で組み立てて、ボールも空気を入れ直してきれいに飾ってます(笑)」SATCシリーズは全部見てるぐらい大好き!「最近見た『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』は面白かったな。映画も含めて、今までのは全部見てるし大好き(笑)。サマンサがいないのは寂しいけど、脚本もいいし、もう面白くて唸る感じ。やっぱ最初から見てきてるから自分も年齢を重ねてるし、彼女たちも年齢を重ねてきてのいまが素敵だしね。シーズン2の撮影も始まったみたいで、すーごい楽しみですよ(笑)」ヒカリエのロゴを早く見に行きたい!「ロゴマークを描かせてもらった渋谷のヒカリエに行けてないんだけど、ツイッターで行った人の写真を見たら、ロゴの入ったでっかい旗とかが出てきて、早く行きたいなってワクワクしてますね。わかってはいたんだけど、自分の描いたロゴがいろんな場所にあるって、なんかやっぱ絵とかほかのものとはちょっと違う感覚だよね。いたるところにあるっていうのが信じられないし、すごいうれしい!」Informationセカンドアルバム『東京SNG』発売中『香取慎吾 二〇二二年 六月京都特別公演 東京SNG』6月24日〜7月10日京都劇場にて公演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月公開予定取材・文/渡邉朋子ヘアメイク/石崎達也スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月05日草なぎ剛撮影/廣瀬靖士ドラマの撮影で、アメリカに行っていたという草なぎ剛。ほかにも映画出演に、6年ぶりとなる連ドラ主演も決定!大活躍の草なぎだが、そんな彼が“縁”を感じている人とは……。6年ぶりの連ドラ主演にワクワク――夏にディズニープラスで配信されるドラマ『拾われた男』の撮影で、ずっとアメリカに行ってたんですよね?「ミシガン州のカラマズーという町に20日間くらい行ってました。自然が豊かで鹿がいたりして、田舎なんですけど、すごくいい町でしたね。僕が演じるのは原作者の松尾諭くんのお兄さんなんですけど、彼がその町に暮らしていて、実際に住んでいた家だったり、勤務先で撮影したんですよ。行くとこ行くとこ全部お兄さんを知っている人がいて……なんかお兄さんを探す旅みたいな不思議な感覚でした」――お兄さんはどういう人?「ジョークが好きで、すごく周りの人から愛されている。つかみどころのないミステリアスな部分もあって、魅力的な人ですね」――関西弁なんですよね?「そうなんですよ。僕、関西弁の役って初めてで。英語のセリフもたくさんあるんですけど、関西弁のほうが難しかったかも(笑)。英語はなんとなく雰囲気でそれっぽく見せられるけど、関西弁はエセがバレる気がしちゃって……言葉のハードルも結構高い役ですね」――8月には映画『サバカン SABAKAN』も公開されます。「子どもたちが主役の映画で、僕は大人になった主人公を演じます。少年のひと夏の冒険を描いた心にしみる作品です。’86年が舞台なので、ちょうど僕の子ども時代と重なるんですよ。試写を見たあとは次の日まで余韻に浸っちゃいましたね。僕も子どものころはチャリンコで友達と隣町まで遠征したりしてたから、懐かしいなぁって」――来年1月クールで復讐シリーズの第3弾の放送も決定です。「連ドラ主演自体6年ぶりなので、ワクワクしますね。詳しい内容はまだ決まってないんですけど、復讐シリーズは金貸しだったり詐欺師だったり、キャラの濃い役を演じるので、僕的にはアニメっぽい感覚の作品なんですよ。今度はどんなキャラになるのか楽しみ!」草なぎ剛【こぼれ話】今度は舞台で共演したい「この間、吉沢亮くんの舞台『マーキュリー・ファー』を見に行きました。ものすごくよかった。白井晃さんが演出で、見る人によって感想が分かれる作品だと思うけど、僕はとても美しく感じたし、すごく好きだなって。亮くんも大河ドラマの『青天を衝け』の栄一とは全然違っていて、素晴らしかったです。今度は一緒に舞台に立ちたくなりましたね」松尾くんに縁を感じてます「『拾われた男』は松尾くんとの縁を感じる作品です。彼がちょうど原作のエッセイを書いてるときに舞台『バリーターク』で共演したんですけど、僕にとっては新しい地図としての初仕事だったからすごく印象に残ってる。その後『アルトゥロ・ウイの興隆』ではバディをやって……いま、彼が原作のドラマで彼のお兄さんを演じている。『拾われた男』自体、縁がテーマの一つですけど、まさにそれを感じてます」行ってみたらびっくり!「ロケで行ったカラマズーには、昔ギブソンの工場があったんですよ。僕、ギブソンが大好きなので行ってみたら廃墟しかなかった(笑)。でも、僕が持ってる’50年代のヴィンテージギターはこの場所で作られてたんだと思うと感慨深かったですね。ギブソンは10本くらい持ってるけど、昔のギターはなんか鳴りがいいような気がするんですよね。音にそんな違いはなくても、弾き心地がすごく好きです」Information『拾われた男』ディズニープラス今夏配信『サバカン SABAKAN』8月19日公開予定『草なぎやすともの うさぎとかめ』5月15日よりレギュラー放送読売テレビ(関西ローカル)日曜 12時35分〜取材・文/蒔田陽平ヘアメイク/荒川英亮スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月04日稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士舞台にレギュラー番組、ラジオにと大忙しの稲垣吾郎。そんな稲垣が見せた、ラジオのゲストに対する“プロ”としての配慮とはーー?素顔に迫るインタビューをお届け!幸せな空間だった――舞台『恋のすべて』は久しぶりのミュージカル・コメディでした。「『サンソン』や『No.9』は重厚感のある舞台だったから、『恋のすべて』はカジュアルに楽しめて僕自身も歌って踊って楽しかったです。やっぱり生演奏って素晴らしいですね。歌っていて気持ちよかったし、ジャズは僕のラジオでもよく取り上げてるので、より身近に感じました。お客さんの反応もマスク越しだったけど、しっかり伝わってきて舞台ならではの高揚感も味わえたし、本当に幸せな空間でした。6月に京都でも上演するので楽しみです」――『ななにー』の『インテリゴロウ』やラジオでの思い出深いエピソードは?「どの方もすべてクリアに覚えてますよ。『インテリゴロウ』は90分の収録なんですけど、密にお話ができる機会ってなかなかないじゃないですか。だからいつも貴重な経験をさせてもらってるなって思います。もちろんある程度台本はあるけど、ゲストの方たちも僕だからということで話してくださることもあるだろうし、僕も決まりきったインタビューというよりもゲストの方が楽しかったなって思ってもらえることを意識してます。特にラジオに来てくださるアーティストは、リリースのタイミングだったりして同じことを何度も聞かれてると思うので、居心地のよさを大切にやってますね。僕もインタビューを受ける立場だから、そこはわかるので(笑)」――多忙な毎日かと思いますが、リラックスできてますか?「家にいるときは、だいたいリラックスできてますよ。映画を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたりして。そこはみなさんと変わらないと思います。最近はちょっと休憩してたけど、家に暗室があるからカメラも復活したいなと思っていて。暖かくなってお花が咲いてきたしね(笑)。近所を散歩しながらスナップを撮ったりっていうったりするので、フィルムやデジカメでいろいろ撮って楽しんでます」稲垣吾郎【こぼれ話】誰からも声をかけられない「マスクをしてけっこう自由に街中を歩いてますよ。それはコロナ禍になる前から変わらないですけど。今はみんながマスクしてるから、逆に目立たないっていうのはあるかな。え?いや、オーラとか別にないですから(笑)。僕の場合は、誰からも声をかけられないですね。もしかして、かけづらいのかな?みなさん、そっとしておいてくださってますよ(笑)」歴史上の人物で会いたい人「坂本龍馬や織田信長とか会ってみたいけど、価値観が違いすぎて逆に怖いよね(笑)。そうだなあ、もう5年前に亡くなってしまったけど、デヴィッド・ボウイは会いたかったですね。僕、すごくファンだったので。そういう意味では、自分が舞台をやったベートヴェンに会ってインタビューしてみるのも楽しいかもしれない。うまく話せるかは自信ないけど(笑)」自然に触れてリフレッシュ「しばらくやってなかったけど、そろそろゴルフをまた始めたいですね。これからの季節、絶対気持ちいいよね。でもコースをまわる前に打ちっぱなしにも行っておかなきゃって思うけど(笑)。あとは旅行にも行きたいし、ドライブなんかもいいかな。コロナ禍で自粛していたのはみなさんも同じだと思うんですけど、状況が許せば外出して自然に触れてリフレッシュしたいな」Information『恋のすべて』6月9日〜19日京都劇場にて公演取材・文/花村扶美(稲垣)ヘアメイク/金田順子スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月03日新しい地図新曲の配信やEテレでのレギュラー番組スタートなど、ますます活躍の幅を広げる稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。そんな多忙な彼らの今を、懐かしの“新生活”トークも交えてお届け!芸能界デビュー時の記憶――まだ新年度の空気が漂っていますが、3人は芸能界に入ったころのことを覚えてますか?香取「昔すぎるな(笑)。そういえば事務所のオーディションで、ゴロさんと電車が一緒だったんだよね?」草なぎ「この間、(ななにーで)話してたね。30年前だっけ?」香取「35年前じゃない?」草なぎ「え、そんなに?もう自分のことじゃない感じだね(笑)。35年前なんて自分の子どもみたいな感覚。僕はあのころまだ中学生だったし、仕事と思ってなかったな。それこそ中1のときに萩本欽一さんの番組『欽きらリン530!!』に出演して、芸能界の基本を教えてもらって徐々になじんでいった感じ」稲垣「僕たち子どもだったよね。僕も毎日が楽しかった。今まで見たことのない世界だったし、こんなにキラキラした場所があるんだ、何か夢を見てるみたいだなって思いながら過ごしてました」香取「僕なんてまだランドセル背負ってたからね(笑)。で、いろんな場所へ仕事に行くんだけど、渋谷からしか帰れないから赤坂で終わっても僕だけ渋谷まで送ってもらって帰るっていう(笑)。それが今では、渋谷ヒカリエに自分がデザインしたロゴマークが飾られたりするんだから、時代の移り変わりを感じます(笑)」草なぎ「すごいことだよ(笑)」――3月6日にデジタルシングル『だったらDance!!』と『72かのナニかの何?』を配信リリースしました。『だったらDance!!』は『ななにー』の2代目テーマソングです。どういうふうに聴いてほしいですか?草なぎ「明るくて元気になる曲ですよね。運動不足解消にもなるから一緒に踊ってほしいです」稲垣「うん、ステイホーム期間も長かったし、身体を動かすっていうのはいいことだと思います」香取「TikTokで、お孫さんがおじいちゃんやおばあちゃんに振り付けを教えて、一緒に踊ってるのを見てすごくうれしくなった」草なぎ「家族みんなでっていうのがいいよね。フリも覚えやすいし」香取「『ななにー』でみちょぱやEXITも踊ってくれてるんだけど、うまくなってきてて、もうそろそろ抜かされそうです(笑)」――『ななにー』だけでなく、『ワルイコあつまれ』もレギュラー番組になりましたが、放送が始まってみていかがですか?草なぎ「あくまでも教育番組ですけど、今までやってきたコントのスキルも生かせるなと思ってやってます。僕のコーナーの『好きの取調室』は、各分野の専門家の方が来てくれたりするので、実際に僕自身驚くこともあるし、勉強にもなってるから楽しいですね」香取「僕はつよぽんやゴロちゃんが何をやってるのか、オンエアを見るまで知らないっていうのが、楽しみだったりしますね。“ああ、ゴロさん、ユーチュー婆(ユーチューバー)の米田キンさんやってるんだ”とか(笑)」稲垣「(笑)。教育番組だから、子どもが見るっていうのは大きいけど、大人も今さら聞けないようなことを子どもと一緒に学び直せる楽しさもあると思います」香取「30分の放送のなかに、いろんなコーナーが入ってくるからすごいボリューム!」草なぎ「しかもCМも入らないからノンストップです(笑)」――では、プライベートの質問も。これから行楽シーズンです。出かけるなら海派?山派?稲垣「今は山の気分。キャンプとかは、やったことがないからわからないけど、新鮮な空気を吸ってキレイな景色や自然に触れたいかな」草なぎ「僕はどこでもいいんだけどな。都会でもいいですか(笑)。この間、撮影で20日間くらいアメリカに行ってきたじゃない。何もない田舎町だったので、やっぱり都会はいいなあって思いました。本当に都会はいいですよ。コンビニもあるし。表参道あたりでショッピングがしたいですね」香取「僕も都会が好きだけど、海が見たいな。コロナ禍前は1年に1回はハワイに行ってたんですけど、全然行ってないし。だからって海が恋しいっていうわけでもないんだけど。でもきっと海、デカいんだろうなあと思って(笑)。一瞬でいいから海を眺めながらビールを飲んで、すぐ都会に戻ります(笑)」ここだけのプライベート話Goroついコレ買っちゃいます!「つい買ってしまう食べ物は野菜かな。スーパーに行くとまだ家にあるのに買っちゃいますね。なんか身体によさそうだから買わなきゃなっていう思いもあったりするんで(笑)。よく買うのは味がしっかりしたもの。例えば、ルッコラやクレソン、ラディッシュ、ケール、ブロッコリースプラウトとか。野菜によって調理法は違うけど、サラダはもちろん煮たり焼いたりもしますよ。ケールだったら朝はスムージーにして飲んでますね」Tsuyoshi料理をしてるとリラックス「最近、牡蠣が好きで、老酒で煮ただけの牡蠣の酒蒸しみたいなのをよく作ってます。なんの味つけもしなくても、めちゃくちゃおいしいんですよ。料理をしてるとリラックスできるからYouTubeの撮影以外でも結構します。自分で作れば味の加減ができるじゃないですか。味の濃いものが続いて、身体に優しいものが食べたくなったら、じゃあ作ろうってなりますね」Shingo人生でこんなに桜を見たのは初めてかも「今年はちょうど桜が満開の時期に、たまたま歩いたり、自分で車を運転する機会があって、人生でいちばん桜を見たかもしれない。初めてこんなに見たから、すごいきれいでびっくりしたし、ちょっと感動した(笑)。でも満開の時期って短いんですね。気づいたら1週間ぐらいで緑が出てきてて。TikTokのオススメに「#桜」って出てきたから、俺もやろうと思ったんだけど、もう散ってて撮れなかった」Information『7.2新しい別の窓』ABEMA第1日曜 15時〜『ワルイコあつまれ』Eテレ土曜 10時15分〜取材・文/花村扶美(座談会、稲垣)、蒔田陽平(草なぎ)、渡邉朋子(香取)ヘアメイク/金田順子(稲垣)、荒川英亮(草なぎ)、石崎達也(香取)スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月02日こちら全部、木村拓哉!キムタク主演のドラマ、何が好き?『未来への10カウント』(テレビ朝日系:木曜9時)の初回平均視聴率は11.8%の好発進。検察、医師から総理大臣、あげくはロボットまで演じてきた木村拓哉が今度は高校ボクシング部のコーチに就任!あなたはどのキムタクが好きですか?男女1000人に緊急アンケート!今月14日からスタートした木村拓哉(以下、キムタク)主演の連続ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)が話題を呼んでいる。今作でキムタクが演じるのは、高校ボクシング部のコーチ。でもこのコーチの過去には……。「高校時代にボクシングで4冠を達成するという輝かしい成績を収めたものの、現在は生きる希望を失っている主人公。図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱い気持ちを取り戻していくというストーリーです。木村さんに“元天才”はつきもので、元天才ドライバー役の『エンジン』、元天才シェフ役の『グランメゾン東京』などがあります」(ドラマウォッチャー)。キムタク=天才なのは理由がある、と続ける。「凡人の役だと浮いてしまうんです。オーラがやっぱり消えない。ネット上では木村さんがとっぴな職業設定のドラマが始まると“キムタクのキッザニア(子どもの職業体験施設のこと)”などという言葉も登場します。規格外にカッコいい木村さんが普通の役を演じてもつまらなくないですか?」ほかの俳優と比べて圧倒的に“変わり種”の職業が多いキムタク。そこで、これまで演じたドラマでの“職歴”をランキングとともに振り返ろう!キムタクが主演を務めた連続ドラマ23作品の中から、最もキムタクが役にハマっていたのは?20代以上の男女1000人を対象に聞いた栄えある1位は視聴率でも1位の『HERO』(’01年、フジテレビ系)。1位『HERO』九利生公平(検事)『HERO』(’01年フジテレビ系月曜9時共演:松たか子平均視聴率34.3% 272票)あらすじ/型破りで正義感の強い検察官・九利生(木村)と、松たか子演じるきまじめだがとぼけたところのある検察事務官2人のコンビによる捜査活動を同僚検事たちの巻き起こすコメディーを交えて描かれた。阿部寛や小日向文世など、脇の面々も活躍した。好評を受けて’06年には特別編、’07年には劇場版が製作され、’14年からは相棒を北川景子にかえて2期がスタート。’15年には劇場版第2作が製作された。「中卒で大検を経て司法試験に合格、という難しい役柄を上手に表現していた。通販グッズオタクという設定もチャーミングでした」(40代女性)「キムタクには“型破り”が似合う!検事なのに机に座っていられなくて現場に出ちゃうのがキムタクらしい」(40代男性)「あんなファッションの検事は見たことないけど、それがまたドラマって感じでよかった」(50代男性)。劇中キムタクが着用していたエイプのレザーダウンジャケットは今でもネット上で高値で取引されるほどの人気。身につけたものまで売れる現象はさすがキムタク!でも同作で検事の仕事をわかった気になるのは“ヤバイ”です。2位『GOOD LUCK!!』新海元(パイロット)『GOOD LUCK!!』(’03年TBS系日曜9時共演:柴咲コウ平均視聴率30.6%211票)あらすじ/全日本空輸(ANA)が舞台。木村拓哉演じる若手の旅客機パイロット・新海を中心に、恋愛と仕事に生きる人たちを描く青春ドラマ。主題歌は山下達郎の『RIDE ON TIME』若手パイロットという難しい役柄に自慢のロン毛をバッサリ切って挑んだ意欲作。「和歌山の白良浜で撮影していましたが、キムタクがいると本当に(劇中の設定の)ハワイに見えた」(50代女性)、「親指を立てるグッドラックポーズがカッコよかった、キムタク考案のポーズだとか」(40代男性)、「あんなパイロットいねー、と思いながらも夢中で見ていた」(50代男性)。第1話放送後から、撮影に全面協力していたANAの株価が上昇。航空業界への就職希望者が急増する現象も起きた。瞬間最高視聴率は41・6%と今では考えられない驚異的な数字!僅差で3位にランクインしたのは、『ビューティフルライフ』(’00年、TBS系)。3位『ビューティフルライフ』沖島柊二(美容師)『ビューティフルライフ』(’00年TBS系日曜9時共演:常盤貴子平均視聴率32.3%192票)あらすじ/当時大流行していた職業・カリスマ美容師に挑戦した意欲作。腕はあるが人気のない美容師の男性と、難病のため車椅子での生活を送りながらも健気に生きる図書館司書の女性との純愛を描いたラブストーリー。主題歌はB’zの『今夜月の見える丘に』「B’zのあの主題歌『今夜月の見える丘に』が流れると自然にキムタクを思い出しちゃう」(40代女性)、「常盤貴子さんに死化粧を施すシーンは泣けた」(40代女性)、「イケメンでおしゃれ、実際にいてもおかしくない感じで、ハマっていましたよね」(40代男性)。当時流行していたカリスマ美容師をいち早く取り入れた北川悦吏子脚本の作品。「前年にイタリア映画の『ライフ・イズ・ビューティフル』がアカデミー賞にノミネートされ話題になっていました。劇中、車椅子を主人公が押しながら坂道を下るという名シーンがあるのですが、木村さんの作品でもそのシーンがオマージュされていて、当時の流行を全部詰め込んだ作品になっています。時代が感じられる名作です」(前・ドラマウォッチャー)。このドラマがきっかけでバリアフリーという言葉が周知されたのはご存じですか?4位は、竹内結子さんとのカップリングが好評だった『プライド』(’04年、フジテレビ系)。4位『プライド』里中ハル(アイスホッケー選手)『プライド』(’04年フジテレビ系月曜9時共演:竹内結子平均視聴率25.2%176票)あらすじ/アイスホッケーに情熱を燃やす青年の奮闘をメインに、それに絡むOL・竹内結子との恋愛模様、チーム内での人間関係などを描いたスポ根ラブストーリー。主題歌はクイーンの名曲『ボーン・トゥ・ラブ・ユー』「主人公の口癖であった“メイビー”を多用していたら当時の彼女にウザがられました」(40代男性)。“氷上の格闘技”といわれるアイスホッケー。当時はメジャーなスポーツではなかったが、知名度を上げることにも大きく貢献。“マストビー”の決めゼリフで有終の美を飾った。5位は、ポーズも話題になった『グランメゾン東京』(’19年、TBS系)。5位『グランメゾン東京』尾花夏樹(シェフ)『グランメゾン東京』(’19年TBS系日曜9時共演:鈴木京香平均視聴率12.7%118票)あらすじ/令和最初にキムタクが演じたのはカリスマシェフ。『ミシュラン』にて最高峰の三つ星を獲得したフランスの一流レストランで修業を積んだ日本人シェフ、尾花だが、あることが原因で失脚してしまう。それから3年後、鈴木京香演じる女性らと『グランメゾン東京』をオープンさせ再スタートするまでの悲喜こもごもを描く。主題歌は山下達郎の『RECIPE』「サクセスストーリーなので見ていてスカッとした。キムタクはベタでいい」(50代男性)、「ビストロで鍛えられた料理の手さばきが再び見られて眼福だった!」(50代女性)。山下達郎が書き下ろした主題歌が日曜9時にふさわしく、清々しい。「落ちぶれた元天才シェフが徐々に仲間と信頼を取り戻していくというストーリーは、SMAP解散以降悪者扱いされていた木村さんのイメージを払拭するのに最適だったと思います。さらに香取慎吾さんが同作放送中にグランメゾンポーズをしたことも話題に。もう一度ビストロSMAPが見たいと思ったファンは多いでしょう」(テレビウォッチャー)。「何をやってもキムタク」は褒め言葉「木村さんを語るうえで“何をやってもキムタク”という言葉があります。いろんな職業を演じても同じと言いたいのでしょうが、それだけ木村拓哉の放つ光が強いというむしろ褒め言葉だと私は思います。ご本人にもその言葉は届いているようで、番組内で思いを吐露されたこともありました」(ドラマスタッフ)。その番組とは『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(’19年TBS系)でのこと。映画『マスカレード・ホテル』の宣伝で共演する勝地涼が仕掛け人となり、木村に「俳優をやめたい」と相談するドッキリを敢行。“木村さんもしんどいときとかありました?”と問う勝地に対して、キムタクは、《しょっちゅうだよ。何やったってキムタクだって。しょうがないよね。人がそう言うんだから》と、しんどい思いをしていることを漏らした。「演技がどうだろうが、木村さんの作品がコケたことはありません。その時代の最高視聴率をいつもとっていますし、やはり存在がレジェンド。共演俳優らの士気も上がります」(同)。これからもキムタクのさまざまな職業を魅せてほしい。元ボクサーの鬼コーチキムタクも期待しています!
2022年04月21日中居正広《中居ヅラの皆さん、お暇でしたらどこかへ去ってしまったあの子たちをお探し頂きたいと思います》4月1日、中居正広が有料公式サイト『中居ヅラ あの子たちに…、』をオープン。この日は、中居が独立2周年を迎えた日でもあった。「サイトの内容は、会員限定の写真、動画、ブログ、メルマガなどのようです。ちなみに“中居ヅラ”とは“中居のファン面をしている人”という意味で、中居さんがファンにつけた愛称のことなんだとか」(スポーツ紙記者)開設から数日で会員番号は7万番台にこれまで中居は、自らネット上で情報発信をしてこなかった。そのため、この報せを待ち望んでいたファンも多い。「ただ、注意事項として、イベントやチケットの優先販売などの特典はないとサイト上で断言。“今後の私に期待しないこと。あしからず!”と、過度な期待を持たないよう入念に呼びかけています」(同・スポーツ紙記者)変わらず“のんびり”活動するためだろうか、『中居ヅラ』は月額100円、入会費1000円という破格の値段設定がされている。そのためか、会員数は急増中だ。「開設から数日で、会員番号は7万番台に。実数は公表していませんが、それに近い数の申し込みがあったのでしょう」(同・スポーツ紙記者)一部報道では「中居がファンクラブをオープンさせた」と表現されていたが、『中居ヅラ』に“ファンクラブ”という記載はなく、《非常にグレーな小さなコミュニティールーム》という説明があるのみ。サービス内容は従来のファンクラブに近いように思えるが、どのような違いがあるのだろうか。SNS運用やファンビジネスに詳しい高橋暁子氏に話を聞いた。「値段設定からもわかるように、安定的な収入を得たいわけではなく、あくまでサイトの運営費として会費を受け取っているのでしょう。レーベルやスポンサーも入っていないそうですし、ビジネス観点から見ると、赤字なのでは?と疑ってしまいますね(笑)」収支を度外視しているように見えるコミュニティールームを始めた中居の狙いとは。「中居さんはSNSを運用されていませんし、コロナ禍もあってファンとの交流は非常に限定的でした。そんな中でも自分を待ち続けてくれるファンの方々とつながりを持ち、恩返しをしたいという気持ちからスタートした企画なのではないでしょうか」(高橋氏)この“コミュニティールーム”が、芸能界の新境地を拓いていく可能性もある。「誹謗中傷の種となりがちなSNSとは異なって、有料化にはファンをふるいにかける効果が期待できます。また、値段を抑えることでファンの懐に優しく、タレント自身も背負いすぎないでファンサービスにいそしめるんです。中居さんを見習って、同じようなサービスを展開する芸能人も現れるのでは」(高橋氏)サイト上では、ファンとどのようなコミュニケーションをとっていくのか。ファンは楽しみすぎてのんびり待ってなんかいられない!?
2022年04月15日新しい地図撮影/廣瀬靖士稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が視聴者と一緒に社会を楽しく学ぶ教育バラエティー『ワルイコあつまれ』が4回の特番を経て4月からレギュラー放送スタート。早速、収録に臨んだ3人にいまの心境や見どころを直撃!!草なぎの提案に香取「絶対やらないです!!」草なぎ「みなさんの応援とか後押しのおかげでレギュラー番組になったので、とてもうれしく思っています。まだ出発したばっかりなんですけど、すごく刺激的でワクワクしている自分がいるので、視聴者の方にも楽しんでもらえたらと思います」香取「こうやってまたテレビで遊ばせてくれる場所がNHKさんにあるとは思わなかったので、すごくうれしいです。僕は今まで、スタッフの方たちとしっかり話し合って番組を作るほうだったので、今回みたいにあんまり話を詰めないままスタジオに来る感じが新鮮で。だから、今まで以上に視聴者のみなさんと、はちゃめちゃにテレビで遊びたいと思います」稲垣「僕もふたりと同じで、反響や後押しが本当にうれしかったです。コントとかバラエティーの要素もあって、自分たちもやってて楽しいですし。新たな出会いや再会も含めてこれからが楽しみです」――番組で掘り下げて学んでみたいジャンルはありますか?草なぎ「心理学とか脳科学なんかおもしろそう。“将棋のプロは何手先まで読めるか?コンピューターと戦ってみよう!!”とか“脳科学の真実”みたいな感じで。Eテレさんっぽいじゃないですか(笑)。で、ゴロさんと慎吾ちゃんが将棋の駒の着ぐるみで動いたり(笑)」香取「絶対やらないです!!」草なぎ「じゃあ飛車にしてあげる(笑)。ゴロさんは角で。将棋ではやっぱ飛車・角がいちばん大事なんで」香取「絶っ対ダメ!!」稲垣「僕は、かぶりものがNGなんで、将棋の駒以外だったら」草なぎ「そんなこと言いながら、今日も新しいコーナーでバリバリやってましたから(笑)。稲垣吾郎はやるときはやる男なんで!!」香取「僕は、脳というより全体的に人間の身体かな。例えば老いとか(笑)」稲垣「子ども相手に?」香取「僕もずっと関係ないと思ってきたけど、いざ年を重ねてみると、人の身体はいつごろからどう変化していくのかとか、子どものうちから知っておくのもいいんじゃないかなと思って」稲垣「僕はマンガ日本の歴史っていうのを全巻持ってて、歴史でわからないことがあったりすると、ちょっと恥ずかしいんだけど、それを読み返したりする(笑)。そうすると思い出せるし、やっぱりわかりやすく入ってくるんで。この番組も、学びのハードルを下げてくれるという意味では近いと思うから、歴史とか哲学の話を学び直すのもおもしろいかなと思う」――では最後に、みなさんの“ワルイコ”エピソードを教えてください。草なぎ「僕は子どものころ野球をやってたんだけど、当時住んでた団地の壁にボールを投げて壁当てをやってたら、窓ガラスを割っちゃって……。“あそこ、絶対カブトムシがいるよ”って、友達に木登りをさせたら、枝が折れて友達が落っこちちゃって、“なんだよ~!!”って笑い合ったり(笑)。やんちゃ坊主でしたね」香取「僕は、キャイ~ンのウドちゃんとかと一緒に番組をやってるときに、ウドちゃんのふくらはぎを指でつねったり(笑)。で、ウドちゃんが“ダメだよ!!何してるんだよ、王子は!!”とか騒ぎ始めると、“今、番組中なんだから、騒いじゃダメだよ”って言ったりして。ワルイコですね(笑)」稲垣「僕は一切ないです!!」香取「あはは!!」草なぎ「ズコズコにゃーにゃー、ズコにゃーにゃー!!」香取「なんだよ、それ!!(笑)」稲垣「でも唯一思い出すのは、僕も団地生まれ、団地育ちなんですけど、子どものころから空とか飛行機に対する憧れがあったから、紙飛行機を作って飛ばすのが大好きで。家のベランダから、紙飛行機を何十機、何百機って飛ばしてたら、団地の芝生が一面の雪景色みたいになっちゃって。あれは怒られましたね(笑)」香取「ワルイコだね」草なぎ「いいエピソードあるじゃないですか〜!!」稲垣「ありがとうございます。ちょっとロマンティックなワルイコエピソードでした(笑)」草なぎ「ロマンティックあげ~るよ~♪」香取「うるさいっ!!(笑)」教えて! 撮影ウラ話【稲垣】「子どもって大人の発想にはないこともあるし、楽しいですよね。僕らに対しても固定観念がないというか、僕らのことを知らないんじゃないかな(笑)。あと、僕も子どものころに家族でテレビを見てて、テレビから影響を受けたものも多いから、見てくれる子どもたちに、何か原体験となるような影響を与えられる番組にしていきたいですね」【草なぎ】「この前の合唱団のコーナーで子どもたちの歌声を生で聴いたら、ピュアな気持ちが伝わってきて、感動してちょっと涙が出そうになりましたね。質問コーナーでも、ハッと驚かされたり、子どもから学ぶこともたくさんあるし。逆に僕は大人になりきれてなくて、ゴーマイウェイな感じなんで(笑)」【香取】「僕はこないだ、人間国宝の方に会うコーナーをとったんだけど、レギュラーになる前の収録のときと同じ子たちが集まってて。そしたら撮影の合間に子どもたちが“次もまたこのみんなで集まれたらいいね”ってみんなで小さくつぶやいてたのがかわいくてよかったな」4月9日スタート『ワルイコあつまれ』Eテレ土曜朝10時15分〜取材・文/渡邉朋子
2022年04月09日木村拓哉、工藤静香とKoki,木村拓哉一家の“警察トラブル”が『文春オンライン』で報じられた。なんでも30代〜40代とみられる女性が、都内高級住宅街に建つ木村の豪邸敷地に侵入する“不法行為”を働いたというのだ。文春によると事件が起きたのは3月1日の夕方ごろ、自宅周辺にはパトカーが駆けつる取り巻く物々しい雰囲気となり、“犯人”女性が複数の警察官に囲まれて職務質問を受けたとある。現場では家主の木村が聴取に応じ、側には憤る工藤静香、その陰にCocomiとKoki,の姿もあったよう。ジャニーズ事務所も騒動を事実と認めて、《当該女性による不法行為について、警察に通報し、対応していただきました》と答えたように、確かに“久しぶり”の通報騒ぎに見舞われた木村家。かつて2008年10月にも“不法侵入”されていたーー。「夜7時過ぎに自宅の警報装置が作動して警備員が駆けつけ、後に警察捜査から2階に何者かが侵入を試みた形跡が発見されたのです。当のキムタクら家族は海外旅行中で、犯人に遭遇することなく無事だったのですが、未遂とはいえ怖い思いをしたことでしょう。当時は、近辺で同様の空き巣被害が続いていたそうで、おそらく犯人は“キムタクの家”と知らずに入ろうとしたのでしょう。ただ、今回の女性は明らかに知った上での不法行為だったのでは?」(芸能リポーター)かねてより“やらかし”ファンが来ていた“動機”は明かされてはいないが、2人の娘の一線で活躍する芸能一家であるが故に、例えばファンによる過剰行為の末の騒動だったとも考えられる。というのも、最近こそ落ち着きを見せていたが、完成時にはちょっとした“観光名所”化していた木村の自宅。「あの頃は、プライベート写真を撮るだけで記事になる人気ぶりだっただけに、定期的に自宅近くで張り込みをしたものです。すると、どこから場所を聞きつけたのか、毎回のようにファンらしき女性たちが自宅前をウロウロしたり、記念写真を撮ったり、それこそ塀の中を覗こうとする動きをしたり。張り込んでいる僕らが言うのもなんだけど、“それはマズイだろう”と思わせる、女性たちの“やらかし”行為を何度も目撃したものでした(苦笑)」と、現場取材していた写真誌カメラマンは振り返る。確かに木村の行先には、どこでスケジュールを入手するのか、追っかけファンが常に待ち構えていた時代。『mixi』などのSNSサービスも普及しはじめた頃とあって、ファン同士で自宅も含めた情報を共有していたのだろうか。「ネット社会のさらなる発達によって、“SNSからの特定”も増えていると思います」とは、ネットトラブルに詳しいITライター。たしかに静香をはじめ、CocomiにKoki,、木村までもがインスタグラムを活用して日々の生活を発信している一家だが、それがどんな影響を及ぼしているのか。「木村さんたちのインスタをお見受けしたところ、自宅や近所を思わせる背景が写り込んだ画像が多々あります。特にコロナ禍において、“今日のファッション”や犬の散歩シーンなどの身近な生活を投稿していたことでしょう。これでは“彼、彼女ら”にヒントを与えているようなもの」(同・ITライター)地名や地域がわかる表記が写り込むのは論外ではあるが、特徴的な外壁や路地、また近所にあるお店や公園、公共施設なども特定につながる可能性があるという。SNS画像から自宅を特定するストーカー2019年には、アイドル女性の自宅に侵入して危害を加えた“ストーカー”が逮捕された。犯人が被害者宅を特定した手口というのが、彼女自身がSNSに投稿した顔写真の瞳に反射する景色を元に辿ったという驚きのもの。「いわゆる“デジタルストーカー”です。もちろん、木村さん宅への不法侵入がその手口だとは断定できませんし、悪いのは間違いなく当該女性です。でも、インスタに夢中になるほどに、不利益な情報をネットに拡散させるリスクは高まり、画像投稿に抵抗感をあまり感じない若者世代は知らずうちに、SNSを通じて犯罪に巻き込まれる恐れもあります。今1度、身近なプライベートに関する画像を見直し、それでも必要な投稿ならばモザイク処理などの加工をする。子どもを守るためにも、それを教えるのはご両親の役目だと思います」(同・ITライター)親がSNSに夢中になる前に、か。
2022年04月06日SMAPメンバーの出演ドラマ、全てわかる?木村拓哉2年ぶりの連続ドラマ『未来への10カウント』が、テレビ朝日系にて4月14日よりスタート。大河ドラマ『青天を衝け』での徳川慶喜役が記憶に新しい草なぎ剛は、’23年1月クールのカンテレ・フジテレビ系において『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く復讐シリーズの第3弾に主演することが発表された。そして稲垣吾郎は’20年に朝ドラ『スカーレット』、香取慎吾も’21年に『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室』で連ドラ復帰をしており、SMAP解散後はドラマ界と距離を置かれていた新しい地図の3人が、再び最前線で活躍する動きが活発化してきている。中居正広も含め、’90~’00年代のドラマ黄金時代の一翼を担っていたSMAPの5人。30年にもわたりコンスタントに主演作が制作され続けた作品の数々はいま見ても色あせず、語り継がれる名作も多い。「これまで数多くのジャニーズのグループのメンバーたちがドラマに主演してきましたけど、SMAPほどそれぞれの個性が際立っていたグループはないと思います。1人ひとりについてだけでも延々と語れちゃう(笑)」と語るのは、彼らと同じ時代をドラマウォッチャーとして伴走してきた漫画家のカトリーヌあやこさん。際立つ個性とはいかなるものなのだろうか?そこで、20代以上の一般女性600人にもう一度見たいSMAPドラマアンケートを実施し、メンバーごとにベスト3を発表。カトリーヌさんとともに数々の名作をプレーバックしてみた!キムタクのかっこよさに毎週ドキドキ木村の作品の中でいちばん支持を得たのは『ロングバケーション』(’96年、フジテレビ系)。木村演じる主人公の瀬名と、山口智子扮するヒロインの南の恋愛を描いた月9作品で、“放送日の夜はOLが街から消える”と言われたほどの大ヒット作。「当時高校生で、キムタクのかっこよさにドキドキで毎週楽しみだった」(42歳・茨城)「毎週ビデオに録画していました。当時を思い出したらもう一度見たくなった」(47歳・兵庫)。第2位は木村が型破りな検事・久利生を演じた『HERO』(’01年ほか、フジテレビ系)。「木村くんと松たか子さんのコンビが最高でした」(38歳・高知)、「再放送を見てどハマり。友達と映画も見に行きました」(27歳・愛知)第3位は、石田ひかり演じる主人公のなるみや、木村演じるお調子者だが根は優しい青年・取手ら大学生5人の友情と恋愛を描いた『あすなろ白書』(’93年、フジテレビ系)。「初々しい木村くんと、あすなろ抱きをまた見たい」(49歳・神奈川)そんな木村のこれまでの作品について、カトリーヌさんはこう分析する。「木村さんは『あすなろ白書』でブレイクして以来、当時の女子の夢の具現化みたいな存在でした。『ロングバケーション』のピアニスト、『ビューティフルライフ』(’00年、TBS系)のカリスマ美容師というようなラブストーリーにおける王子様の役割ですね。ただ、’00年代に入ると王子様から一線を引き、さまざまな職業を演じていきます。『HERO』の検事、『GOOD LUCK!!』(’03年、TBS系)のパイロット、『プライド』(’04年、フジテレビ系)のアイスホッケー選手、『エンジン』(’05年、フジテレビ系)のカーレーサー、’08年の『CHANGE』(フジテレビ系)ではついに総理大臣にまで上り詰めちゃった(笑)。当時はどんなドラマを作るかではなく、キムタクにどんな職業をやらせたら面白いかという視点で企画が考えられていたような気がします。というのも木村拓哉という役者が、平成以降唯一のスター俳優だったからなんです。何を演じてもキムタクと揶揄されることも多いですが、それってスターの証でもあるわけですよ。石原裕次郎さんしかり高倉健さんしかり、往年のスターというのは役よりもその人自身の個性が色濃く出ていました。だからといって何をやっても石原裕次郎だと非難されることはなかったじゃないですか。平成以降、そういう役者は木村さんしかいなかったから目立つだけで、スターというのは本来そういうものだと思います」中居のシリアスな演技にギャップ本人いわく演技は苦手ということで、最近はドラマで見かけることはほとんどなくなってしまったが中居も’90~’00年代は主演俳優として活躍。第1位となったのは中居が影のある外科医を演じた医療ドラマ『白い影』(’01年、TBS系)。「中居くんがシリアスな演技をしていて、バラエティーとのギャップにキュンときた」(56歳・滋賀)、「中居くんの演技もストーリーも最高でした」(43歳・東京)。第2位は、サヴァン症候群という特殊な能力を持ったチョコザイを演じた『ATARU』(’12年、TBS系)。「中居くんの演技力に衝撃を受けた」(49歳・東京)、「どのドラマも好きだけど、中居くんチョコザイがめっちゃかわいかった」(55歳・富山)。第3位は『砂の器』(’04年、TBS系)。天才ピアニストの和賀に扮し、ある宿命を背負った男の悲しみを描く松本清張の同名小説を現代風にアレンジしドラマ化。「普段なかなか見ることができない中居くんの真剣な表情がよかった」(42歳・青森)。「初期の木村さんが少女漫画なら、中居さんは少年・青年漫画の主人公というイメージがあります。『味いちもんめ』(’95年ほか、テレビ朝日系)の料理人にしても『ナニワ金融道』(’96年ほか、フジテレビ系)の取り立て屋にしても、男の世界のなかの下っ端というか後輩キャラで、そういう男くさい世界が似合っていました。ただ、TBSだけが中居さんに宿題を出すんですよ。『白い影』や『砂の器』という名作のリメイクで、田宮二郎さんや田村正和さんが演じていた役を振ったり、北川悦吏子さん脚本の『最後の恋』という王道中の王道のラブストーリーで、恋愛に対しては特にシャイな中居さんに、常盤貴子さんと海の中で抱き合ってキスするみたいなことをさせる。TBSの主演ドラマを見ると、中居さん、頑張ってるなぁって(笑)。そんな中でも特におすすめは『ATARU』です。チョコザイという特異な記憶力を持つサヴァン症候群の青年を演じていたのですが、中居さん自身の猪口才な感じがよく出ていたハマり役でした。SMAPのコンサートでこのキャラクターに扮するくらいご本人もお気に入りの役で、内容も謎の闇組織が出てきたりと中二病的要素が満載。すごく遊び心のある楽しいドラマなので、未見の方はぜひ見ていただきたいです」(カトリーヌさん、以下同)牧瀬里穂が吾郎に「ヒューヒューだよ!」主演作も多い一方、クセのあるバイプレーヤーというイメージも強いのが稲垣吾郎。第1位は牧瀬里穂演じるヒロインの夕希と、稲垣演じる純平の恋愛を描いた『二十歳の約束』(’92年、フジテレビ系)。「里穂ちゃんが吾郎ちゃんに“ヒューヒューだよ!”という場面が衝撃的だった」(41歳・愛知)、「ゴローちゃんがかわいかった。初々しい姿をまた見てみたい」(42歳・秋田)。第2位は朝ドラ『スカーレット』(’19年、NHK)。途中からの出演でヒロインを見守る医師の大崎を演じた。「久しぶりにドラマでゴローさんが見れてうれしかった」(53歳・北海道)、「優しい医師役に朝からほっこりしました」(49歳・福岡)。第3位は『TAKEFIVE〜俺たちは愛を盗めるか』(’13年、TBS系)。悪いやつから大金を奪う義賊集団“TAKE FIVE”の活躍を描く本作で、メンバーである岩月を演じた。「稲垣さんの演技にさらに磨きがかかっていてかっこよかった」(56歳・愛知)。「初期の主演作『東京大学物語』(’94年、テレビ朝日系)で演じた妄想高校生の変態性もそうですが、クールそうに見えて、かなりヘンという役がお上手で、そういう意味でハマるのが名探偵役。テレビ朝日で明智小五郎、フジテレビで金田一耕助と日本の2大名探偵を演じていますが、頭脳明晰でときにエキセントリックというキャラクターがぴったりなんですよね。そんな稲垣さんの転機となった年が2010年。映画『十三人の刺客』で極悪非道な殿様役を好演する一方で、竹野内豊&上戸彩主演の月9『流れ星』(フジテレビ系)では借金クソ野郎な上戸さんの兄を演じ、今までのイメージをガラッと変えました。歌舞伎でいう色悪みたいな、悪人なんだけどゾッとするような色気があって、目が離せない。そんな新たな魅力を手に入れた。『流れ星』のお兄さん役も結局、妹のことを思っていたのかはよくわからなかったし、どこまでも人を欺く、そのひょうひょうとした感じも稲垣さんの持ち味だなと思います」アカデミー賞俳優・草なぎの演技力昨年は映画『ミッドナイトスワン』で映画賞を総なめにし、あらためてその演技力の高さが評価された草なぎ剛。その第1位は『僕と彼女と彼女の生きる道』(’04年、フジテレビ系)。父の徹朗(草なぎ)と娘の凛(美山加恋)の親子の絆を描いた感動作。「再放送で何度も見ましたが、毎回泣けました」(28歳・埼玉)、「草なぎくんの優しい眼差しと、子役の子とのやりとりが感動的」(53歳・神奈川)。第2位は草なぎ演じる極道の組長・彦一が、自らの身分を隠し介護ヘルパーとして働くことになる『任侠ヘルパー』(’09年フジテレビ系)。「いい人の役柄が多かったので、そのギャップがよかった」(46歳・大阪)、「子どものころに見て、草なぎくんの演技がすごいなって思った印象的なドラマ」(28歳・愛知)。第3位はエリートサラリーマンだった富生(草なぎ)が、親の借金でホームレスまで転落しどん底から這い上がろうと奮闘する『銭の戦争』(’15年、フジテレビ系)。「ストーリーがすごく良くて、草なぎくんの演技が抜群だった」(58歳・福岡)「草なぎさん以外の4人は自分の個性や持ち味を生かした役を演じてきていますけど、彼はこと芝居となると草なぎ剛を完全に消し去る。いわゆる憑依型の役者さんで、そこに本来の草なぎ剛は全くいないんです。もちろん、初期の『いいひと。』や『成田離婚』(ともに’97年、フジテレビ系)なんかでは草なぎさんっぽい誠実さを前面に出した役を演じてはいました。そんな彼が役者として開眼したのが、’03年の『僕の生きる道』(’03年、フジテレビ系)から『僕と彼女と彼女の生きる道』、『僕の歩く道』(’06年、フジテレビ系)と続く“道シリーズ”です。抑制されたトーンで淡々と物語が進んでいくというのが本シリーズの特徴ですが、余命1年の教師、娘の扱いに困るシングルファザー、自閉症の青年という全く異なった役どころをその世界観の中でリアルに表現していました。もう1つの魅力が、巧みな二面性の表現であると思うんです。『任侠ヘルパー』という作品が象徴的なのですが、ヤクザの冷酷さとヘルパーの情の深さをひとつの役柄の中で同時に表現することができる。これより数年前に『恋に落ちたら~僕の成功の秘密~』(’05年、フジテレビ系)という作品があって、ネジ工場を経営する善人が工場の倒産の憂き目にあい、堤真一演じる冷徹な企業家と知り合い、成り上がっていく話なんですけど、その過程で彼がどんどん嫌な人間になっていくんですね。成功した彼が高級ワインを傾けるシーンで、グラスに映った顔がものすごく醜くて……人として地に落ちたところをその表情ひとつで見事に表現していて、度肝を抜かれました。演技力に関しては、草なぎさんは本当にずば抜けていると思います」役の幅の広さはSMAPイチの香取香取慎吾は5人の中では唯一大河ドラマの主演を経験しているなど、役者としてのスケールの大きさはいちばん。そんな香取の第1位は『ドク』(’96年、フジテレビ系)。日本語教師の雪(安田成美)とベトナム人の生徒・ドク(香取)のラブストーリー。「もの静かで頑張るドクの姿が泣ける」(59歳・東京)、「ドクの恋愛がもどかしくて、それがまたいい!」(42歳・宮崎)。第2位は、原宿の一軒家に住む男性3人組(香取、松岡充、加藤浩次)が、ひょんなことから両親に捨てられた子ども(須賀健太)を育てることになるドタバタ子育てドラマ『人にやさしく』(’02年、フジテレビ系)。「慎吾ちゃんと須賀くんのシーンが癒された」(47歳・兵庫)、「ときに泣けて元気をもらえるドラマ」(51歳・群馬)。第3位は香取が孫悟空を演じた月9ドラマ『西遊記』(’06年、フジテレビ系)。「さすが香取くんって思った作品。子どもとハマって見てました」(48歳・三重)。「香取さんは突き抜けたキャラをやらせたら右に出るものはいないんじゃないでしょうか。ある意味、香取慎吾は人間を超えている(笑)。『こち亀』(’09年、TBS系)の両津勘吉を演じていますが、ギャグマンガのキャラクターすら説得力をもって演じることができるのが香取さんの役者としての絶対的な個性だと思います。ただ、10代の香取さんに私が感じた魅力は、それとは全然違うものでした。『沙粧妙子・最後の事件』(’95年、フジテレビ系)というサスペンスの名作があって、それに18歳の彼が猟奇殺人犯役でゲスト出演したんです。ものすごく狂気をはらんだ役で、「妙子、キスしよう」って浅野温子さんに迫りながら、彼女に頭突きするんですよ。闇の部分とあっけらかんとした香取慎吾らしさを見事に融合させていて、この年でこの表現ができるのはスゴいなと驚きました。その後、『未成年』(’95年、TBS系)で知的障碍者を、『ドク』でベトナム青年をというふうに木村拓哉のナチュラルな芝居とは真逆のベクトルの芝居で役者としての評価を高めていきます。でもそこから路線変更しちゃうんですよ。『合い言葉は勇気』(’00年、フジテレビ系)などの三谷幸喜作品や『西遊記』の孫悟空のようなコメディー系のキャラものへと。その両方をできるのがスゴいんですけど、私としてはクセのある役柄を演じていた初期の路線をもうちょっと見たかったなという思いはありましたね。とにかく、役の幅の広さではSMAP随一、いや日本一かもしれません(笑)」アンドロイドに透明人間、“迷作”もあった振り返って数えてみると、この30年でSMAP関連ドラマは150作品をゆうに超える。となると、中には珍品ともいえる“迷作”もあるわけで……。オススメをあげてもらった。「まずオススメしたいのが木村拓哉の『安堂ロイド』(’13年、TBS系)。あれだけいろんな職業をやって、総理大臣までいっちゃったから、もう万策尽きたんでしょうね。いっそのこと人間じゃなくてアンドロイドにしたら?というヤケ気味な企画がなぜか通っちゃったみたいな(笑)。だって、恋人を救うために百年後の未来からアンドロイドがやってくるんですよ、しかも引き出しの中から。お前はドラえもんなのかターミネーターなのかってツッコんじゃいました(笑)。まだジュニア時代のSixTONESのジェシー君が大学の助手役で出ているので、ファンの方にもぜひ!香取慎吾主演の『透明人間』(’96年、日本テレビ系)も迷作としては外せません。ある薬を飲むと青白い光に包まれて1時間だけ透明人間になるっていう雑な設定で、カメラマン役の香取くんが事件を追うんですけど、要は透明になったときお尻丸出しになる香取くんを見せたかっただけという。そのためにお尻に2億の保険をかけたんですよ(笑)。まさにバブル期のテレビ業界を象徴するようなドラマでしたね。最初はコメディタッチだったのが終盤はカルト組織との戦いというダークな展開になっていって、その迷走ぶりも含めて楽しんでほしいです」話がふくらみ、止まらなくなるカトリーヌさん。かようにSMAPは魅力あふれる役者たちでもある。今後も数多く生みだされるであろう大人SMAPの新しい世界も楽しみだ。SMAPドラマメンバー別ベスト3作品一覧木村拓哉1位ロングバケーション (’96年フジテレビ系)2位HERO (’01年ほかフジテレビ系)3位あすなろ白書 (’93年フジテレビ系)中居正広1位白い影 (’01年TBS系)2位ATARU (’12年TBS系)3位砂の器 (’04年TBS系)稲垣吾郎1位二十歳の約束(’92年フジテレビ系)2位スカーレット(’19年NHK)3位TAKEFIVE〜俺たちは愛を盗めるか(’13年TBS系)草なぎ剛1位僕と彼女と彼女の生きる道(’04年フジテレビ系)2位任侠ヘルパー (’09年フジテレビ系)3位銭の戦争 (’15年フジテレビ系)香取慎吾1位 ドク (’96年 フジテレビ系)2位 人にやさしく (’02年 フジテレビ系)3位 西遊記 (’06年 フジテレビ系)カトリーヌあやこ…漫画家、ドラマウォッチャー。『週刊ザテレビジョン』にてイラストコラム『すちゃらかTV』、『週刊朝日』にて『てれてれテレビ』を連載取材・文/蒔田陽平
2022年04月01日(左から)大野智、木村拓哉、平野紫耀、堂本剛3月16日に発売されたKinKi Kidsの最新シングル『高純度romance』が「オリコン週間シングルランキング」にて初登場1位に輝いた。歴代1位の記録を持つ「デビュー(『硝子の少年』’97年)からのシングル連続1位獲得作品数」と「シングル1位獲得連続年数」をまたしても更新した。歌がうまいジャニーズランキング彼らが所属するジャニーズ事務所といえば、初代ジャニーズがデビューした1960年代、郷ひろみが一斉を風靡した70代、そして近藤真彦、田原俊彦、少年隊、光GENJIらが活躍した80年代から現在に至るまで、日本の音楽シーンを席巻するアーティストを輩出してきた。また昨今では、舞台やミュージカルなどにも活躍の場を広げるメンバーが多数現れている。では、ジャニーズ事務所所属アーティストのなかで、「歌唱力」で高い評価を集めるのは誰なのか。今回、「歌が上手いと思うジャニーズは?」と題したアンケートを実施。10代〜90代の男女1000人に回答してもらった。第1位:大野智(嵐)/129票ジャニーズを代表する名ボーカリストが上位に並ぶ中、見事に第1位に輝いたのは嵐の大野智(41)だ。メンバーからも「大野智がいないと嵐の歌は成立しない」といわれており、多くの楽曲で主要パートを担当。大野の実績を評価する声が多数見受けられた。「嵐の歌の柱だと思います」(40代 ・女性)「嵐の歌の半分以上歌ってるし、安定してる」(30代・女性)さらには、音域の広さや声質そのものが好きだという意見も幅広い年代から集まった。「高音が綺麗で歌詞が聞き取りやすい」(70歳以上・女性)「色んな音域も出せて透き通った声が好きだから」(20代・女性)「シンプルに耳に残る心地のいい歌声だから」(15歳以上・女性)現在活動休止中の嵐のなかでは、唯一、芸能活動休止を続けている大野だが、その歌声が聞ける日を待ち望んでいるファンは多いだろう。第2位:堂本剛(KinKi Kids)/114票第2位となったのは、KinKi Kidsの堂本剛(42)。今回のアンケートでは、大野智と堂本剛の2人のみが100票以上を獲得。高い評価を得ている一人といえるだろう。KinKi Kids としてのCDデビューは’97年だが、剛は『金田一少年の事件簿(第1シーズン)』(’95年)の主題歌を担当するなど早くから歌声を披露してきたこともあり、歌が上手いイメージが定着しているようだ。「デビュー当時から上手いと思った」(40代・女性)「ジャニーズで初めて歌うまいと思った人。今は沢山おられますが」(50代・女性)2002年からは、堂本剛/ENDLICHERI☆ENDLICHERI/剛 紫など、様々な名義で個人活動も展開。独自の世界観を表現し続けており、ソロボーカリストとしての注目を集めている。「個性的でジャニーズ所属に無い感じ」(40代・男性)「表現力がジャニーズでは抜けている。ソロでも活躍している」(30代・男性)第3位:木村拓哉/81票’22年1月にリリースしたセカンドアルバム『Next Destination』がヒットチャートで1位を獲得するなど、ソロとしての歌手活動も好調な木村拓哉(49)が第3位に。「声質がセクシーで感情がよく表現されている」(70歳以上・女性)「ギターで弾き語りもできるから」(40代・女性)ミュージシャンとして高い票が集まる一方、やはりSMAP時代の印象が強く残っている人も多いようだ。「SMAPの歌を聴いたときに甘い声で上手だなと思いました」(70歳以上・女性)「SMAP時代の歌で、ソロの部分がよかった」(70歳以上・男性)第4位:東山紀之(少年隊)/76票第4位にランクインしたのは、1985年に少年隊のメンバーとしてレコードデビューした東山紀之(55)。いずれもバク転バク宙ができるという高い身体能力を備えた少年隊の3人は、激しいダンスをしながら歌唱するというスタイルでお茶の間にインパクトを与えた。当時の印象が強く残っている人が多い。「少年隊の歌がよかった」(40代・男性)「少年隊でソロで歌っていたから」(70代・男性)’20年発売のベストアルバム『少年隊 35th Anniversary BEST』に新録バージョンが収録されたものの、近年は目立った音楽活動はない東山だが、年末恒例の「ジャニーズカウントダウン」などに出演していることで、若い世代にも実力が伝わっているようだ。「ライブに行ったことがあり魅了された」(20代・男性)「躍りながら歌えるから」(30代・女性)「渋い大人の魅力がある」(30代・女性)第5位:堂本光一(KinKi Kids)/43票第2位にランクインした剛に続き、KinKi Kidsの堂本光一(43)もTOP5にランクインした。「KinKi Kidsの2人は、歌が上手」(60代・女性)「ともかくKinKi Kidsは歌がうまい」(50代・女性)光一は、ミュージカル『SHOCK』シリーズなどで主演を務めており、ミュージカル俳優としての地位も築いている。今回のアンケートでは、KinKi Kidsとしての活動に加えて、ミュージカル俳優・堂本光一への評価も多数寄せられた。「ミュージカルなどを公演してるから」(50代・女性)「舞台をしているので声が良い」(60代・女性)「色々なジャンルの歌を歌っている」(30代・男性)第6位:増田貴久(NEWS)/29票80年代、90年代にデビューしたベテラン勢がTOP5を占めたが、これに続いたのは、’03年にNEWSの一員としてデビューした増田貴久(35)だ。そんな彼へは、“声”そのものに関する意見が多数寄せられた。「声量がすごい」(20代・女性)「高音でものびのある声が、うまいし聴きやすい」(30代・女性)増田は、同じくNEWSのメンバーであった手越祐也と、’06年にヴォーカルユニット「テゴマス」を結成し、ファーストシングル『ミソスープ』を発売。ダンスパフォーマンスも魅力的なジャニーズ事務所において、テゴマスは踊らずに歌で勝負するスタイルを選択した。「テゴマスで歌っているときの印象が今も残っている」(40代・女性)「古くなりますが、『ミソスープ』の歌を来たときは上手すぎてうなりました」(70代・女性)第7位:平野紫耀(King & Prince)/18票2018年にKing & Princeの一員としてCDデビューした平野紫耀(25)が、20代以下では最高位となる第7位にランクイン。平野といえば、「ハスキーボイス」が特徴の1つと言えるだろう。’14年に平野が出演したテレビドラマ『SHARK』のプロデューサーは、「声が魅力的だった」ことを起用理由の1つに挙げている。今回のアンケートでも、その声に関する意見が多く寄せられた。「ハスキーな声が大好きだから」(10代・女性)「ハスキーでかっこいい」(20代・女性)「地声も活かしていると思う」(10代・男性)第8位:京本大我(SixTONES)/17票第8位は、平野と同じく20代で、’20年にSixTONESのメンバーとしてCDデビューを果たした京本大我(27)。父親である俳優の京本政樹からギターをプレゼントしてもらうなど幼いころから音楽をたしなんできた。自ら作詞・作曲を手掛ける大我は、ミュージカル『エリザベート』に出演するなど、歌唱力も折り紙つきだ。「音程を外すことなくのびのび歌っている」(30代・女性)「ファーストテイクでみた歌唱力がすごかった」(20代・男性)「エリザベート などミュージカルにも出演しており、SixTONESのメインボーカルを務めているから」(20代・女性)「舞台などで歌っているときに上手いなと思いました」(10代・女性)第9位:坂本昌行(20th Century)/16票’21年に解散したV6の元メンバーであり、現在は20th Centuryのリーダーを務める坂本昌行(50)が第9位にランクインした。彼も、堂本光一や京本大我らと同じく、ミュージカルの舞台で高い評価を集める1人だ。近年は『TOP HAT』(’18年)といった、海外で高い評価を集めたミュージカルの日本版キャストに抜擢されるなど、ミュージカル俳優としての地位を築いている。「ミュージカルに精通している」(30代・女性)「舞台で鍛えられていると思うから」(60代・女性)「ミュージカルが素敵でした」(60代・女性)「歌唱力がずば抜けている」(30代・男性)第10位:櫻井翔(嵐)・亀梨和也(KAT-TUN)/12票(同率)第10位には、嵐の櫻井翔(40)とKAT-TUNの亀梨和也(36)が同票で入った。櫻井は歌唱力の評価に加えて、’99年のデビュー曲『A・RA・SHI』を筆頭に数多くの嵐の楽曲で披露してきた、「サクラップ」とも呼ばれるラップへの言及が多いのが特徴。ジャニーズのなかでも、独自のポジションを築いているようだ。「ラップがうまいジャニーズの代表」(30代・男性)「歌はもちろん、ラップも上手い」(20代・女性)亀梨は、’06年にCDデビューを果たしたKAT-TUNのみならず、山下智久とタッグを組んだ’05年の「修二と彰」や’17年の「亀と山P」といったユニット、さらには’19年には『Rain』でソロデビューするなど、様々なアプローチで音楽活動に取り組んでいる。そんな彼には、「声が好き」という意見が多く集まった。「ジャニーズで安定して上手いと思うのは、亀梨と大野」(10代・男性)「亀梨君は、声がききやすい」(30代・女性)「とにかく声が好き」(40代・女性)◇ ◇ ◇重鎮たちと並んで、近年デビューした平野紫耀や京本大我もTOP10にランクインしたように、歌唱力を備えた若手が台頭しているジャニーズ事務所。3月末からは、ジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japanが、ボイストレーニング、ダンスレッスン、語学習得のためアメリカ・ロサンゼルスに留学すると発表されたように、アーティストしての実力をさらに高める戦略をとっていくのは間違いない。今回、TOP10入りした面々に加えて、どのような歌うまメンバーが現れるのか。今後のジャニーズ事務所に注目したい。【調査概要】実施期間:2022/3/10〜2022/3/11調査方法:WEBアンケート調査調査対象:15歳以上の男女から80・90代男女まで(男性490人、女性510人、計1000人)『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。実施機関:クロス・マーケティング() (文/千歳康一)
2022年03月29日見習いたい!木村家の納豆朝ごはん日本人のソウルフード「納豆」。今や健康管理に欠かせない“発酵食品”であり、何より安くて手軽なのが魅力。とはいえ食べ方はワンパターンになりがちだ。飽きずにおいしく食べるためのコツを、フードコーディネーターの八木佳奈さんに聞いてみると、「おすすめは“クサいもの”と合わせること。納豆はニオイが強いので、あえてニオイの強い食品と合わせるとマッチします」キムチやナンプラー、チーズなど、クセの強い食材が合うという。これらの共通点は、納豆と同じ“発酵食品”であること。「納豆×発酵食品の組み合わせは、腸活の観点からも、激推ししたい食べ方」そう断言するのは、管理栄養士の森下久美子さん。「発酵食品に含まれる乳酸菌が納豆菌をエサにしてパワーアップ。悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内バランスを保ちます」(森下さん、以下同)凡人にはマネできない、こだわりの納豆ごはんそんな最強な食べ方、“納豆×発酵食品”のお手本ともいえるのが、納豆好きを公言するキムタクこと木村拓哉の朝食だ。過去に『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)で“15年間食べ続けている”納豆ごはんの食べ方を披露し、紹介された納豆がその後飛ぶように売れたというエピソードも。(過去記事『木村拓哉、番組で披露した納豆が“キムタク売れ”も紹介できなかった“静香の納豆”』参照)その食べ方とは、発酵玄米と納豆、さらにはちみつ梅とあおさの組み合わせ。まず、ごはん茶椀に納豆とはちみつ梅を入れ、梅干しを潰しながら混ぜる。次にあおさとたれを加えて白っぽくなるまで撹拌し、その上に発酵玄米をのせる。最後に茶碗の中でくるりと上下を返して“納豆onごはん”にして食べるという、キムタクらしいアクロバティックな食べ方なのだ。「発酵玄米は、炊いたあと数日かけて発酵させた玄米。小豆と塩を加えて炊き上げます。モチモチした食感で、乳酸菌もたっぷり。納豆ごはんにするには最強といえます」だが、キムタクほど意識の高い人ならまだしも、ふだん白米を食べている人が急にマネするにはハードルが高そう。「そんな人は、はちみつ梅とあおさだけでも取り入れてみて。はちみつのオリゴ糖は納豆菌のエサになって腸の善玉菌を増やします。あおさなどの海藻類は、納豆と同様にマグネシウムやカリウムが豊富なので、不足しがちなミネラルをダブルで補えて効率的」「朝ごはんの定番」は古い常識!?計算されたかのような相乗効果で、まさに木村家の納豆ごはんは、朝食としては100点満点では?「と、いいたいところですが、実は納豆は朝よりも夜食べるのがおすすめなんです」その理由は、納豆に含まれるナットウキナーゼが血液をサラサラにし、睡眠中に血流が滞るリスクを下げてくれるから。木村家の朝ごはんを取り入れた“夜納豆”を実践すれば、夜はぐっすり安眠、朝はすっきり快腸がかなうこと、間違いなし!ワンパターンになりがち「納豆ごはん」アレンジレシピ3選食べ応えに大満足カレードリア 【材料と作り方】納豆1パックにカレー粉小さじ1/2、ケチャップ小さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2を入れて混ぜ合わせる。耐熱の器にごはん1杯分を入れ、納豆、ピザ用チーズ15gをのせて、1000Wのトースターでこんがりするまで5~6分焼く。きゅうり+チーズクリーミーなアボカドにわさびがピリリ【材料と作り方】きゅうり1/3本とプロセスチーズ10gは、それぞれ8mm角に切る。納豆1パックに、きゅうりとチーズ、みそ小さじ2/3、塩少々を加え、混ぜ合わせる。ごはんにのせる。韓国のりでコクとうまみアップ韓国のり+キムチ【材料と作り方】納豆1パックに粗く刻んだキムチ40g、手でちぎった韓国のり2枚を混ぜ合わせる。ごはんに納豆をのせ、ごま油少々をかける。
2022年03月19日左上から時計回りでタモリ、久米宏と黒柳徹子、島田紳助、飯島愛さん今春の番組改編に向けて、多くの長寿番組が終了を発表。27年続いた『ガッテン』(NHK総合・水曜19時半)や『アウト×デラックス』(フジテレビ系、木曜23時)など、惜しまれつつ終了となる番組が多い。そこで、過去に“大人気の中”終了し、いま復活してほしいバラエティー番組を30代〜60代の男女1200人に徹底調査。あなたの好きだった番組は入っていますか?◆◆◆第1位『笑っていいとも!』圧倒的に多くの票を集めたのは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。終了から8年たつが人気は根強い。「平日はいいとも、日曜日は増刊号を見るのが日課だった。テレフォンショッキングのゲストや誰から花輪が届いているのかも楽しみに見ていた」(40代、女性)「ダウンタウンやウッチャンナンチャン、さんまが同時にレギュラーだった時期の年末特大号とかは本当に楽しかった」(50代、女性)「学校を休んだときに見ることができるのが楽しみだった。毎日あんな豪華メンバーで生放送していたのがすごい。一度は観覧したかった」(30代、女性)「お昼休みはウキウキウォッチング♪のあの歌を知らない世代が増えてきているのが悲しい」(40代、女性)惜しまれながら終了した『いいとも!』の最終回には、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、とんねるずなどが一堂に会したことも大きな話題に。香取慎吾が最終回に放った言葉「なんでいいとも終わっちゃうんですか?」に共感した人は多い。第2位『SMAP×SMAP』続く2位は、今でも毎週月曜になるとツイッターでトレンド入りする『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。「マー坊、カツケン、ゴロ美とか今でも思い出せるキャラクターがいっぱい。アイドルがやるコントを面白いと初めて思えた」(40代、女性)「『スマスマ』からの『あいのり』(月曜23時)が月曜夜の定番だった。あのころのテレビ面白かったなー」(40代、男性)「今のジャニーズの番組はすべてスマスマがフォーマットを作ったといっても過言ではない」(50代、女性)「ビストロスマップの料理を1度食べてみたかった」(40代、女性)「最後に聞いた『世界に一つだけの花』が悲しすぎた。もう一度明るく楽しい姿を見せてほしい」(40代、女性)寂しい最終回を華麗に塗り替えたい、と願うファンは後を絶たない。第3位『ねるとん紅鯨団』3位は、バブル時代の恋愛バラエティー『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)。とんねるずが司会する集団お見合い番組だ。ねるとんパーティーなる商売も生まれるほど人気に。「大人になったら応募しようと思っていたのに終わってしまって残念!」(40代、女性)「誰からも選ばれなかったらどうしよう、などと想像しながら楽しんだ」(40代、女性)「スタジオゲストの好みの有名人を聞くのが楽しみだった」(50代、男性)「中森明菜さんがゲストの回のユーチューブを見てゾッとした」(40代、女性)それは’89年6月、ゲストの中森明菜が好みの男性芸能人「山崎努」を間違えて「みやざきつとむ」(東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人。この当時はまだ未解決事件)と言ってしまい、さらにこの回に約10分間映像と音声が乱れる事故が発生。いまだに謎の現象として多くのオカルトマニアからも再放送を要望されているとか。3位までを見て「気になることがあります」とは、番組制作会社のプロデューサー。「1位から3位まですべてフジテレビの番組なんですよね。この春、人気があるのに終わってしまう『アウト×デラックス』などを見ても、編成側は視聴者のニーズを読めていないのでは?と思ってしまいました」と、フジの編成局に苦言を呈した。第4位『あなたの知らない世界』『ザ・ベストテン』4位以下にはフジ以外の局の番組がようやくランクイン。「今は子どもたちが心霊を学ぶ番組がないので、ぜひ新倉イワオ先生に霊とはなんたるかを教えていただきたい!」(50代、女性)など、男女問わず復活の声が多かったのは『あなたの知らない世界』(日本テレビ系)をはじめとした“心霊番組”。「殺伐とした世の中だからこそ現実逃避したいんでしょうか。不景気や天災などのニュースが続くと、心霊モノが流行るといわれています」とは、前出のプロデューサー。続けて、「心霊が求められる一方で、5位の『知ってるつもり?!』や6位の『目撃!ドキュン』などのヒューマン番組が入っているのも面白いですね。自分よりも大変な思いをしている人を見て励まされたいのかもしれません。人を救うのは人だと教えられた感じがしますね」みな“知らない世界”に連れていってもらいたいのだろうか─。コント番組は「再放送」の希望が多い令和の今では考えられない“お色気番組”が放送されていた昭和・平成のテレビから『トゥナイト2』(テレビ朝日系)と『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)がそろってランクイン。男性4割、女性が6割の得票数だったのが驚き。「『トゥナイト2』はジャーナリストの石川次郎さんがお下劣な内容の番組に節度をもたせていました。レポーター陣も青木愛や、せがわきりちゃんなど、ショートカットでボーイッシュな女の子を出していたのが女性にも受け入れられた理由でしょう。ギャル文化を頻繁に特集していて社会問題にも取り組み、ナンパと硬派をうまく使い分けていましたね。飯島愛さん(享年35)がサブ司会を務めた『ギルガメッシュないと』は実は女性も楽しめる番組をコンセプトに始まったんです。愛ちゃんがTバックをはいたお尻を見せたりしていましたが、下品に感じなかったからこそ愛ちゃんは全国区の存在になれた。イジリー岡田さんもこの番組で知名度がうなぎ上りになりましたよね」(前出のプロデューサー)10位『ギルガメ』とわずか23票差で『クイズ100人に聞きました』(TBS系:毎週月曜19時’79年~’92年出演:関口宏ほか)がランクインならず。ほかにも多くの番組が挙がったが、疑問を口にするのは『週刊女性』テレビドラマ座談会でもおなじみ、テレビウォッチャーの神無月ららさん。「ダウンタウンの『ごっつえぇ感じ』(フジテレビ系)などのお笑いコント番組が入っていないのが意外でした」コント番組を挙げた人の多くがつけ足したのが“復活ではなく再放送を見たい”というワード。テレビリサーチスタッフが解説する。「ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子が出演した『夢で逢えたら』(フジテレビ系)やビートたけし、明石家さんまなどが競演した『オレたち!ひょうきん族』などを見たいけれど、今の彼らやスタッフがやったら面白いかどうかわからない。だから再放送をやってほしい、という声が多かった。確かに昔とても面白かったものを復活させて晩節を汚すのもね……」復活もいいけれど、美しい思い出はそのままにしておきたい!?復活してほしいテレビ番組ランキング1位『森田一義アワー笑っていいとも!』(フジテレビ系:平日お昼12時から)’82年~’14年245票出演者:タモリほか毎週平日の12時から13時まで放送されていたバラエティー番組。新宿スタジオアルタから一般観客を入れて毎日生放送を行っていた。お笑い芸人にとっていいともレギュラーは売れっ子の切符とも言われ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインなどがレギュラーを務めた。2位『SMAP×SMAP』(フジテレビ系:月曜夜10時から)’96年~’16年201票出演者:SMAPほか番組前半は「BISTRO SMAP」、後半はコントや音楽コーナーなどで構成されていた。番組終了から6年たつが、いまだに月曜夜は番組名がトレンドに。3位『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系:土曜夜11時から)’87年~’94年147票出演者:とんねるずほかとんねるず司会の一般人による集団お見合い番組。深夜枠ながら平均視聴率は17.3%と高視聴率をマークした。石橋貴明による「タカさんチェック」「大どんでん返し」などが流行語に。4位『あなたの知らない世界』(『お昼のワイドショー』、『午後は○○おもいッきりテレビ』内のコーナー)96票出演者:新倉イワオほか『お昼のワイドショー』『おもいッきりテレビ』内で、夏休みなど子どもの長期休暇になると放映された心霊コーナー。一般視聴者らが体験した恐怖・心霊体験を再現ドラマや取材などを交えて検証し、霊能者が分析する。心霊写真コーナーなどもあり、子どもたちを十分に怖がらせる内容だった。「夏休みの楽しみだった!」(40代、男性)、「おどろおどろしいナレーションや映し出されるみの(もんた)さんの黒光りした顔が今でも耳に、目に焼きついています」(40代、女性)、「心霊写真コーナー、今もトラウマになっています」(40代、女性)4位『ザ・ベストテン』(TBS系)’78年~’89年96票出演:黒柳徹子、久米宏ほか毎週生放送で独自の邦楽ランキング上位10曲をカウントダウン形式で発表し、ランキングされた歌手が披露する音楽番組。“追いかけます、お出かけならばどこまでも”を売りに、アイドルや歌手がいる現地から中継披露するスタイルが話題を呼んだ。新幹線での移動中継は伝説に。「自分の番が終わったアイドルが後ろのソファでどんな話をしているのか気になっていた。好きなアイドルが女性アイドルと話しているのを見てヤキモキしていた(笑)」(50代、女性)、「セットなども意味不明なものがあって面白かった。今はあまり見ないスモークに憧れた」(40代、男性)5位『知ってるつもり?!』(日本テレビ系:日曜夜9時から)’89年~’02年84票出演者:関口宏、水野真紀ほか毎回歴史上の人物を紹介。その人物の生涯を振り返る内容だった。「いつかこの番組に取り上げられたかった(笑)」(50代、男性)、「中国の楊貴妃や西太后などの世界の悪女シリーズが好きだった」(40代、女性)、「江利チエミさんが死ぬ間際酒に溺れていく再現ドラマがなぜかすごく印象に残っています」(40代、女性)6位ヒューマンバラエティー番組『目撃!ドキュン』(テレビ朝日系:水曜夜7時から)’94年~’02年82票出演者:田中律子、ラサール石井ほか『嗚呼!バラ色の珍生!!』(日本テレビ系:毎週木曜夜7時)’94年~’01年は同票。出演者:島田紳助、篠原涼子など人探しバラエティー・公開捜査番組。毎回、生き別れになった肉親や家族、大事な人を探してほしいという視聴者が番組に依頼し、スタッフが探し出した末に感動のご対面が行われた。また『目撃!ドキュン』から「DQN」という言葉が生まれた。「他人の人生をのぞき見した気分でした」(40代、女性)、「世の中にはいろんな人がいるなー、と毎回思っていた」(50代、男性)、「徳光さんが毎回泣くのがうそくさかった(笑)」(50代、男性)7位『トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~』(フジテレビ系:水曜夜9時から※深夜番組時代は火曜日1時40分から)’02年~’06年74票出演者:タモリ、高橋克実、八嶋智人ほか“生きていくうえで何の役にも立たないムダな知識、しかしつい人に教えたくなってしまうようなトリビア(雑学・知識)”を視聴者からの一般公募によりトリビアプレゼンターを務める高橋と八嶋がVTRにて紹介し、品評会会長のタモリを筆頭にゲストが品評していく。「当時まだ学生だった安藤美姫選手が“フィギュアスケート選手は目が回らない”というトリビアに挑戦させられていて、可愛いと思った」(40代、男性)8位『どうーなってるの?!』(フジテレビ系:平日9時55分から※10時半からの時期も)’93年~’01年64票出演者:小倉智昭、中村江里子ほか(前番組の『ジョーダンじゃない!?』(’92年~’93年)、後番組の『こたえてちょーだい!』も含む)主婦目線で毎日テーマを掲げ、そのテーマに沿った内容を視聴者から募集し、再現VTRを紹介した。この番組から“再現女優”が有名に。また、番組の後半11時ごろから始まる『夕食ばんざい』(出演:結城貢、佐藤里佳)も結城先生の辛口発言が人気に。「小倉さんの下世話な感じや、当時フジアナだった中村江里子さんの世間知らずな感じがはまっていた」(50代、女性)9位『トゥナイト2』(テレビ朝日系:月曜〜木曜夜11時55分から)’94年~’02年56票出演者:石川次郎、斎藤陽子、乱一世、山本晋也ほかレポーター陣がお色気系の企画を中心にレポート。時には社会派な企画も取り上げた情報番組。レポーター陣の中には国会議員の青木愛も“愛ちゃん”として親しまれていた。乱一世が「トイレはCM中に」と発言したことでスポンサーが激怒するという出来事も有名。「フー、フウフッフー、という番組のテーマソングをもう一度聞きたい」(50代、男性)、「山本監督のラブホテルめぐりが好きでした」(40代、女性)、「『ワンダフル』(TBS系)とよくザッピングしてた」(40代、男性)10位『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)’91年~’98年49票出演者:岩本恭生、細川ふみえ、飯島愛、イジリー岡田ほか“男も楽しめる、女の子のためのエッチ番組”というコンセプトのもとに番組スタート。飯島愛が発掘され、セクシー女優の登竜門的な番組に。平成最後のお色気番組としても有名。「ギルガーメッシュ、という言葉をよくまねしていたけど、いまだに意味がわからない」(40代、男性)、「当時学生だったから見ちゃいけないような気がして大人になった今ちゃんと見たい」(40代、男性)※『Freeasy』にて、’22年2月27日から3月2日に調査実施集計対象者全国30〜60代の男女1200人上位10番組を抽出しています。この春終了する主な番組NHK『ガッテン!』(ためしてガッテン)(’95年~)出演:立川志の輔、小野文惠日本テレビ『今夜くらべてみました』 (’12年~毎週水曜日)出演:徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃『人生が変わる1分間の深イイ話』 (’08年~毎週月曜21時から)出演:羽鳥慎一、今田耕司※もともとは島田紳助フジテレビ『アウト×デラックス』 (毎週木曜23時から)出演:マツコデラックス、矢部浩之(ナインティナイン)ほか『バイキングMORE』(バイキング) (’14年~:毎週月曜〜金曜11時55分から)出演:坂上忍、ヒロミほかテレビ朝日『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』 (’95年~:毎週月曜〜金曜)出演:上沼恵美子
2022年03月14日とんねるず石橋貴明、木梨憲武ロシア軍によるウクライナ侵攻が連日、ニュースで報じられる中で日本でも“反戦”の動きが広がっている。中でも、平和を願う“反戦歌”として注目を集めているのが、2005年リリースのSMAPのシングル『Triangle』だ。「稲垣吾郎がラジオで流し、木村拓哉もまたライブで披露したことで拍車がかかり、ファンだけでなく同曲を知らない世代にも広まっています。『オリコン』デイリーランキングでも配信シングル部門で3位に入る、17年ぶりの再ヒットですよ。SMAPメンバーによる再集結は難しいでしょうが、この“Triangle運動”でメンバーの気持ちが一つになっているのは確かでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)片や3月4日、同様に世界情勢を受けてのことだろう。ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』でも、戦争へのメッセージソングが選曲されていた。『Triangle』よりもさらに古い、1991年にリリースされたとんねるずの楽曲だ。多くのリスナーに“刺さった”歌「久方ぶりに聴きましたがグッと来ますよね。『情けねえ』は名曲です」とは“とんねるず世代”の芸能プロマネージャー。「ナイナイ・岡村(隆史)くんはとんねるずの大ファンで、彼らの番組に出演してブレイクのきっかけをつかみました。2018年に迎えた『みなさんのおかげでした』最終回でとんねるずが『情けねえ』を歌った際にも、後のラジオで“吉本にはいないタイプのスーパースター”と称していたほど。この度のロシア侵攻が起きて岡村くんなりに“反戦”を訴えたかったのか、浮かんだのが同曲なのでしょう。実際、多くのリスナーに“刺さった”ようです」ご存知、石橋貴明と木梨憲武からなるお笑いコンビ『とんねるず』。歌手としても多くのヒット曲を持つ2人の、「第22回日本歌謡大賞」で大賞も受賞した代表曲の一つとして知られる。ちなみに同年にデビューを迎えたSMAPが新人賞に輝いて、とんねるずと共演。少なからず縁があるのかもしれない。1990年のイラクによるクェート侵攻をきっかけに、翌1991年にアメリカをはじめとした多国籍軍がイラクに攻撃をかけたことで勃発した湾岸戦争。この戦争を踏まえて、秋元康の作詞、後藤利次の作曲によって『情けねえ』は制作された。【遠い国のふしあわせ対岸の火事なのか?】【情けねえ自由が泣いている情けねえしょっぱい血を流し】メッセージ性の強い歌詞と、とんねるずの力強い歌声も相まって世間に広まると、同年のNHK紅白歌合戦で念願の初出場を果たすことに。「とんねるずとして歌いたい」再始動へ「まさか、おふたりがパンツ1枚で全身を紅白に塗りたくってステージに立つとは思いませんでしたが(苦笑)。実は、この楽曲は単なる反戦ソングではなく、湾岸戦争時に資金提供以外はほとんど何もできなかった、当時の日本政府を風刺したとする面もあります。それでも“対岸の火事”にはドキッとさせられますし、今後のロシアや、岸田文雄内閣の動向いかんでは『情けねえ』が再び歌われるのではないでしょうか。『Triangle』共々に歌によるメッセージは心に届きやすいだけに、とんねるずにはまた歌ってほしいですね」(前出・芸能プロマネージャー)『みなさん〜』終了後はコンビ活動がほぼストップしているとんねるず。その間に石橋は昨年10月に、そして3月9日に60歳の誕生日を迎えた木梨。その3日前、『Yahooニュース!RED Chair』のインタビュー記事に登場している。とんねるずとして“もう1度ライブをやりたい”と構想を語る木梨。そして《俺たちは何を伝えていけばいいんだって考えて、『情けねえ』『一番偉い人へ』という曲ができた》との、2つのメッセージソングが制作された経緯に触れて、《今、みんなに何を伝えられるか。売れても売れなくてもどうでもいい。もう一回、そういう新曲をただ俺が歌いたいだけ。とんねるずとして歌いたいだけ。下の年代に、同年代に、先輩に、全ての人にメッセージを伝えたい》こんな時代だからこそ、とんねるずが『情けねえ』を歌う日も遠くはなさそうだ。
2022年03月10日最新「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」が9日に発表された。(オリコン調べ・集計期間2月28日~3月6日)ドラマ『ミステリと言う勿れ』の主題歌であるKing Gnu「カメレオン」は、自己最高初週ダウンロード(以下DL)数の5.8万(58,026DL)を記録し、初登場1位に。同ランキングにおいて2019年10月21日付「傘」、2022年1月3日付「逆夢」に続く通算3作目の1位獲得となった。2位には、2021年12月20日付の初登場から13週連続TOP3入りを続け、累積38.3万DL(383,287DL)を記録しているAimer「残響散歌」が2位にランクイン。続いて、RADWIMPS「うるうびと」が初週0.7万DL(6,911DL)で初登場3位を獲得した。また、2005年11月23日に発売された38枚目のシングルで、2014年9月3日に配信開始されたSMAPの「Triangle」が、先週89位で初ランクインを果たしていたが、今週は週間0.4万DL(4,225DL)となり11位に急上昇した。
2022年03月09日《初めて声が枯れてしまったり、色々ありましたが思い返しても本当に良い時間経ったなぁ……っと》このようにInstagramに綴ったのは木村拓哉(49)。3月7日、自身のソロコンサートについて、感慨深げに振り返った。2月からスタートしたコンサートツアーの最終日である6日、木村に異変があったと、コンサートを鑑賞した女性ファンが話す。「喉を痛めていたのか、声が出なかったり裏返ったりしてしまう場面があったんです。そんな様子は初めて見たので、とても心配でした」木村には珍しいという不調。ある芸能関係者は次のように指摘する。「木村さんは4月クールのドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)への主演が決まっていて、すでに取材やポスター撮影なども始まっているようです。多忙ななかでのコンサートで、疲れが喉にきていたのかもしれません」しかし、木村にはそんな喉の不調を押してでも歌いたい曲があった。「SMAP時代の名曲『Triangle』を歌ったんです。今回のツアーのほかの公演では『Triangle』を歌っていませんでしたが、急遽やることにしたと木村さんが言っていました。声が枯れて歌いづらそうな部分もありましたが、魂がこもっていて気迫たっぷり。周りのお客さんも涙を流している人がたくさんいましたよ」(前出・女性ファン)木村が急遽追加して披露した『Triangle』。ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナ情勢が緊迫化するなか、“反戦歌”として知られるこの曲への注目が集まっていた。「反戦を訴える声が高まっている影響を受け、音楽配信サイトで2位に浮上。2月28日には稲垣吾郎さん(48)が、3月6日昼には木村さんがそれぞれラジオ番組でこの曲を流していました。反戦への思いから、木村さんはコンサートでもこの曲を披露することにしたのでしょう」(前出・芸能関係者)さらに木村は、世相に合わせた選曲を他にも。前出の女性ファンは話す。「喉の状態も心配だったので『あまり無理しないで!』とも思っていたのですが、ダブルアンコールまで披露してくれました。『やっぱりこの時期にはこの曲を』と木村さんが選んだのはSMAP時代のヒット曲『がんばりましょう』。『がんばりましょう』は阪神淡路大震災や東日本大震災の際に復興へのメッセージとしてSMAPが歌ってきた曲です。3.11が近い時期でもありますし、コロナ禍ということもあり元気づけられました」たとえ声が掠れても、社会に寄り添ったメッセージを届ける姿こそがスターたる所以なのかもしれない。
2022年03月08日「SNS上では、《プーチン大統領に聞かせたい》《ほんとこの思いが世界に届いてほしいくらい、みんなに聞いてもらいたい曲》と今回この曲を知って、メッセージに胸を打たれた若者世代が続出。16年前の楽曲がこれだけの反響を呼ぶのは異例です。解散して5年たちましたが、改めて影響力のすごさを思い知りました」こう驚くのはある音楽関係者。ロシアがウクライナへの軍事侵攻に踏み切り、理不尽な戦争に抗議する声が世界的に高まるなか、日本では16年4カ月前の“名曲”が再び注目を集めている。’05年11月に発表されたSMAPの『Triangle』だ。「ファンの間では生命や平和への祈りを込めた“反戦ソング”として知られています。そうした歌詞の内容が“今の世界について歌っている”と再び注目を集め、音楽配信サイト『レコチョク』の2月28日のデイリーシングルランキングでは2位にランクインしました」(前出・音楽関係者)’16年をもって活動に幕を下ろしたSMAPだが、メンバーの曲への思いは消えていないようだ。2月28日、稲垣吾郎(48)がパーソナリティを務めるラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)で「本日のクロージングソングは、平和への願いを込めてこの曲をお届けします」と紹介し、『Triangle』をオンエアしたのだ。16年の時を超えて人々の胸を打つ『Triangle』だが、当時のメンバーにはかなりの“挑戦作”だったという。「名曲『オレンジ』なども手掛けた市川喜康さんによる楽曲で、風化しつつある第二次世界大戦や当時行われていたイラク戦争が歌詞に影響を与えているといいます。市川さんは曲ができた際に、曲に込めた思いを手紙に書いて、メンバー全員に送ったそうです。しかし、アイドルがはっきりと“反戦”について書かれた楽曲を歌うのは当時では異例のこと。それだけに5人も最初はシリアスな歌詞に衝撃を受けたといいます」(前出・音楽関係者)■「未来に向けての希望の歌だと思う」中居正広(49)もシングル発売当時、こう語っている。《この歌は、詞もメロディーもすごくいい。ちょっとカッコ良過ぎるんで、僕はかゆくなっちゃって、どんな顔して歌えばいいんだろ!?って》(『ザテレビジョン』’05年12月2日号)同時に、当時、国民的グループとしてトップを走るSMAPの可能性を広げる楽曲にもなったと、あるテレビ局関係者は指摘する。「もともとはアルバムの候補曲でしたが、香取慎吾さん(45)は初めて聴いた際に『アルバムで終わらせるのはもったいない』と感じたといいます。また稲垣さんはインタビューで『メッセージを伝えるだけの器が自分たちにも出てきたのかな』と語るなど、メンバーもSMAPが新たなフェーズに入ったきっかけの曲として、とても愛着を抱いていたそうです」木村拓哉(49)と草なぎ剛(47)は、曲にかける“覚悟”についてこう語っている。《この歌を歌うと、メンバーも自分も聴いてるお客さんも、みんながいつもと違う顔になってるんだよ》(木村)《みんなで一生懸命、嫌なこと、不愉快なことは僕らの時代で断ち切って、次に向けて頑張っていこうよと。世代を超えた、未来に向けての希望の歌だと僕は思う》(草なぎ・ともに『ザテレビジョン』’05年12月2日号より)SMAPにとっても“宝物”となった『Triangle』。5人は“反戦の願い”を折に触れて歌い続けてきた。■『世界に一つだけの花』に並ぶ『紅白』最多披露曲「中居さんは’09年のドキュメンタリー番組で『戦争に対しての意識がどんどん薄れている気がします』と語り、香取さんも別の番組で“反戦”をテーマに作られたブランドの服を着用して出演するなど、“戦争の記憶を風化させてはいけない”という危機感をメンバーは抱いていたと思います。23回出場した『NHK紅白歌合戦』で最多となる3回披露した楽曲は『世界に一つだけの花』と『Triangle』の2曲のみ。そのことからも、メンバーの思い入れの強さが窺い知れるでしょう。’15年8月10日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、第二次大戦終戦から70年の節目にちなんだ企画を放送し、そのなかで『Triangle』を歌っています」(前出・テレビ局関係者)歌を“武器”に反戦への意志を示したSMAP。解散してからは後輩たちにその思いが引き継がれているようだ。「昨年8月放送の特別番組『れいわのへいわソング2021』(NHK)ではSexy Zoneが同曲を歌い継ぐなど、後輩グループの間でも大切な楽曲となっています」(前出・テレビ局関係者)そして、SMAPのメンバーは解散後も反戦への祈りを止めていないようだ。昨年12月放送のドラマ『倫敦ノ山本五十六』(NHK)に主演した香取は、ドラマのインタビューでこう語っている。《(戦争のことを)一人でも多くの人にも知ってもらいたいですね》SMAPが歌い続けた“反戦の願い”。歌い継がれることで平和の尊さをかみしめなければいけない。
2022年03月08日第66回NHK紅白歌合戦で『Triangle』を歌ったSMAP3月6日、横浜市内のぴあアリーナMMにて『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』千秋楽公演が行われた。オミクロン株が猛威を振るう不安の中で、2月から全国4会場で計8回のライブツアーを無事に完走した木村拓哉。「この日は、後輩グループのSnow Manをはじめ多くのジャニーズタレントも先輩のステージを観覧。さらには親友の明石家さんまさん、工藤静香さん、CocomiさんやKoki,さんら家族も見守っていたみたい。もしかしたら、SMAP時代も含めて家族が堂々と客席に座るのは初めてのことでは?」(スポーツ紙芸能デスク)17時にスタートした木村のソロライブは、オープニングからSMAPの『青いイナズマ』を熱唱するなど会場のボルテージは最高潮。そして中盤にしんみりと『夜空ノムコウ』を歌い終えた後、《今日はやりたいことがある》と少々かしこまる木村。そして高々と揚げた手が作っていたのは「ピース」サインだったーー。アメリカと西欧諸国などによる軍事同盟『NATO(北大西洋条約機構)』をめぐって起きた、ロシア軍によるウクライナ侵攻。この“戦争”が日本で伝えられると、間も無く各方面で反戦の声が上がったのだが、その中で「2005年リリースのSMAPシングル『Triangle』が反戦歌として再注目されることに」とは、前出の芸能デスク。「この『Triangle』の歌詞がウクライナ情勢とマッチしているとして、ファンだけでなく曲を知らなかった世代にも多く広まっています。2月26日には作詞を手掛けた市川喜康さんが、ツイッターに“#Triangle”のハッシュタグと共に《NO WAR》と投稿。“反戦”を訴えると、追随するように拡散されました」2月28日には稲垣吾郎が、自身のラジオ『THE TRAD』(TOKYO FM)にて《平和への願いを込めてこの曲をお届けします》と同曲をフルコーラスで放送。すると翌3月1日付の『オリコン』デイリーランキングでは、デジタルシングル部門で圏外から3位にランクイン。17年の時を超えた異例の再ヒットを果たす。いつも通りでいることも正義稲垣らが起こした“Triangle運動”に、木村も思うところがあったのだろう。冒頭のライブでピースサインを掲げた木村は、まずコーラス2人と一緒にアカペラで《大国の英雄や戦火の少女(略)僕らの心に突きつけられてる》とサビ部分を歌唱。そして、《コロナという状況があって、さらに世界では戦争が始まって信じられないような目を覆いたくなるような世の中になってる。けど、今日ここに来てくれたみんなには帰り道に着くまでの間は楽しめるような時間にしたい。声を大にして話すことだけが正義じゃない。いつも通りでいることに決めようと思う》と、あらためて『Triangle』を伴奏と合わせて歌い始めたのだ。ラストのアンコールを終えてステージから去る際にも、《みんな、腐るなよ!》と客席に向けて何度もピースサインを掲げたのだった。「この『Triangle』は、ファンにとってつらい曲としても記憶されていると思います」とはレコード会社関係者。「結果として、SMAP最後の出場になった2015年末のNHK紅白歌合戦で5人が歌った曲でもあります。翌年早々に独立問題が表面化しただけに、紅白出場時にはすでにメンバーの心は離れていたかもしれない、そんなことを想像させるのです。それでも解散から6年経った今も、こうして自ずと注目されるのがSMAP。木村さんや稲垣さんが自然と『Triangle』を分かち合ったように、願わくば彼らが再び手を取り合ってこの歌を歌えば、それは素晴らしいメッセージになると思うのですが……」果たして、彼らに“奇蹟が舞い降りる”日は来るのか。
2022年03月07日最終話まであと約1カ月となった朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)。最終章のヒロインである川栄李奈(27)演じるひなたが登場し、佳境を迎えている本作だが、舞台裏では2代目ヒロインのるいを演じた深津絵里(49)が“異例の決断”を下していたという。「ここ数年、朝ドラの歴代ヒロインは、生放送の情報番組『あさイチ』と『土曜スタジオパーク』(ともにNHK)に出演して番宣を行うのが慣例です。第1章のヒロインを演じた上白石萌音さん(24)は昨年ともに出演し、川栄さんも今後、出る予定だそうです。ただ、深津さんはるい編放送中にどちらも出演することはなく、このあとも出る予定はないと聞いています」(NHK関係者)深津の“番宣控え”はほかの場面でも徹底していた。「ドラマの公式HPでは上白石さんと川栄さんがそれぞれのパートについて語るインタビュー動画が公開されています。しかし、深津さんの動画はなく、ナレーションを務める城田優さん(36)が代わりにるい編の見どころについて語っていました」(前出・NHK関係者)朝ドラヒロインの“お約束”を踏襲しない深津だが、その背景には深津の女優業への“ポリシー”があると、古くから付き合いのあるテレビ局関係者は言う。「かねて深津さんには“自分の仕事は現場で演技をすること”という矜持があるといいます。近年、上白石さんは歌手、二階堂ふみさん(27)は紅白の司会を務めるなど、マルチに活躍する朝ドラヒロインが多い。そんななか、これまで“女優一筋”だった深津さんは、今回の朝ドラでも信念を曲げることなく、るいを演じることに専念しているのだと思います」生放送ということも影響していると、テレビ局関係者は続ける。「過去に番宣として『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演するなど深津さんもまったく番宣をしないということではありません。ただ、生放送の情報番組だと、プライベートの話も聞かれてしまうので、“るい”を楽しみにしている視聴者に余計な先入観を与えたくないのでしょう」深津はかつて女優業についてのこだわりをこう語っている。《“こういう人”みたいなものを自分で作ってしまうのはつまらないと思っています。(中略)“何もない”“何者でもない”ことが、自分の中ですごく心地良いのかもしれないですね》(『SWITCH』 ’08年6月号)るいが多くの人の心を打った背景には深津の変わらぬ“透明感”があった。
2022年03月03日連日報じられているロシアによるウクライナへの軍事侵攻。各メディアによると、ロシアとの関係が深いベラルーシもウクライナへ派兵する可能性があるといい、岸田文雄首相(64)はベラルーシに対する制裁措置も検討しているという。日本国内でも反戦ムードが高まるなか、思わぬ曲が“再注目”されている。それはSMAPが2005年に発売したシングル「Triangle」。音楽配信サイト「レコチョク」で2月28日現在、デイリーランキング2位に急浮上しているのだ。NHK連続テレビドラマ小説『カムカムエヴリバディ』の主題歌「アルデバラン」や、人気アニメ『鬼滅の刃』遊郭編のオープニングテーマ「残響散歌」など、話題の楽曲がランクインするなか、2位に食い込んだ「Triangle」。なぜ17年前の楽曲がこのタイミングで注目を浴びているのだろうか?ある音楽関係者は次のように語る。「『Triangle』はSMAPの38枚目のシングルとして発売され、テレビ朝日系のスポーツ中継のテーマソングとして起用されました。NHK『紅白歌合戦』では3回も歌われた名曲です。悲惨な戦争の歴史を語り継いでいくことこそが戦争を知らない世代の使命だと警鐘を鳴らすようなメッセージ性の強い歌詞で、終戦記念日近くに放送された『SMAP×SMAP』ではSMAPがこの歌を披露したこともありました。また、英雄とされるような人物も名もなき市民も等しく尊い命だと訴えかけるような歌詞もあります。一方的なウクライナへの侵攻が連日報じられている状況で、改めてこの曲の持つ“メッセージ”が多くの人々に響いたのではないでしょうか」“国際法違反”とも指摘されているロシアによる軍事侵攻に直面し、インターネット上では「今こそこの歌を」と平和を切に願う声が相次いでいる。《SMAPの歌声が脳内を何度も何度も駆けめぐる。その度に心がぎゅっとなる。心から、平和を願います》《ウクライナのニュースを見ていて、SMAPの『Triangle』を聴きたくなって聴いた。このほしに命を授かったことが奇跡なのに。悲しい》《朝からTriangleをきいて、ウルウルしながら出勤。どんな理由があったとしても戦争は絶対にダメ》どうか、この歌が侵攻を実行している人々にも届くといいのだが。
2022年03月01日木村拓哉、西島秀俊《ここまで物語のスタート時点で腐っている人間は、これまで演じたキャラクターの中でもまれに見る存在》4月に放送されるテレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント(仮)』で、木村拓哉が主演を務めることが明らかになった。『週刊女性PRIME』(1月14日配信)の既報通り、今作で演じる“職業”は高校ボクシング部を指導する元ボクサー。冒頭の木村のコメントでわかるように、大学時代にボクシングを断念して最愛の妻も亡くしているという主人公・桐沢祥吾に、《『いつ死んでもいい』と言ってはばからない桐沢が漂わせるヤバさの温度感や、そんな彼が周りにいてくれる人たちの存在の豊かさによって徐々に目に光を宿していく感覚を、どんなバランスで演じていくか…。台本にはない挿絵を想像しながら、今まさに探っている最中です》かつてないキャラクターに、役作りにも慎重になっている様子がうかがえる。■「何やったってキムタク」を自覚数々のドラマや映画で主演を務めてきた木村。彼が演じてきた主人公といえばピアニストに美容師、検事にパイロット、レーサー、科学者、実業家に大学助教授、さらには総理大臣と、与えられた役割は圧倒的に“ヒーロー”だ。「20代〜30代にかけて、誰もが知る国民的スター“キムタク”として高視聴率を連発、興行収入を叩き出したのは過去の話。40代になって“若さ”という武器を失いつつある木村さんにとって、俳優として生き残れるか、今後も数字を取れる存在であるかの岐路に立っているのではないでしょうか。フジテレビ系の特別ドラマとして放送された『教場』(2020年、2021年)で、警察学校の鬼教官という“ダークヒーロー”がハマったように彼自身も試行錯誤を繰り返しているように思えます」(テレビ誌記者)そんな危機感を自覚しているのだろう。2019年1月2日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)では、「俳優をやめたい」と悩む勝地涼に親身になって相談に乗る木村の姿が映し出された。そこで彼がこぼしたのが、《自分だって言われる。“何やったってキムタク”だって。しょうがないよね。(観ている)人がそう言うんだから。でも、それはそれだし》これまで様々な職業を演じながらも、常について回ったのが「何を演じてもキムタク」という寸評。彼もまたそれを承知していて、順風満帆な芸能生活を送っているように見える裏では葛藤を抱き、もがいてきたのかもしれない。それでも勝地から《やめようと思ったことは?》と問われると、《ない》と即答していた木村。進んできた道は間違ってはいない、そんな自信の表れと、これからも俳優として邁進する決意表明だったのだろう。■木村のノミネートは間違いないそして今年の11月に50歳を迎える木村。本格的な連ドラデビューを果たした『その時、ハートは盗まれた』(フジテレビ系・1992年)からも30年がたった、そんな節目の年だけに“あの称号”は手にしたかったのではないか。「俳優にとって名誉の証である最優秀主演男優賞ですね」とはスポーツ紙芸能デスク。ドラマだけでなく映画でも幾多の大ヒット作で主演を務めた木村だが、日本最高峰の映画賞とされる『日本アカデミー賞』とは縁がない。『武士の一分』(2006年)で優秀主演男優賞に選ばれながらも辞退して以降は、候補にノミネートすらされない現状がある。「“賞レースに参加しない”というジャニーズの“壁”がありましたが、それを壊したのが初参加にして『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞を獲得した岡田准一。すると二宮和也も続いて最優秀主演男優賞に輝き、アカデミー賞は“解禁”されたのです。そして2021年公開の『マスカレード・ナイト』が興行収入37億円超えの大ヒットを記録したことで、“木村拓哉のノミネートは間違いない”というのが大方の見方でした」(同・芸能デスク)というのも昨年12月の『第46回報知映画賞』で主演男優賞を受賞して、《賞に慣れていないので、どうしていいかわからない部分があるんですが》と、照れながら喜びの声を上げていた木村。これが“前哨戦”になると思われた。ところが、2022年1月に発表された『第45回日本アカデミー賞』の各優秀賞。木村は優秀主演男優賞の5名に入るどころか、選考対象作品にはなっていた『マスカレード・ナイト』は作品賞や監督賞、脚本賞などの各賞にかすりもしなかったのだ。この事態に2月9日、『文春オンライン』は【知られざる2つの理由】と題した記事を配信して、木村が“落選した”とする裏事情を報じている。記事によると、アカデミー賞事務局が木村の優秀主演男優賞の獲得を打診したところ、ジャニーズ事務所は《最優秀賞が取れるならば受ける》と返答したとある。事務局がこれに“確約できない”旨を伝えると、ジャニーズは“オファー”を断った、というものだ。■草なぎとの“共演”を避けたそしてもう1つの理由とするのが、元SMAPメンバー・草なぎ剛との“共演”。前回の最優秀主演男優賞者の草なぎはプレゼンターとして出席予定なのだが、元SMAPの2人が立ち会うのを避けたというのだ。取材に対して事務局は《この度の優秀主演男優賞におきまして木村拓哉様の選出はありませんでした》とだけ答えている。この経緯が事実とすれば、1度は“優秀主演男優賞にふさわしい演技”とみなされながらも、またもや参加を辞退したということ。そして主演男優不在の作品が、作品賞を受賞しては不自然に映ることから、『マスカレード・ナイト』も併せて“辞退”したということだろうか。「必ずしも興行収入云々というものではありません」とは、長年にわたってアカデミー賞を取材する映画ライターのよしひろまさみち氏。「一般的に“当たった”という映画が選ばれる保証はどこにもなく、4000人弱(3952名)いる日本アカデミー賞協会会員がふさわしいと思える作品をいくつか選び、投票する形になっています。中には大ヒット作と言われる作品も優秀作品賞に入ることはありますが、それが1位(最優秀賞)に選ばれるかどうかは別のこと」この「日本アカデミー賞協会」とは、映画プロデューサーや監督、脚本家などの映画製作に携わる関係者、そして実行委員会の推薦を受けた俳優や映画配給会社社員などからなる組織で、その会員による投票でまずは優秀賞が決定する。「例えば、優秀作品賞の発表で初めて目にする、耳にする作品もあるかもしれませんし、映画ファンや一般のお客さんの意見とは食い違う部分もあると思います。それは映画作りに関わる“内側の人”が選ぶのが『日本アカデミー賞』であって、だからこそ映画界における権威ある賞とされているのです。まずは、その区別をつける必要がありますね」(よしひろ氏)毎年のように運営メンバーが変わるような、また記者投票などで決まる他の映画賞とは違い、“映画人”によって選出されるのが日本アカデミー賞。興行収入成績に左右されず、万人が好むようなミーハー作ではなく“骨太”な映画が好まれる傾向があるようだ。■西島秀俊を多く推す声そう考えると、木村の“辞退説”に疑問が生じる部分もある。実際にアカデミー賞に携わる映画配給会社関係者は「木村さんが辞退した事実があるのかどうかはわかりかねますが」と前置きしつつ、「言えることは、私の周囲では作品賞、主演男優賞とともに『ドライブ・マイ・カー』、そして主演を務めた西島秀俊さんを推す声が多く聞こえたということ。最優秀賞を決定する2次投票はまだ行われていませんが、本場の『アカデミー賞』でノミネートされたことは確実に追い風になるでしょう。興行収入だけを見ればインパクトはありませんが、ストーリーやキャストも含めていかにも映画人が選びたがる作品ですね」西島秀俊の主演映画『ドライブ・マイ・カー』が公開されたのは2021年8月。当初こそ『マスカレード・ナイト』の10分の1にも満たない興行収入だったが、3月27日(現地時間)に開催されるアメリカの『第94回アカデミー賞』に4部門でノミネートされると、これまでの上映館数を倍に拡大。動員数を大幅に伸ばしている。「たしかに数字が示す通りに『マスカレード・ナイト』は娯楽映画として優れた作品ですが、日本アカデミー賞に届く内容とまでは言えない部分があります。それは映画に精通する木村さん自身がよくわかっているのではないでしょうか。つまり落選した理由は非常にシンプルで、“映画人に評価されなかった”ということ」(前出・映画配給会社関係者)1993年のフジテレビ系“月9”ドラマ『あすなろ白書』で共演した木村と西島秀俊。約30年経った今、ともに一線で活躍する俳優に成長した2人が、再びステージで顔を合わせれば話題性は抜群だったが、共演は叶わなかった。■木村が目指す俳優像に変化がでは、もう1人の話題の人、草なぎとの“共演拒否”説はというとーー、「それはないですよ(苦笑)。そもそも前年の最優秀受賞者が、そのまま主演男優賞のプレゼンターになるわけではなく、新人賞など他の賞を担当することが通常。よって仮に木村さんが参加したとしても授賞式で一緒に登壇することはありません。でも、(日本アカデミー賞を中継する)日本テレビさんが交互に(カメラで)抜く可能性はあったかも(笑)」(前出・映画配給会社関係者)『第45回日本アカデミー賞』授賞式が開催されるのは3月11日、その頃には新ドラマの撮影に臨んでいる木村。常にスポットライトを浴びてきた彼にとって、レッドカーペットを歩けないのは残念な思いであろう。が、彼の中では俳優としての、前向きな心境の変化が起き始めているようだ。『HERO』シリーズ、『CHANGE』(ともにフジテレビ系)に続いて『未来への10カウント(仮)』脚本を務める福田靖氏は、木村とディスカッションを重ねた上で《驚いたのは、今までは木村さんが“太陽”で、周りの登場人物たちは“月”だったのに、今回は木村さん自ら“月”になりたいと思ってらっしゃっていたこと》とコメント。彼が今作に求める人物像に、これまでのヒーローとは確かな違いを感じたようだ。「学園スポーツドラマということもあって、将来が楽しみな若手俳優らが多くキャスティングされていると聞きます。『教場』でもそうだったように、木村さんが“月”となって、“太陽”のように昇っていく若者たちを輝かせるような演技がしたいということでしょう。名だたる名優がそうであるように、本当にいい俳優というのは主役はもちろん、脇にまわっても存在感を示すもの。数々のドラマや映画で多くの先輩たちと演技を重ねてきた木村さんだからこそ、自分がその年に近づいて行き着いた境地ではないでしょうか」(テレビ局ドラマスタッフ)木村が見る未来は主演男優ではなく、助演男優なのかもしれない。
2022年02月20日木村拓哉「自分が本格的にやったことのない“ボクシング”という、福田(靖)さんからの新たなパスもある!それをどう捌いていくべきか……」4月期のテレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント(仮)』で、木村拓哉が高校ボクシング部のコーチ役を演じることが発表された。「高校時代に4冠を達成するも、不運に見舞われてボクシングを断念。30年近くの時を経て、母校のコーチに就任する学園スポーツドラマです。代表作の1つであるフジテレビ系ドラマ『HERO』シリーズなどを手がけた脚本家の福田靖さんと7年ぶりにタッグを組むことも話題ですね」(テレビ誌編集者)2月5日からライブツアーを行っている木村だが、ツアーの合間を縫って早くも役づくりに励んでいることをSNSで報告している。「ライブ翌日の2月7日には、スポーツジムで汗を流したことを報告。サンドバッグやパンチングボールに拳をぶつける画像や動画をアップし、ボクシングを楽しんでいましたね」(スポーツ紙記者)■『BG』でのアクションは格闘ファンの間でも有名ボクシングは今回初挑戦だというが、木村を知るテレビ朝日関係者は「ファイティングシーンも問題ないでしょう」と太鼓判を押す。「数年前から護身術で知られるブラジリアン柔術を習っているんです。日本トップ級の柔術家から、プライベートレッスンを受けているとあり、柔術歴は浅いものの、みるみる腕を上げています。柔術で鍛えた動きは今回のドラマでも生かせると思いますよ」師匠の1人は、大ヒット映画のアクション指導も行う有名選手だという。「その選手の柔術は“誰がやってもできる、いちばん効率がいいものがベスト”というのがポリシー。備え持ったセンスに関係なく、教えた技が誰でも同じようにできるような指導を心がけているんです。木村さんは高校生たちに指導するコーチ役を演じるとあり、その教えはかなり参考になっているようですよ」(同・テレビ朝日関係者)柔術の経験は、’20年放送の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の続編でも生かされていて、《アクションスターとしても十分やっていける》と、SNSでもスタントなしのアクションシーンを絶賛する声が相次いだ。「木村さんはドラマ『BG』続編の劇中でも、通っているジムのロゴが入ったパーカを特注して着用。格闘技ファンの間でも話題になったことで、同ジムのアパレル部門の売り上げが伸びたり、ジムの会員が増えるなど、影響は大きかったようです」(前出・スポーツ紙記者)柔術で身につけたアクションと指導力で、新ドラマのヒットも間違いなし!?
2022年02月18日(左から)岡田准一、二宮和也、木村拓哉2022年1月クールは、ジャニーズが出演するドラマが多数放送中。また先日、人気ドラマシリーズ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の続編が2022年4月に放送されることが決定。5代目金田一一役になにわ男子の道枝駿佑(19)が選ばれ、Twitterのトレンドを賑わせた。この他にも、3月放送のWOWOWオリジナルドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』にSexy Zone・佐藤勝利(25)、4月スタート『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)にSixTONES・松村北斗(26)、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に嵐・松本潤(38)が出演するなど、ジャニーズが出演するドラマが絶えない。そこで今回、「演技が上手いと思うジャニーズは?」と題したアンケートを実施。10代〜70代の男女1000人に回答してもらった。■第10位:堂本光一(KinKi Kids)/16票第10位は、堂本光一(43)。ジャニーズ事務所に入所し、堂本剛とKinKi Kidsとしてデビューしたのが1991年。その翌年の1992年に映画『200X年・翔』で俳優デビューを果たした。そして2000年に『MILLENNIUM SHOCK』で、帝国劇場最年少座長(当時21歳)に抜擢。これ以降、『SHOCK』は光一主演で毎年行われており、2020年には20年間シリーズをけん引してきた功績が認められ、第45回菊田一夫演劇賞大賞を個人で受賞した。集まったコメントも『SHOCK』での演技を見ての感想が多数。「SHOCKの舞台を観てそう思う」(60代・女性)「舞台で活躍しているから」(30代・女性)■第9位:松岡昌宏(TOKIO)/22票2021年4月にジャニーズグループの関連会社「株式会社TOKIO」を立ち上げ、タレント活動だけでなく、取締役副社長・広報担当も担うこととなった松岡昌宏(45)が第9位に。松岡はTOKIOを結成する前に、1990年『愛してるよ!先生』(TBS系)で俳優デビューを果たしている。その後も多数のドラマに出演し、さまざまな役柄を演じてきたが、視聴者に大きなインパクトを与えたのは2017年『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)だろう。女装した大柄な家政夫・三田園薫に扮し、派遣先の内情を覗き、秘密を暴いて家庭を崩壊させ、そして再生へと導いていくという強烈な役を演じた。「色々な役柄で演技できるから」(60代・男性)「真から登場人物に成りきり迫力が会って演技に入り込んでいる!」(60代・女性)■第8位:井ノ原快彦/23票第8位にランクインしたのは井ノ原快彦(45)。井ノ原もV6としてアーティストデビューする前に俳優としての活動を始めた1人で『湘南ペンション通り』(TBS系)に出演している。そんな井ノ原は、あまりドラマ出演は多くないものの、テレビ朝日の人気シリーズ『警視庁捜査一課9係』の続編『特捜9』で主演を務めるという安定の代表作が。もともと渡瀬恒彦さん(享年72)が主演を務めていた頃から「9係メンバー」として出演しており、渡瀬さんの死去を機にタイトルを改め、井ノ原主演で再スタートを果たした。「特捜9などシリーズで長く続けているので」(50代・女性)「刑事ドラマを見ていて、演技から優しさが伝わってくる。安心して見られる」(15歳以上の10代・女性)■第7位:堂本剛(KinKi Kids)/29票10位にランクインした光一に続き、KinKi Kidsの堂本剛(42)もTOP10に食い込む結果に。ジャニーズ事務所に入所する前から子役として活動していたのは有名な話。そんな剛の代表作といえば、やはり『金田一少年の事件簿シリーズ』(日本テレビ系)だろう。剛は1995年から1997年にかけて金田一役を務め、その後もキャストを変えながら続編が制作されているが「やっぱり剛の金田一が好き」という人も多い。それほど印象を残す演技だったことから、集まったコメントでも「金田一の演技が良かったから」というものが多かった。「過去にドラマ(金田一少年の事件簿など)を見て印象に残っていたから」(30代・男性)「昔見たドラマで、演技に引き込まれたから」(50代・女性)「シリアスもコメディもできる」(20代・女性)■第6位:生田斗真/35票ジャニーズ=アイドルグループという印象が根強い中、俳優としての存在感を発揮している生田斗真(37)が6位にランクイン。『天才てれびくん』(NHK)の企画でCDデビューはしているものの、ジャニーズグループとしてや生田個人で歌を出してはいない。歌手デビュー組に入れないことに絶望し、芸能活動を続けるかどうか迷ったこともあったそうだが、高校時代に劇団☆新感線の舞台に出演し、芝居の魅力を改めて実感。「CDデビューせずに、昔の仲間たちと渡り合える人間になりたいっていうふうに変わっていった」と2019年に出演した『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にて語っている。その後、役者の道を極め、現在ではコメディ、恋愛、アクションなどさまざまな作品に出演している。「どの役にも役柄の演技力を演出出来る才能があるように思えます」(60代・女性)「グループや歌ではなく、俳優一本で現在の位置を確立した第一人者と思うので」(40代・女性)「ドラマで見かける際に演じているキャラに没入でき、ジャニーズというイメージが先行しないから」(20代・女性)■第5位:風間俊介/43票生田と同じく俳優をメインの活動としている風間俊介(38)が第5位に。『3年B組金八先生 第5シリーズ』(TBS系)でのインパクトは強烈だった。学級崩壊や校内暴力を大きなテーマとして描く本作で、教師の前では優等生を演じながら、裏ではクラスメイトの弱味を握って悪事を働く兼末健次郎役を演じた。これをきっかけにテレビドラマの出演が増えていき、2011年には『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)で日本放送映画芸術大賞助演男優賞を始めとしたさまざまな賞を受賞した。「どんな役柄でもやりこなせている所」(40代・女性)「タイプの違う役をそれぞれ演じることができる。表情が豊かで声のトーンがシーンに応じて自然に変わる。指先まで人物の内面を演じられていることがある」(70代以上・女性)「いろいろな分野で見かけるがコメントがうまいと思う。人の気持ちに寄り添ってくれる気がする」(60代・女性)■第4位:二宮和也(嵐)/80票第4位に輝いたのは、嵐の活動休止後も俳優として引っ張りだこの二宮和也(38)。クリント・イーストウッドが監督した2006年公開映画『硫黄島からの手紙』に出演し、ハリウッド進出も果たしている彼は、映画『青の炎』(2003年)でタッグを組んだ蜷川幸雄監督からも「役を理解して繊細に演じる」と高く評価されている。「味のある演技だと思うから」(40代・女性)「ハリウッドに出演するなど活躍してるから」(70代以上・男性)「いろんなキャラを演じれるし、感動したり感情移入できるから」(20代・女性)「演技のときと普段のバラエティのときとで差があるので、演技がうまいと思う」(20代・男性)■第3位:木村拓哉/145票かつて“視聴率男”と呼ばれたこの人、木村拓哉(49)が第3位にランクイン。1996年に山口智子よW主演した『ロングバケーション』(フジテレビ系)以降、主演する作品がどれも高視聴率を記録。フジテレビの看板ドラマ枠である月9放送作品では10作で主演を務め、これまでの最多主演記録となっている。「何をやってもキムタク」と評されることもあったが、近年ではそんな木村にしかできない演技が作品を印象付ける要素に。2021年9月に公開された『マスカレード・ナイト』興行収入38憶円超えを記録、木村は第46回報知映画賞主演男優賞も受賞している。「役柄を自分のものにしているから」(30代・女性)「自分のキャラを出し切っている」(70代以上・男性)「全てにおいて自分なりの演技ができる」(70代以上・女性)「見ていて演技に引き込まれるので。独特の雰囲気もとてもかっこ良い」(15歳以上の10代・男性)■第2位:岡田准一 /179票井ノ原に続き、元V6のメンバー・岡田准一(41)が第2位に輝く。1995年9月にV6に選ばれ、その2か月後の11月にCDデビュー。これはジャニーズ事務所史上最短となる。また同年に『Vの炎』(フジテレビ系)で俳優デビューし、それからさまざまな作品に出演してきたが、今回集まったコメントは、2014年にNHK大河ドラマ初出演にして主演を務めた『軍師官兵衛』の演技を評価したものが多数。「大河の黒田官兵衛が良かった」(60代・男性)「剣裁きは役者の粋を超えている」(70代以上・男性)「演技に深みがある。時代劇に合う」(50代・女性)「アクションでは身体能力も凄く演技に厚みがあるし時代劇でも男気がみれる」(50代・男性)2015年には映画『永遠の0』で第38回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。さらに映画『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をダブル受賞。ダブル受賞は同賞で初めてのことで、また現役のジャニーズ事務所所属タレントの日本アカデミー賞受賞も初のこととなった。■第1位:東山紀之(少年隊)/198票ジャニーズを代表する演技派が上位に並ぶ中、見事に第1位となったのは東山紀之(55)。「必殺仕事人の演技が素晴らしい」(60代・男性)「ストイックで役柄で違う人間になってる気がする」(40代・男性)「時代劇、刑事ドラマ等役に適した演技をしている」(50代・女性)「動きにキレがある」(30代・女性)以上のコメントの通り、2007年から続く『必殺仕事人シリーズ』(テレビ朝日)の演技が多くの方に評価されたよう。このほかにも時代劇には多数出演しており、初めて演じた沖田総司に始まり、源義経、浅野内匠頭、松平容保、藤原道長、足利義満、大岡越前などの歴史上の人物や、光源氏も演じている。◇ ◇ ◇TOP10には重鎮たちが並んだが、2022年1月クールは『ドクターホワイト』(フジテレビ系)にKis-My-Ft2・宮田俊哉(33)、『ファイトソング』(TBS系)にSexy Zone・菊池風磨(26)、『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系)にジャニーズWEST・小瀧望(25)、なにわ男子・大西流星(20)が出演するなど、若手組も大活躍中。1年後にまたこのアンケートを取ったとしたら、まったく違う結果となるかもしれない。今後も俳優として輝くジャニーズたちの活躍に期待したい。【調査概要】実施期間:2022/1/20〜2022/1/21調査方法:WEBアンケート調査調査対象:15歳以上の男女から80・90代男女まで(男性530人、女性470人、計1000人)『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。実施機関:クロス・マーケティング()
2022年02月06日木村拓哉2月5日、兵庫県神戸市の「ワールド記念ホール」にて、木村拓哉のソロツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』の初日が開催された。2年ぶりのライブとあって終始ヒートアップしていた会場だったが、一番の盛り上がりを見せたのがオープニングだった。「歌う際に使う筋肉、喉や声帯も含めてでしょうか、木村さんはこれを“歌筋”という独特の表現をするのですが、間違いなく2年前より鍛えられていたと思います。そしてコロナ禍で“STAY HOME”をすることが多かったでしょうが、身体も引き締まって若々しく見えましたよ。間違いなくあの頃の、メインヴォーカルを務めていた“SMAPの木村拓哉”がそこにいたように感じられました。加えて“あの発言”があったからでしょうか」レコード会社関係者が言う“あの発言”とは、2曲を歌い終わった後にひと息ついては《Yahoo(ニュース)見ましたよ。【木村拓哉ライブツアーに不安。頼みの綱はSMAPの遺産】って書いてあったんだけど……》と突如として、ネットニュースに触れた時のこと。正しくは《木村拓哉“ライブツアーの不安”を吹き飛ばす切り札は「SMAPの遺産」》とのタイトルで、1月31日に配信された『東スポWeb』記事。記事内では“芸能プロ関係者”の言葉として、1stアルバムと比較して、新アルバム『Next Destination』の売り上げ枚数が下がったことを指摘。ソロとしての限界説を唱えるも、ジャニーズに残ったことで公の場でSMAPを歌うことができる木村にとって、この“SMAPの遺産”こそが切り札になる、としたのだった。■うちらの中ではSMAPは財産確かに曲の著作権を保持しているのはジャニーズ事務所であり、退社した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾らの『新しい地図』、ついでに中居正広らはSMAPの曲を歌っていない。片や、2020年2月のツアーでは『夜空ノムコウ』『らいおんハート』『SHAKE』を披露した木村。東スポの指摘もあながち間違いとは言えなそうだが、彼は我慢できなかったのかーー、《勝手に遺産にしてんじゃねえよ!うちらの中でSMAPの曲は“財産”なんだよ!今はこんな時期だし、次はこの曲行くしかねぇな!》SMAPの曲は後ろ向きな遺産ではなく前向きな“財産”として、それは木村だけでなく“うちら”、つまりはメンバー全員の財産だと熱弁。そして歌ったのがSMAPの代表曲の一つであり、またコロナ禍を意識したのか『がんばりましょう』だった。「SMAP解散後は各方面から批判を浴びながらも、反論することなく甘んじて受け入れてきた木村さん。ですが、5人、いや森且行を含めた6人で歌ってきたSMAPを過去のもののように扱われるのが我慢できなかったのでしょう。でも、この発言で『新しい地図』の3人もSMAPの曲を歌いやすくなったのでは? やはりファンはSMAPの曲を聞きたいわけですから」(前出・レコード会社関係者)ライブでは『夜空ノムコウ』、そしてSMAP時代のソロ曲『HA』を披露した木村。約2時間のステージを終えると、《何度も言ってるけど、どんなにしんどくても、ツラくても、悲しくても、絶対にくさるな!! 絶対に負けんな!!》最後まで言葉を送り続けた木村。これはファンだけでなくメンバー、そして自分自身にも充てたメッセージだったのかもしれない。
2022年02月06日稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士、ヘアメイク/金田順子(June)、スタイリスト/細見佳代(ZENcreative)、衣装協力/ボス「今回の作品はまさに王道の大人のラブコメディ。僕の大好きなウディ・アレンのニューヨークを舞台にした恋愛シリーズみたいに、古きよきコメディ映画を思い出すようなテイストもあったりして、すごく楽しいんです。演じる役は当て書きしていただいているんですが、僕が本当に思っているようなことがセリフに書かれていたりして、しゃべるのがちょっと恥ずかしくて(笑)。そこも楽しみにしていただければと思います」1930年代後半のアメリカを舞台にしたミュージカル・コメディ『恋のすべて』が2月11日から上演。稲垣は“一晩で娘を恋に落としてくれ”と依頼される探偵のニック・テイラーを演じる。恋愛ものの舞台は『君の輝く夜に』以来、約2年半ぶりとなる彼に、“恋のすべて”を語ってもらった。■恋も仕事もあまり躊躇しない「恋愛は慎重派というより、意外と積極的な感じかな。僕は女性に落とされた数よりも落としたほうが多いので(笑)。恋愛に限らず自分に興味があることに関しては深掘りするというか、探求していくほうなんです。そういった意味では、恋も仕事もあまり躊躇しないでいくタイプです」ちなみに、稲垣流の女性の口説き方を聞いてみた。「どうだろう……やっぱり、いっぱいお話をするかな。寡黙でクールで、いざというときに口説き文句を言うような、ニヒルな男に憧れはあるんですよ。でも、僕はお話をたくさんして、お友達みたいになってからシュッと落とすみたいな。ある意味、いちばん悪い男のパターンかもしれないです(笑)」そんな恋を探求した先には結婚の2文字があるが……。「探求したらそこにつながらないとダメだよね(笑)。でも、この前の『不可避研究中』で結婚がテーマだったときも繰り返し話したけど、ある程度の独り身の自由というのかな。いま自分の中では幸福感を十分に味わってはいるんですよ。だから、無理に結婚しないのではなく、いつかそういう方向に心が動いたらって感じですね」そう語る一方で、こんな心境の変化も。「願望ってほどではないんですけど、散歩しているときに子どもと手をつないでいるお父さんを見ていると、家族っていいなって思ったりします。昔はそんなこと思い浮かばなかったんですよ。みなさん子どもができると、“何で今までほしいとすら思わなかったんだ”って言うじゃないですか。いまはひとりだけど、誰かのために生きるという未知の経験もしてみたい。そういう意味では、家族のために生きるという時間があってもいいのかなと、最近ふと思ったりするときもあります」【コラム】舞台はアメリカ!「僕の初めてのアメリカはニューヨークで二十歳くらいのとき。それこそ森(且行)くんもいたし、『がんばりましょう』とか出したころだったと思うんです。そのときプロモーションビデオを撮ったり、レコーディングもちょっとしたのかな。あとブロードウェイも見たりもして、本当に強い刺激を受けたのがいまでも心に大きく残っていて。東京も大きな街ですが、スケールの大きさをすごく感じたのが初めてのアメリカの思い出です」ミュージカル・コメディ『恋のすべて』2月11日(金)〜2月27日(日)東京建物 Brillia HALLにて公演出演:稲垣吾郎花乃まりあ石田ニコル松田凌北村岳子羽場裕一作・演出:鈴木聡公式HP
2022年01月28日「憧れの“あのマイク”を持って歌うキスマイのメンバーの姿を見れて本当にうれしかったです」感慨深げにこう話すのは、Kis-My-Ft2の女性ファン。1月から全国ツアー中のキスマイ。その初日となった1月15日の静岡公演で、ファン感涙の“うれしい発表”があったという。「MCで、この日から“白いマイク”を使い始めたことをメンバーが明かしていました。白マイクを持った7人はとても誇らしげでした」(前出・女性ファン)メンバーが歓喜する“白マイク”。それもそのはず、送り主は中居正広(49)なのだ。「昨年8月にデビュー10周年を迎えたキスマイにお祝いの品として中居さんが贈ったものです。10周年を記念してキスマイ全員が昨年9月に出演した『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の収録後に中居さんが渡したそうです。メンバー7人分と故障した際に使えるスペア1本の計8本で、それぞれにメンバーの名字が刻印されているといいます」(音楽関係者)その驚きの金額をライブ制作関係者は明かす。「中居さんが贈ったマイクはドイツの音響機器メーカー『ゼンハイザー』の最高級モデル。名前の刻印代や付属品なども合わせると1本50万円ほどで、総額で約400万円です」中居といえば、これまでジャニーズの後輩グループの“節目”をプレゼントで祝ってきた。「嵐が’20年末をもってグループ活動を休止したときには5人に箸を、昨年11月に解散したV6全員にも一足35万円ほどの高級革靴をプレゼントしています。活動休止の嵐は“箸休め”で箸、解散のV6は“新たな一歩”で靴、と贈り物に中居さんからのメッセージが込められているとみるファンもいます」(前出・音楽関係者)■白マイクに秘められた中居の“大切な思い出”松本潤(38)も、昨年12月にゲスト出演した『金スマ』で自身が受け取った箸について、「2つ対になっているものっていうことにすごく意味を持っているんだろうな」と推察。対して中居は「ごめん。なんの意味もないんだよ。俺、そんな深い人間じゃないんだよ」と否定していた。しかし、キスマイへの白マイクには中居の“大切な思い出”が詰まっているようだ。「白マイクといえば、歌番組やライブでSMAPが使っていたもの。白色を使うアーティストは珍しく、一部では“SMAPの象徴”という声もあります。しかも、白マイクの発案者は中居さんなんです。ライブの演出も担当していた中居さんが、『曲によってマイクの色を変えたほうがいい』『清潔感がある』といった理由で特注したと聞いています」(前出・音楽関係者)愛着のある白マイクをキスマイに“譲渡”した中居だが、そこには彼の“願い”が込められていると、別の音楽関係者は言う。「自身の番組にメンバーをよく招き、派生ユニットである舞祭組のプロデュースも手掛けるなど、中居さんはキスマイを特にかわいがってきました。彼らが出演した『金スマ』では『僕が見たことのない景色を見せてほしい』と伝えています。SMAPが解散した今だからこそ、思い入れの詰まった白マイクをキスマイにプレゼントすることで、『SMAPを超えるグループになってほしい』という思いを伝えたかったのではないでしょうか」最愛の後輩へ“エール”を送った中居。’20年3月末にジャニーズ事務所を退所してからまもなく2年がたつが、人知れず悩みを抱えているという。「最近、中居さんが“ジャニーズに戻りたい……”とよくぼやいているといいます。思った以上に社長としてやることが多く、そのことに苦心しているそうです」(テレビ局関係者)■SMAPで叶えられなかった銀座パレードの夢退所後、中居は自ら立ち上げた個人事務所「のんびりなかい」のタレントと社長業を兼業している。昨年4月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、独立について「絶賛、皆さんにおすすめしますという感じではない。大変ですし」と苦労を冗談まじりに語っていた。今も5本のレギュラー番組を抱える売れっ子の中居だけに、“二足のわらじ”は想像以上にハードなものだったようだ。「番組ではふざけることも多い中居さんですが、素顔はかなりの勉強家。毎回台本を全て頭に入れ、ゲストの出演作や趣味なども必ず調べるそうです。しかし、独立後は書類の整理や、年末になると関係各所へお歳暮を手配し、年度末には確定申告のため税理士と領収書の確認作業を行うなど、社長業に追われる日々だといいます。その結果、本業であるタレント業の準備の時間が取れず、『能力と余力が取られちゃうよ』と周囲にこぼしているそうです。以前、友人のナインティナイン・岡村隆史さん(51)に『絶対に会社は辞めないほうがいい』と言ったそうですが、本音の部分もあるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)多忙な社長業との両立に煩悶する中居だが、キスマイに贈った白マイクにもその“余波”があると、前出の音楽関係者は指摘する。「松本さんが昨年12月に出演した『金スマ』で中居さんは、かつて松本さん、櫻井翔さん(39)との食事会で2人に“嵐が銀座でパレードを行うこと”を提案しようとしたが、踏みとどまったことを明かしていました。中居さんはSMAPでパレードを行いたかったので、“嵐にやられたら悔しい”と思ったそうです。今もSMAP時代に思いを馳せる中居さんが、SMAPの象徴である白マイクをキスマイに贈ったかげにはアイドル業に専念できた“黄金期”への未練もあるのかもしれませんね」解散後も、“SMAPは実家”と語っている中居。ジャニーズ時代の伝説は後輩の“白マイク”で語り継がれることになるはずだ。
2022年01月26日藤原竜也主演の映画『鳩の撃退法』のBlu-ray・DVDが1月19日に発売となる。この度、発売を記念して、特別版Blu-ray映像特典(約96分)より、メイキングの一部(約6分)が特別公開された。本作は『月の満ち欠け』で直木賞を受賞した作家・佐藤正午による「山田風太郎賞」を受賞した名作同名小説が原作。超豪華キャスト&気鋭のクリエイター陣によるまさかの実写化作品だ。小説と現実、過去と現在が交錯しながら進む先の読めない物語が、やがて驚愕の結末になだれ込む。天才作家・津田伸一役を主演の藤原が演じるほか土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ『赤めだか』でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。主演は映画『デスノート』シリーズ、映画『カイジ』シリーズ、『22年目の告白-私が殺人犯です-』など、数々のブロックバスター作品の主演を務めた藤原竜也。共演に、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の土屋太鳳、風間俊介、元乃木坂46西野七瀬、豊川悦司ほか、個性豊かな演技派キャストが競演。監督・脚本は、映画『ホテル・ビーナス』や、ギャラクシー賞ほか賞を総なめにしたTVドラマ『赤めだか』、バラエティ(『ASAYAN』、『SMAP×SMAP 特別編』)、MV(モーニング娘。『LOVEマシーン』)とマルチに活躍するタカハタ秀太。共同脚本にTVドラマ「相棒」シリーズや映画『るろうに剣心』シリーズの藤井清美。音楽はKIRINJIの堀込高樹、主題歌はKIRINJI feat. Awichの『爆ぜる心臓』と様々なジャンルから、気鋭のクリエイター陣が集った。数量限定生産2枚組(本編Blu-ray+特典DVD)の“特別版”は、充実の特典満載。特典映像のメイキング、イベント映像集、作品の謎に迫るデジタルギャラリー、外装特典の特製スリーブケースまでもが、キャストファン垂涎の品であるばかりか、謎多き物語を理解する手がかりになること必至だ。特別公開された映像は、藤原が西野をまさかのハグ&お姫様抱っこする場面や、土屋が言えなかったセリフを明かすなど、見どころ満載だ。全編は特別版Blu-ray映像特典をチェックしてほしい。■リリース情報『鳩の撃退法』1月19日(水)発売<Blu-ray特別版(数量限定生産・2枚組:本編BD+特典DVD)>価格:6.380円(税込)発売【特典内容】本編ディスク:予告集(特報、予告)特典ディスク:メイキング映像、イベント映像集、デジタルギャラリー外装特典:特製ケース(スリーブケース)<DVD通常版>価格:4.180円(税込)
2022年01月19日木村拓哉と娘のKoki,「“信じる”という言葉が、今作業中の作品には大きく要素として関わっていますので、この1文字を選ばせていただきました」1月2日に放送された自身の冠ラジオ番組で、そう語ったのは木村拓哉。この日は新年恒例の書き初めを行い、木村は今年の漢字として『信』をチョイスした。■「キムタク主演」新作ドラマの内容「1月19日にリリースされる2ndアルバム『Next Destination』への思いを乗せた1文字でした。2年ぶりにソロアーティストとしてのアルバム発売ということで、本人はかなり力が入っているように感じます。親交のある『Creepy Nuts』や『BEGIN』、『MAN WITH A MISSION』、山下達郎、平井大など、そうそうたるメンバーが今回のアルバムに収録される楽曲を手がけていることも、彼の中で大きいのかな」(レコード会社関係者)アルバム内には長年、正月特番の『さんタク』(フジテレビ系)でタッグを組み、家族ぐるみで交流の深い明石家さんまも参加している。「さんまは『Born ready』という楽曲で『BEGIN』とともに作詞を担当しました。’20年放送の『さんタク』でさんまが“次にアルバム作るときは作詞させてほしい”と木村に直談判したことがキッカケで、今回のコラボが実現したんですよ」(同・前)今年の木村はアーティスト活動だけではなく、“新しい試み”にもチャレンジすると、ある芸能プロ関係者が明かしてくれた。「4月クールにテレビ朝日系の木曜午後9時枠で放送予定の連続ドラマに、木村の主演が内定したそうです。ドラマ内容は、とある学校のボクシング部で生徒を指導する先生役だと聞いています。年齢を重ね、風格のある役柄が増えてきた木村にピッタリの役ですね。この枠は’18年と20年に木村が主演してシリーズ化された『BG〜身辺警護人』が放送されており、視聴率も好調だったことから“今回はパート3が放送か?”との声が上がっていましたが、最終的には新作を制作することに。同じ役を短い期間で演じ続けることで、イメージが定着してしまうのを嫌ったのかもしれませんね」近年の木村は医者やSPやシェフ、警察学校の教官などをテレビドラマで演じつつ、映画では東京地検のやり手検事やホテルのフロントスタッフとして潜入する刑事など、役の幅を一気に広げている。「昨年12月に発表された『報知映画賞』では、主演映画の『マスカレード・ナイト』で主演男優賞を受賞するなど、俳優としての評価は依然上がり続けている。今や『SMAP』時代のアイドルというよりも“俳優・木村拓哉”というイメージが世間に浸透している印象ですね」(スポーツ紙記者)テレビ朝日に木村主演のドラマについて問い合わせると、「現時点で4月改編についてお答えできることはありません」との回答だった。一方、そんな彼のDNAを引き継いだ木村家の次女・Koki,も近々、女優デビューを果たす。■木村家の演技レッスン「Koki,は、2月18日に公開されるホラー映画の『牛首村(うしくびむら)に主演します。一昨年公開の『犬鳴村』、昨年公開の『樹海村』に続く、“恐怖村シリーズ”の第3弾にあたる作品です。『呪怨』シリーズで有名な清水崇監督がメガホンを取り、Koki,は主人公である17歳の女子高生役を演じます』(同・前)昨年12月に行われた『牛首村』の完成報告会見では、「演じることの楽しさや魅力を感じられるようになったなと思いました」と、主にモデルとしての活動が多かったKoki,が、女優としての手応えを口にしていた。ただ、その会見で木村の名前を挙げることはなかった。「完成した映画を見た姉のCocomiから“頑張ったね”という労いの言葉はかけられたというエピソードは明かしましたが、母親の工藤静香と木村に関しての言及はありませんでした。あくまでKoki,の主演映画の会見ですし、話してしまうとそちらの話題ばかりになってしまうことから、各方面への影響を考えて両親の話はNGになっていたのでしょうね」(映画制作会社関係者)とはいえ、家に帰れば木村は父親であり、俳優としては大先輩。実は、『牛首村』の撮影中、家庭内では父からの“熱烈指導”が繰り広げられていたんだとか。「モデルとしての立ち振る舞いが抜けず、自然広がる田園風景の中でスタイルの良いKoki,は映像的に“浮いて”しまったり、そもそも演技に初挑戦なので当たり前ですが、苦労する場面も多かったようです。そんな中、女優デビューに悩んでいるKoki,を心配した木村が時折、実際の演技指導や俳優としての心構えを教えてあげていたそうです。そのことで少しずつ自信がついていった彼女は無事、主演の務めを果たすことができた。本人も父親の指導にとても感謝していましたよ」(同・前)木村が今年の漢字に選んだように、Koki,も父親を“信じて”、これからも突っ走ってほしい!
2022年01月14日「(徳川慶喜に)なんか似ていると思った。ツイートであげてくれている人がいて、似てるなぁと。メークさんが似て見えるようにしてくれているのかも(笑)」昨年4月、本誌にこう語っていたのは草なぎ剛(47)だ。草なぎが徳川慶喜役として出演した吉沢亮(27)の主演大河『青天を衝け』(NHK総合)が12月26日、最終回を迎えた。SMAP時代から、役者として一目置かれていた草なぎ。しかし’17年9月に『新しい地図』を始動して以降、ドラマ出演は激減。大河出演に至るまでは、舞台や映画を中心に活躍していた。「SMAPはジャニーズアイドルで初めて、『デビュー曲でオリコン1位』を達成することができませんでした。そんな苦い思い出もあり、過去のアイドルとは違ってコントやスポーツにも挑戦。その結果、国民的グループにまで成長することができました。『新しい地図』を始めてから大河に出演するまでの3年半は草なぎさんにとって、いわば“2度目の下積み”でした」(テレビ局関係者)大河出演を報告する際、《大河ドラマ。なかなか大変だけどね。楽しくやってます!》とツイートしていた草なぎ。その演じる喜びを支えたのが、’20年12月に電撃入籍を果たした女性・Aさんだという。「Aさんは草なぎさんのよき理解者で、彼にとって最も優先順位の高いものが仕事だと理解しています。なので、演技に集中できる環境をつくるのが彼女の役目だと考えているそうです。草なぎさんが家で役づくりに集中するときなどは、別室で彼の愛犬たちの相手をしていると聞きます。また、草なぎさんの仕事のこともよく理解しており、草なぎさんのイメージを守るためにも人前に2人で堂々と出かけることはほとんどないそうです。未だ2ショットを撮られたこともなく、草なぎさんと2人で舞台を観劇に行く際も一緒に客席で見ることはなく楽屋で待っているといいます」(舞台関係者)“ステルス妻”の支えを糧に、今後も草なぎの快進撃は続きそうだ。
2022年01月01日